ソニーは、プロフェッショナル向けのハンドヘルド型デジタルワイヤレスマイクロホン『DWM-30』を2025年春に発売します。
デジタルワイヤレスマイクロホン送信機として、本商品をソニーの高音質なデジタルワイヤレスマイクロホンシステム「DWXシリーズ」のラインアップに追加します。
- 製品概要
- 本商品は、放送局や音楽ライブ、コンサートなどプロフェッショナルな音声収録環境で幅広く使用されてきたモデル(『DWM-02N』)の後継機種として、伝送性能が更に向上し、より安定したワイヤレスマイクロホンシステムの運用を実現します。より高音質なCODEC MODE4※1対応や、幅広いバンド(テレビホワイトスペース帯から1.2GHz帯、B帯)それぞれに対応する4モデルを展開します。
- ※1ソニー独自のオーディオコーデックモード
- 主な特長
- 1.伝送性能向上により安定した運用を実現
- 電磁界シミュレーションを活用した設計により伝送性能を向上させ、より安定した運用が可能になります。
- 2. 原音に忠実な音質を実現
- 電気回路およびメカ構造の見直しにより音質を向上させ、CODEC MODE 4との組み合わせで、より原音に忠実な音質を実現します。
- 3. 握りやすいデザインと軽量化・バッテリー持続6時間を実現
- メカ構造の最適化により、握りやすいグリップデザインと、前モデル※2から約10%の軽量化を実現します。(送信機本体の重量比較)またバッテリー持続時間は前モデル※2から約1時間向上し、長時間の運用にも適する約6時間を実現します。(アルカリ乾電池使用時)
- ※2『DWM-02N』
- 4. 最新のコーデック対応と多彩なチャンネル対応
- CODEC MODE 2において1.2msecの低遅延を実現し、新たに高音質伝送と低遅延を両立するCODEC MODE 4 / アナログワイヤレスとの混在運用に適したCODEC MODE 5 (国内B帯のみ)に対応しました。
また、テレビホワイトスペース帯で最大148MHzのワイドバンド / 375kHz チャンネルプランに対応し、1TVバンドあたり最大16チャンネル、1.2GHz帯で最大49チャンネルでの多チャンネル同時接続に対応し、多数のマイクの同時運用が可能となります。
- 5. HIGH GAIN MODE(ハイゲインモード)を搭載
- 通常の設定では感度が足りない場面で+6/+12/+18dB の3段階で音声を増幅することが可能なHIGH GAIN MODEを搭載します。インタビュー時などにマイクが口元から離れて話す場面でも、音声を増幅することで、音が小さくなるケースを解消します。
- デジタルワイヤレスマイクロホン『DWM-30/L』
- (テレビホワイトスペース 低周波数帯域(470-614MHz)対応)
- 発売日:2025年春
- 参考価格:320,000円(税別)
- デジタルワイヤレスマイクロホン『DWM-30/MH』
- (テレビホワイトスペース 中・高周波数帯域(566-714MHz)対応)
- 発売日:2025年春
- 参考価格:320,000円(税別)
- デジタルワイヤレスマイクロホン『DWM-30/G』
- (1.2GHz帯(1240-1252 MHz および 1253-1260 MHz)対応)
- 発売日:2025年春
- 参考価格:350,000円(税別)
- デジタルワイヤレスマイクロホン『DWM-30/B』
- (B帯(806MHz-810MHz)対応)
- 発売日:2025年春
- 参考価格:290,000円(税別)
- 展示のご紹介
- 幕張メッセ(千葉市美浜区)で11月13日(水)から開催されるメディア総合イベント「Inter BEE 2024」にて、本商品を展示します。
- Inter BEE 2024出展案内ページ
- https://www.sony.jp/professional/event/20241113/
- 商品詳細は、下記 URL をご覧ください
- 『DWM-30』商品ぺージ
- https://www.sony.jp/pro-audio/products/DWM-30/