プロフェッショナルカムコーダー
クリエイターが求めるシネマの印象的な映像表現と優れた操作性を実現。Cinema Lineシリーズ最小・最軽量(*)のフルサイズセンサー搭載カメラ
ILME-FX3
希望小売価格581,900円(税込)
※ソフトウェアアップデートをされる方は以下ご一読ください
【Ver.2.00以降のソフトウェアアップデートに伴うご注意】
① アップデート後にカメラ設定が初期値にリセットされます。各種設定の保存機能を使っていたとしても読み込むことができませんので、あらかじめカメラの設定値をメモしておくことをおすすめします。
② ガンマのS-Log2が非搭載となりますので、S-Log撮影時はS-Log3のみとなります。
裏面照射型の35mmフルサイズCMOSセンサーと、最新の画像処理エンジンBIONZ XR(ビオンズ エックスアール)を搭載。裏面照射型構造のセンサーに合わせて、伝送速度が速いCu(銅)配線を採用し、包含するAD変換処理の高速化により、センサーからの高速データ読み出しを実現。最大4:2:2 10bitの4K(QFHD)120p動画記録(*2)や、ローリングシャッター歪みの低減に寄与しています。さらに、忠実な色再現性の向上のため、センサーに最新のカラーフィルターを採用。入射光量に合わせて出力される信号のレベルをセンサー内部で最適化することで、すべての感度領域において高感度・低ノイズ性能を実現しました。低感度側80から102400(拡張時80-409600)の常用ISO感度に加えて、15+ストップ(*3)のワイドラチチュードを達成しています。
*1 ソニーCinema Lineシリーズ内。2021年2月時点。ソニー調べ
*2 QFHD(3840×2160)。約10%画角がクロップされます
*3 S-Log3動画撮影時。ソニー内部測定
FX9およびFX6で好評な、肌の色を美しく見せるスキントーンを中心としたルック「S-Cinetone」を搭載。シネマのようなルックを手軽に再現でき、制作者のさらなるクリエイティブな表現要求に応えます。最高120fps(4K)(*1)のハイフレームレート動画記録にも対応しており、動きのあるスポーツシーンなどを印象的に記録できます。さらに、階調特性を重視したS-Log3を搭載し、上位モデルとの親和性も高めています。また、S-Log3設定時は15+ストップ(*2)という再現域を確保しました。4:2:2 10bit記録のHLG(Hybrid Log-Gamma)にも対応し、撮影した映像をHDR(HLG)対応テレビでHDMI接続し再生することで、カラーグレーディングをせずに黒つぶれと白とびを抑えた、肉眼に近いリアリティーのある映像が楽しめます。10bitの細やかな階調再現性により、従来よりもさらに豊かで高精細な映像表示を実現します。
*1 QFHD(3840×2160)。約10%画角がクロップされます
*2 S-Log3動画撮影時。ソニー内部測定
FX3には、像面位相差AFを搭載。動画時627点(静止画時759点)の像面位相差検出AFポイントは画面の約89%をカバーし、被写体を捉え続けます。もちろん、リアルタイムトラッキングやリアルタイム瞳AFも搭載。細やかなAFトランジション速度、AF乗り移り感度や、液晶パネル上で狙った被写体をタッチしフォーカスを自動追尾させるタッチトラッキング、マニュアルフォーカス中のAFサポートにも対応しています。さまざまな撮影条件下で、安定したAF性能と多彩なフォーカスワークを提供します。
コンパクトな筐体のFX3は手持ち撮影ではもちろん、ジンバルやドローンを装着した撮影の際も高い親和性、機動性を発揮します。また、カメラ本体のグリップは、手持ち動画撮影のための使い勝手を追求し設計しました。安定したホールドに配慮した形状は長時間の撮影でも疲れにくく、多様な装着レンズによる重心バランスの変化にも対応。加えて、同梱のXLRハンドルユニットは、被写体や撮影意図に合わせてよりフレキシブルな撮影スタイルを実現します。さらに、ボディに直接アクセサリーを装着できる取り付け用ネジ穴(*)を、ボディに5カ所・付属のXLRハンドルユニットに3カ所備えており、アクセサリーシューキットを介して外部モニター・レコーダー、外部バッテリー、ビデオライト、エクステンショングリップ、ワイヤレスマイク受信機などの安定した装着ができます。
* アクセサリー用ネジ穴(1/4-20 UNC)はカメラ本体に5カ所、XLRハンドルユニットに3カ所装備。アクセサリー用ネジ穴に周辺機器を取り付けるときは、ネジの長さが5.5mm未満のものを使ってください
ミラーレスタイプの小型デザインと機動性を維持しながらも、動画撮影機としての妥協のない操作性を提供します。グリップ側および上面に使用頻度の高い操作部材を集約。左手でしっかりレンズをホールドしたまま、さまざまな操作ができます。また、RECボタンをはじめ上面の各ボタンはストロークが深く、しっかりと確実な操作ができます。