4K HDR制作のデファクトスタンダードとなりつつあるマスターモニター「BVM-HX310」と同一色域の輝度1000cd/m2*液晶パネルを採用。映像制作ワークフローにおいて、マスターモニターからピクチャーモニターまで一貫した色を再現します。撮影から仕上げまで、より円滑なコミュニケーションにつながります。
撮影
プレイアウト
ライティング調整
VEオペレーション
(映像調整・信号監視)
スイッチング
マスター送出
撮影
CG・VFX制作
オフライン・
オンライン編集
カラーグレーディング
品質確認(QC)
クライアント確認
低輝度領域の再現をサポートする2つの機能を新たに搭載します。
低輝度領域の再現をサポートする2つの機能を新たに搭載します。一つは、全体のコントラストバランスを確認できる「ダイナミックコントラストドライブ」。もう一つは、暗部をマスターモニターと同じように見ることができる「ブラックディテールHigh/Mid/Low」です。
ウェーブフォームモニター(WFM)は、より高精細になり、各種EOTFに応じた目盛りが自動で表示されます。従来の輝度(Y信号)WFM表示に加え、RGB/YCbCrパレードやRGBオーバーレイにも対応しています。WFM・ベクトルスコープ・オーディオレベルメーターを同時に表示できます。
Adobe .cube形式のユーザー3D LUTが適用できます。USBメモリーでモニター本体に30個まで記憶できるため、事前に仕込んでおくだけでなく、撮影現場で作ったLUTをその場で入力し、適用することもできます。
加えて、4分割表示ができるQuad View(クワッドビュー)を使えば、4種のLUTを1画面内で比較できます。
このQuad View機能は、非同期信号にも対応しています。例えば、フレームレートやEOTFの異なるカメラ4台のHD映像を同時表示し、それぞれ異なる表示設定を適用できます。
他にも、タイムコード表示や自由な設定ができるフレキシブルエリアマーカーなど、充実した機能を搭載しています。
入出力は、12G/6G-SDIに加え、3G-SDI Quad-Link 2サンプルインターリーブディビジョン(2SI)とスクエアディビジョン(SQD)にも対応し、あらゆる制作現場で4K表示を実現します。EOTFやカラースペースなど4K制作でより複雑になった表示設定は、ビデオペイロードIDに準じた自動切替も選択できます。加えてHDMI入力も搭載しています。
19インチラックマウントが可能なサイズを実現しました。
18.4型はラックマウントにぴったり収まるサイズ、24.0型はラックのフレームにせり出す形で搭載できます。中継車やマシンルームなど省スペースで効率的な設置ができます。
一方で、ロケ用途にもご利用いただけるよう、24型・18型共にDC 22〜32V駆動(3ピン)に対応しています。大音量ステレオスピーカー(2W+2W)を搭載しており、騒音に負けない音量で確認できます。ファンクションにはAudio Muting機能を割付られ即座に消音できます。
メニュー表示を一新しました。
設定メニューは、各項目を一覧で表示しながら、直感的に切り替えられます。チャンネルをはじめとする一部機能には、名称を追記できます。管理がしやすいように、モニターの設定を一括で保存し呼び出せるSave/Load機能も備えています。
入力や表示切り替えは、チャンネル(CH)切り替え方式を採用。前面コントロールパネルのCH SELECTから、予め設定した30CHを呼び出せます。ファンクションボタンに指定CHを割り当てることで、CHに紐づけられた異なるマーカーやユーザーLUTを即座に切り替えることができます。
HDR-SDR変換ライセンス
「PVML-HSX1」(有償)
*有償オプションライセンス使用時に拡張SDI出力が有効になります
Ver. 3.0以降使用開始時より+240Hまで「PVML-HSX1」を試用できます