営業本部 マネージャー　内海彰男様
プリンターや用紙の耐性に関する造詣の深さには感服しました。UP-DR150を選んでいただけたのは光栄です

「オージョイフル様は、平成14年8月の株式会社ジョイフル朝日様と株式会社オーマート様の対等合併により誕生し、近畿圏内1府4県で都市・近郊型ホームセンター事業を展開しています。植物園芸売り場のビジュアルデザインPOP作成のため、デジタルフォトプリンターUP-DR150を2台導入されました。

●最初は証明写真用のプリンターとして提案していただいたUP-DR150でしたが、商品の説明を伺っているうちに植物園芸売り場のPOPに最適ではないかと考えました。 レーザープリンターやインクジェットプリンターで普通紙に印刷したPOPは、耐水のためにラミネート加工が必要です。さらに、屋外では紫外線の影響で赤系の色がすぐに褪せてしまい、約1週間で取り替えなければなりません。色褪せたPOPは、商品の鮮度も褪せて見えるのです。
UP-DR150の専用プリント用紙はプラスチック素材のため、雨にぬれても破れず、色褪せもしにくいとの説明を受けて、実際に1ヶ月間本社の屋上でテストを行いました。レーザープリンター印刷にラミネート加工したPOPと、UP-DR150で印刷したPOPを比較した結果、UP-DR150ならば雨天や直射日光下でも耐水性に優れ、色褪せもしにくいという結論に達し、導入を決定しました。（内海様）

詳細情報が掲載されたビジュアルデザインPOPは、まるで図鑑の1ページのようです。

オージョイフル様のビジュアルデザインPOPは、従来の商品名と価格だけのPOPではなく、お客様からの質問が多い開花時期や草丈、育成のための情報などの諸項目に加えて、商品写真を掲載したものです。日本オフィスメーション様のパッケージソフト「LALAPOP」をカスタマイズして作成しています。

●植物園芸売り場のある25店舗のうち、最初にビジュアルデザインPOPを試験導入したのは4店舗です。これまでのように従業員に質問するのではなく、お客様ご自身がビジュアルPOPを熟読して、そのままレジへお持ちいただき購入されるケースが増えました。従業員は商品の品出しや手入れ、格下げ品処理などをスムーズに行えるようになり、業務の効率化や売上向上に繋がっています。
何より、お客様がPOPを読みながら、楽しそうに売り場を回遊されている姿がうれしいですね。
お客様にも従業員にも好評だったため、5店舗目に展開している途中ですが、いずれは全店舗にビジュアルデザインPOPを導入したいと考えています。（内海様）

現在は、営業本部ですべてのPOPを作成・プリントアウトし、各店舗に配布しています。POPは1度1店舗分を作成すれば終りというわけではなく、季節や新しい品種に合わせて常に変わるものです。

●将来的には各店舗にUP-DR150を設置し、営業本部で作成したデータをネットワークで配信するようにしたいと考えています。売り場の従業員にあまり負担をかけないようにしたいので、いろいろと検討中です。（内海様）

●UP-DR150の専用プリント用紙は、ランニングコストも非常にリーズナブルです。POPに使用している2Lサイズは、インクリボンを含めて1枚当り約60円です。他社のB6サイズ（2Lとほぼ同等サイズ）の耐水紙ではトナー代を含めると1枚当り100円を超えてしまいますので、コストパフォーマンスが非常に高いと評価しています。
当社では、1シーズンだけでも、1店舗当り400種類の商品を扱います。POPは1種類につき平均して5枚は必要ですから、1店舗用に2000枚印刷することになります。これが4シーズンですから、この差は非常に大きいのです。（内海様）

最後に、ソニーマーケティングやUP-DR150へのご意見をお伺いしました。

●印刷品質には大変満足していますが、印刷時の音がもう少し小さくなるといいですね。
また、UP-DR150はデジタルフォトプリンターなので、用紙のサイズがLや2Lなど写真規格ですが、POPを作成するアプリケーションソフトやPOPを入れるスタンドはB6で文具規格です。ソフトで作成したPOPをそのまま印刷すると、2Lサイズでは端が少し欠けてしまいます。
現在はソフトのユーザー登録でサイズ設定して使っていますが、POP作成アプリケーションの標準設定でUP-DR150が使えるといいですね。（内海様）

貴重なご意見をありがとうございました。