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DVCAM

DSR-2000
DVCAMレコーダー

DSR-2000

商品の特長

先進のテクノロジーをベースに基本性能をさらに充実

⇒DVCAMフォーマットの特長はこちら

定評あるクイックレスポンスメカニズムを採用し、スムーズで、スピーディな操作が可能。ジョグやサーチによる編集ポイントの位置決め、再生時の音の立ち上がりをスピードアップするとともに本体前面のコントロールパネルには応答性に優れたジョグ/シャトルダイアルを備え、快適な操作環境を提供します。

DSR-2000は、家庭用DVのSP/LP記録テープ、DVCPROテープを含む各種25Mbps DV記録テープの再生をサポート。スタンダード、ミニ、DVCPRO Mカセットにアダプター
なしで対応するとともに、記録フォーマットを自動的に検出して再生を行います。

記録フォーマット表示
記録フォーマット表示
  • ※DSR-2000の記録フォーマットはDVCAMフォーマットになります。
テープ互換概念図
テープ互換概念図

制作環境の効率化をサポートする新機能を装備

DSR-2000は、家庭用DVのLP記録、DVCPROを含む各種25MbpsDVフォーマットに対応したノイズレススロー再生機能を備えています。±1倍速までのスローモーション映像を1%きざみでノイズレス再生可能なため、家庭用DVテープやDVCPROテープをダビングなしに、そのまま編集用素材として活用することができます。

ノントラッキング再生機能とは、2つのヘッドを1組として、2組のヘッド(4ヘッド)でトラックをトレースし、データを読み取って再生する機能です。例えば万一テープ上の記録トラックが曲がってしまい、1組のヘッドではデータを読み取れない場合でも、もう1組のヘッドで補完したデータと合成して再生することができます。これにより、気温の変化や、落下、衝撃などによるカメラのダメージなどで、状態が悪くなったテープ(ブロックノイズ発生、タイムコードが読み取れない、音声が途切れるなど)でも通常どおり使用することができます。

  • ※すべてのテープにおいて保証するものではありません。

編集用VTRとしての使いやすさを追求し、ハイクオリティなノイズレスジョグオーディオを実現。家庭用DVのLP記録テープ、DVCPROを含む各種25Mbps DVフォーマットに対応するとともに、ピッチコントロールON/OFFの2つのモードが選択できるため、ジョグオーディオによる編集点のサーチが容易に行え、効率のよい編集作業をサポートします。

再生時にテープの再生状態をLED表示で知らせる、チャンネルコンディションモニター機能を装備。コントロールパネル上のLEDをモニターすることによって、テープの再生状態をチェックできるため、常に安定した編集環境を提供します。

LED表示
LED表示

DSR-2000は、DMC編集機能を装備しており、本体コントロールパネルの操作ボタンで指定したスロー範囲、スロースピードで外部VTRをコントロールすることが可能です。これによりスロー編集がVTR2台で行えます(プレーヤー側にはDMCに対応した機種が必要です)。
プレーヤー側にDSR-2000を使用すれば、各種25Mbps DVフォーマットテープを±1倍速までのスロー編集素材として使用可能です。
また、再生・送出時のスローポイント、スロースピードを指定するDMC再生機能も備えており、プレーヤーから直接スローモーションピクチャーの再生が可能です。

概念図
概念図
操作ボタン
操作ボタン

映像はカラーバー、またはブラックバースト、音声は1kHzオーディオ基準信号または無音のシグナルジェネレーターを内蔵。ベーステープの作成が、簡単な操作で行えます。

DSR-2000は、各種入力信号の選択を行うセレクトボタンを装備。コントロールパネル上のボタンを押すことによって、入力信号を選択することができるとともに、選択された信号の種類をインジケーターで表示します。

インプットセレクト部分
インプットセレクト部分

メニュー画面は、コントロールパネル上のMENUボタンによって呼び出し可能。画面表示を確認しながら各種設定が行え、的確なオペレーションをサポートします。

Audio MIX/SWAPメニュー画面
Audio MIX/SWAPメニュー画面

内蔵のタイムコードジェネレーターで発生するVITC信号をTCと独立して記録可能。入力ビデオ信号にVITC信号が挿入されている場合、DSR-2000にそのまま記録されます。また出力ビデオ信号にVITC信号またはTCを変換したVITC信号のいずれかを付加して出力することができます。

多様なシステムアップにフレキシブルに対応

RS-422A(×2)やAES/EBUオーディオ、SDI、SDTI(QSDI)など各種インターフェースを標準装備。また、オプションのi.LINK入出力ボードDSBK-190を利用することにより、i.LINK入出力にも対応可能です。

⇒i.LINK対応情報はこちら

  • ※DVCPROテープ再生時は、アナログとSDI出力のみ有効です。

DSR-2000は、ビデオプロセスコントロール機能を内蔵しており、ビデオ出力レベル、クロマ信号出力レベル、セットアップレベル、クロマ位相の調整が本体から可能。調整はアナログ出力だけでなく、SDI出力にも有効です。

  • ※プロセスコントロールとは、アナログVTRのTBCコントロールに相当します。

AC電源は、100−240Vまで対応。海外での使用時にもコンバーター無しで使用可能です。

DSR-2000は16 : 9 ID信号に対応しており、ワイド画像情報の記録および再生が可能。ワイド画像情報を含む映像の記録/再生時は、ワイド画像情報を含むビデオ信号を出力します。

◆クリップリンク対応
◆レックインヒビット・キーインヒビット

広範なアプリケーションで運用が可能

標準装備のSDIを使用し、ベータカムSXやデジタルベータカムとの編集システムが構築できます。これにより、上位フォーマットで、家庭用DVフォーマットの素材をダイレクトに編集することが可能になります。

オプションのDSBK-190を使用し、DSR-570WSなどのi.LINK付カムコーダーとの編集精度±0フレームのカット編集システムが構築できます。

標準装備のSDI入出力を使用することにより、DMEスイッチャーDFS-700Aともシステムアップが可能。
プリリード、ワイド信号にも対応するコストパフォーマンスに優れたA/Bロール編集システムを構築できます。