高精細、広視野角特性と高速応答のLCDパネルを搭載。10ビット画像処理エンジンにより、鮮明で滑らかな階調表示を実現します。
BVMシリーズ(マスターモニター)の色再現性を追求した“ChromaTRU”を搭載しています。
ベゼルの細いコンパクトな外形、軽量かつ堅牢なアルミ筐体は、壁やラックへのマウントにも適しています。放送中継車への重量負担も軽減され、空間を効率的に利用できます。
映像入力には、アナログコンポジット信号に加え、2系統の3G/HD/SD-SDI、およびHDMIのデジタル入力を標準装備しています。
モニタリングでは設定変更、画質調整の機会が多くなります。コントロールパネルを前面に配置し、ロータリエンコーダーつまみと自照式のアサインボタンにより、低照度環境でも軽快な操作性を実現しています。
外部リモート機能を利用して、モニターの画面上にソース名やタリー情報を表示させることができます。
SDI信号上のタイムコード情報を画面に表示することができます。
ビデオ信号入力時に0%(*)スキャン(ノーマル)、5%オーバースキャン(オーバー)、ズーム(フルスクリーン)の画面サイズが選択できます。また、信号のピクセルをパネルのピクセルに1:1でマッピングするネイティブ(ドット・バイ・ドット)表示機能を搭載。表示領域の中央部と四隅を切り換えて全てのピクセルを表示することができます。
・インターフィールド(出荷設定):前後のフィールドを演算し高画質で表示します。
・フィールドマージ:偶数・奇数のラインを交互に組み合わせて表示します。静止画やPsF信号に最適です。
・ラインダブラー:同じラインを2度表示します。処理時間が短く、ラインフリッカー確認に有効です。
・インフィールド(*):1080iのSDI信号を1フィールド未満の処理時間で高画質で表示します。
VESA(100×100mm)に準拠します。EIA19インチラックへも搭載できます。マウンティングブラケットが同梱されています。ただし、ラック内には収まりません。
簡易スタンドが同梱されています。また、チルト機能および高さ調節機能のついた別売のモニタースタンドSU-561を装着することもできます。
入力信号の波形やオーディオレベル(エンベディッドオーディオのみ対応)、ベクトルスコープを画面に表示できます。ウェーブフォーム選択時はラインを表示させ、ライン位置の波形を表示や、20IRE部分の拡大表示が可能です。また、ベクトルスコープ選択時はターゲットを75%と100%に切り替えが可能です。
ユーザーコントロールメニューでの上限値以上にアパーチャーの値を上げ、画像の輪郭をはっきりさせます。フォーカスがあった部分に色を付けて表示することもでき、素早く正確なフォーカス合わせが可能です。
・キャリブレーション機能搭載
・スクリーンメニュー表示機能
・色域変換機能
・メニュー表示言語の選択(日本語対応)
・各種(*1)マーカーの切り換え表示
・キーロック機能
・クローズドキャプション表示(*2)(*3)