Windows98上においてMD Editorを起動したときに「ケーブルの接続を確認してください」が表示され正常に起動できないことがあります。また、この時"COMの設定ウインドウ" が表示され他のCOMポートに切り替えても動作しないことがあります。
このような場合、動作させるための方法と関連情報を述べます。
現在までに確認されている対応方法
○Windows98のインストールまたはUpgradeにより、COM Noの設定がBIOSで設定されたものと違って認識されている
以下の操作を行って、COMポートの再認識を行います。
○Windows98上でCOMポートの認識は正常に行われているが、使用不可になっているCOMポートがある
以下の操作を行って、COMポートの再設定を行います。
○Active Desktop表示がONになっている
以下の操作を行って Active Desktop を一度OFFにします。
○NEC製PC-98で動作しない
通信ポート1が正常に動作していない場合があり、以下の操作を行って通信ポート1を削除します。
○デスクトップパソコンでPCMCIAカードアダプタを使用している
COM1、COM2と認識されていた通信ポートがPCMCIAカードアダプタにPCMCIAカードを差すとCOM1、COM3となる場合があります。この場合以下の操作を行って通信ポートの認識を元へ戻します。
その他の関連情報
○IrDAに関して(デスクトップパソコン)
IrDAポートに対応したパソコンにWindows98をインストールすると、IrDAドライバが自動的にインストールされ、COMポートとしてIrDAが登録されることがあります。MD Editorは、起動時に空いているCOMポートをオープンしますが(オープンできない場合は、COMポートの選択画面が表示される。)IrDAに使用されているCOMポートは認識出来ずにオープンしてしまいます。そのため、オープン出来ても通信エラーとなることがあります。この場合、未使用のCOMポートを使用してください。(ノートパソコンは、MD Editorで選択するCOM1,2,3,4以外にIrDAが振られるので問題は起きません。)
○常駐型RS-232Cドライバに関して
タブレットなど232Cドライバが常駐する周辺機器については、COMポートを兼用にして使用することは出来ません。兼用して、MD Editorを使用する場合は、常駐するドライバをOFFにしてお使いください。