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DVD Tech
ハイクオリティなディスク再生を支える、ソニーのDVDプレーヤーに共通したテクノロジー。


●より正確かつ安定した信号読み取りがすべての始まりと、ソニーは考えます。
●高精度10ビット27MHz映像 処理回路、コンポーネント映像出力など、
徹底した高画質設計 を行ってい ます。
●デジタルシアターで見る楽しみ、使いやすさが大きく広がる多彩な機能と
快適操作を獲得しています。


●より正確かつ安定した信号読み取りがすべての始まりと、ソニーは考えます。
■DVDもCDも高い信頼性で信号を読み取れるソニー独自の独立デュアルピックアップ。

[DVP-S7000/S501D/M30]
物理特性の異なるDVDとCDの各ディスクから高精度に信号を読み取るため、ソニーでは独自に開発した「独立デュアルピックアップ」を全モデルに搭載。DVDとCD系にそれぞれ専用化した2基の光ピックアップを設けることで、ピックアップの特性を妥協なく追い込めるとともに、複雑な切り替え機構も必要としないため、きわめて信頼性の高い正確な信号読み取りを実現しました。
独立デュアルピックアップ
■信号読み取り時のエラー発生を大幅に低減する
 新開発デジタルRFプロセッシングLSI。


[DVP-S7000/S501D/M30]
光ピックアップ出力の直後から、PLL(位相ロックドループ)まですべてデジタル処理する新開発の「デジタルRFプロセッシングLSI」を搭載。この処理では、特定のエラー処理に加えて、PLL回路を通過する信号を統計演算することで、CPUがRF信号の品質をジッターデータとしてつねに監視し、光ピックアップのフォーカスサーボ、チルトサーボ、RF信号処理用のフィルターをディスクごとに適応してコントロールします。これにより、高密度記録のDVDにおいてもきわめてエラーレートの低い信号読み取りを実現しています。

デジタルRFプロセッシングLSIによるデジタル処理

■ディスクのソリに対して高い追従性を発揮し、安定した再生を実現するチルトサーボ機構。

[DVP-S7000/S501D/M30]
実際のディスクには微妙なソリがあり、光軸とディスク面の角度は刻々と変化しています。この変化を検出し、つねにディスク面に対してレーザービームが直角に当たるよう、光ピックアップを追従させるのがチルトサーボ機構。これにより、ディスクごとのソリの状態に左右されない安定した再生能力を獲得し、さまざまな条件におけるDVDプレーヤーの読み取り能力を大きく向上させています。
チルトサーボ イメージ図

チルトサーボ機構

■快適かつスピーディな操作フィーリングを生む高速アクセス対応の高信頼性メカデッキ。

[DVP-S7000/S501D/M30]
DVDならではの、マルチアングルなどの機能を生かしたインタラクティブな内容のソフト。こうしたソフトの再生では、見たい映像や音声のデータが記録されている位置に光ピックアップを素早く移動させる必要があります。ソニーでは、アクセス速度、耐久性ともにコンピューター用途に準じたメカデッキを開発し、すべてのモデルに搭載。高い信頼性と快適な操作フィーリングを実現しています。


●高精度10ビット27MHz映像 処理回路、コンポーネント映像出力など、徹底した高画質設計 を行ってい ます。
■ディスクの映像情報を細部まで忠実に再現する高精度な10ビット・27MHz
映像処理回路と映像D/Aコンバーター。


[DVP-S7000/S501D/M30]
DVDフォーマットのデジタルコンポーネント(Y色差)信号では、成分である輝度信号Y、色成分のCbとCrをそれぞれ8ビットで表現しています。
この信号を最終的にアナログの映像信号としてテレビに出力するには、出力信号の形態に応じてデジタル演算による処理を行ったうえでD/A変換することが必要です。しかし、この演算処理を8ビットのデータのままで行うと、誤差が生じ、微細な信号の欠落につながる可能性があります。そこでソニーでは、演算処理の前に量子化8ビット、サンプリング周波数13.5MHzのデータを、より高精度な演算が可能な10ビット・27MHzデータに変換。余裕をもって処理を行うことで、映像情報の欠落を防いでいます。さらに、映像D/Aコンバーターにも、10ビット処理の精度をそのまま生かせる10ビット・タイプを採用。ディスクに記録された映像情報の細部まで忠実に再現します。

高精度10ビット処理による映像データ処理プロセス

■ソニー独自の4タップ垂直フィルターによる高画質レターボックス変換回路。

[DVP-S7000/S501D/M30]
アスペクト比16:9の映像を4:3のテレビで見る場合に用いられるレターボックス再生。この場合、480本の有効走査線で表現されていたオリジナル映像を黒帯部の走査線を除いた360本の走査線数に変換する必要があります。ソニーでは、この変換回路に4タップ垂直フィルターを採用。これは上下各2本、計4本のオリジナルの走査線を高速演算して新たな走査線を生成するもので、上下2本の走査線から生成する一般的な方式に比べ、より特性の揃った走査線が得られます。これにより、チラツキ感が少なくなり、目にやさしい画質でレターボックス再生が楽しめます。
■DVDの高画質映像をより忠実に再現できるコンポーネント(Y色差)映像出力端子。

[DVP-S7000/S501D/M30]
DVD-Videoでは、映像データはコンポーネント信号形式でデジタル記録されており、DVDプレーヤーとディスプレイをコンポーネント信号で接続することで、DVDの映像クオリティをより忠実に再現することが可能です。アナログコンポーネント映像出力端子は、コンポーネント信号をダイレクトに入力できるDVD(コンポーネントビデオ)入力端子を装備した多彩なディスプレイ機器*と別売のコンポーネントビデオコードで接続して、色のキレのよい、より美しい高品位なDVDの映像再生がお楽しみいただけます。なお、コンポーネント信号を出力中でも、S映像/コンポジットビデオ信号を同時に出力しています。

*ソニーのハイビジョンテレビ“ベガ”シリーズ、LCDプロジェクションテレビKL-43HDF/50HD2など。

コンポーネント(Y色差)映像出力端子(DVP-S501D)

コンポーネントビデオコードYMC-DVD20G/50G



●デジタルシアターで見る楽しみ、使いやすさが大きく広がる多彩な機能と快適操作を獲得しています。

■正・逆両方向ともになめらかな動きで、
見たいシーンを探しやすいスムーズIPサーチ。


[DVP-S7000/S501D/M30]
DVDの映像データは、通常I/P/Bという3種類のピクチャーで1つのグループを構成しています。このうちIピクチャーのみが原画の1画面の映像情報を持っており、PピクチャーとBピクチャーは差分および補間データです。このようなデータ構造をもつDVDで早送り、早戻しの画像サーチを行う場合、Iピクチャーだけを映し出す方法が一般的ですが、Iピクチャーだけだと静止画を次々とめくる感じになり、時間の前後の経過も分かりづらくなります。ソニーでは高速の演算処理により、Iピクチャーに加えPピクチャー画像も表示する正・逆両方向の「スムーズIPサーチ」を実現。画像の動きがなめらかになり、場面の進み具合もより容易に把握することができます。さらに2倍速再生では表示される画像に対応した音声も再生*。より分かりやすく見たい場面をサーチ可能です。

*アナログ音声(2ch)出力時のみ。

スムーズIPサーチの画像再生の概念図

■フルフレームのスロー再生やコマ送りも正・逆両方向で可能。ホームシアターの楽しみを広げる多彩な変速再生。

[DVP-S7000/S501D/M30]
映画やアニメの好きなシーンをスロー再生でじっくり楽しむ。コマ送りでカメラワークの妙味を堪能する。そんなホームシアターならではの楽しみを広げるのが変速再生機能。フルフレームによる正・逆両方向のスロー再生が可能です。また、コマ送りでも正方向はもちろん、逆方向でもフレーム単位で可能。しかも、例えば2倍速サーチからスローへと変速再生を続けて行う場合でも、画像の乱れがなく、リモコン操作で高品位な変速再生を意のままに操れます。
■それぞれの映像に適した静止画再生を
自動的に選択する「オートモード」ポーズ再生。

[DVP-S7000/S501D/M30]
元のソースがフレーム単位(ノンインターレース)の場合は自動的にフレームポーズで再生。映画やアニメソフトで、通常の再生と同等の細密な画質のポーズが楽しめます。また、元のソースがビデオ撮影などのフィールド単位(インターレース)の場合はフィールドポーズとなり、ブレのないポーズ再生を行います。加えてDVP-S7000/S3000には「フレームモード」も用意。「フレームモード」ではいずれのソースのソフトでも強制的にフレームポーズさせます。
フィールドポーズ/フレームポーズ
■グラフィカルなメニュー画面を駆使した
コンピューター・ライクな分かりやすい操作性。

[DVP-S7000/S501D/M30]
メニューの選択には、コンピューター・ライクなGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を幅広く採用。高品位なメニュー画面を見ながら、画面上のカーソルをリモコンで操って希望の項目の選択・設定が行えます。
メニュー画面(DVP-S501D)
■映像のデータ量の変化を画面に表示する
ビットレート・インジケーター機能。

[DVP-S7000/S501D/M30]
DVD-Videoでは、映像ソースをMPEG2で画像圧縮する際に、画像の状態の変化に合わせてデータ量を割り当てる可変転送レートという技術が使われています。ビットレート・インジケーターは、この刻々と変化する映像のデータ量の目安を画面上に表示。DVDの高画質技術の一端をお楽しみいただけます。



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