DRU-510A
を使用中、気になる不具合や、故障かな?と思われる症状が発生した場合は、相談窓口にご相談になる前に以下の内容をチェックしてください。
また、このページの他、FAQ(よくあるお問い合わせ)のページ内容も併せてご覧ください。
それでも具合が悪い時は、お買い上げ店または指定の相談窓口にご相談ください。
修理に関するお問い合わせは、お近くのサービスステーションにご相談ください。
読み込み速度変更ソフトウェア「DSS(Drive
Speed Selector)」について
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◆ドライブがコンピュータに認識されない、または、正常に動作しない
・電源プラグやインターフェースケーブルが接続されていない可能性があります。
「クイックスタートガイド」を参照し、正しく接続されているかどうか確認してください。
また、接続部分がしっかりとドライブやパソコン本体に接続されていることを確認してください。
・インターフェースケーブルの極性が逆に接続されている可能性があります。
「クイックスタートガイド」を参照し、ドライブの1番ピンとパソコン側の1番ピン同士が正しく接続されているかどうか確認してください。
・「Master」「Slave」の設定が正しく行われていない可能性があります。
「クイックスタートガイド」を参照し、ドライブ背面の環境設定ジャンパーで正しく設定を行ってください。
・ドライブの「Master」「Slave」の設定に合わせてパソコン側を設定する必要がある場合があります。
パソコン側では、BIOS
や内蔵ハードディスクドライブのジャンパーの設定を変更する場合もあります。
パソコン本体の取扱説明書を参照するか、パソコンの製造・販売元の相談窓口にご相談ください。
◆イジェクトボタンを押しても、ディスクのイジェクトができない(トレイが出てこない)
・ドライブ (パソコン)
の電源がオフの時は、イジェクトボタンを押しても取り出せません。
・書き込み動作中は、イジェクトボタンを押しても取り出せません。ご使用のライターソフトウェアの操作方法に従って取り出してください。
・何らかの原因でパソコンがハングアップしている可能性があります。パソコンを再起動させてください。
・どうしても取り出せない場合は、緊急イジェクト穴に細い棒を差し込んで取り出してください。
◆ディスクを入れたのに音とびしたりデータが読めない
・ラベル面を上にして、ディスクを入れていない可能性があります。
・使用できないディスクの可能性があります。マニュアルの「使用できるディスク」をご覧ください。
・ディスクが汚れている可能性がありますのでお手入れをしてください。
・ディスクにキズがある場合がありますので、本ドライブに異常がないことを確かめるために、別ディスクに取り替えてみてください。
・本ドライブやディスクが結露している場合があります。ディスクを取り出して約1時間放置してください。
結露がおさまったら、再度お試しください。
・ご使用のパソコンによっては、DMA転送に対応していないものがあります。FAQ(よくあるお問い合わせ)のページを参照し、DMA転送の設定を無効にしてください。
◆DVD
ビデオ再生時、リージョンコードが合致せず再生できない
DVD ビデオ(DVD
ディスク)は、リージョンコード(Region Playback Control
規格(RPC
規格))の設定によって、再生が保護・管理されています。DVD-ROM
ドライブを使用して、DVD ビデオを再生するためには、DVD
ディスクに表示されたリージョンコード、DVD-ROM
ドライブのリージョンコード、DVD
ビデオ再生ソフトウェアのリージョンコードのすべてが一致している必要があります。
DRU-510A
のリージョンコードは、ドライブ側で設定されておらず、ディスクを入れた際に、ソフトウェア側で設定する仕組みとなっております。
リージョンフリー(リージョンコード制限なし)のディスクの場合、設定が出来ずに「リージョンコードが合致せず・・・・」のエラーが発生する可能性がありますので、まず初めにリージョンコード2(日本向け)のディスクを入れて、リージョンコードを設定してください。
◆重要◆
DRU-510A
では、リージョンコードの設定を、初回の設定を含めて合計5回まで行うことができます(RPC
Phase2
規定)。5回目以降は、5回目に変更したリージョンコードに固定され、設定が変更できなくなります。この場合、再生できるのは、5回目に設定したリージョンコードが表示されているDVDビデオのみとなります。
※6回目以上のリージョンコード変更を行いたい場合には、ソニーの修理ご相談窓口(ソニーサービスステーション)にて、有償で受け付けることが可能です。
◆データが 4GB 以上のマルチボーダー(マルチセッション)DVD
で、2番目以降のボーダーが読み取れない
Windows 2000 および Windows XP では、マルチボーダー(マルチセッション)で作成された DVD のデータのサイズが 4GB
を超えると、ボーダーの組み合わせにかかわらず、最初のボーダーしか読み取れません。
この問題については、以下のマイクロソフト社のホームページ上で案内されていますので、詳しくはこちらのページをご参照ください。
◆書き込みができない、書き込みエラーが発生する
・書き込み速度を低倍速に設定している場合、高倍速に設定を変更してください。使用するディスクによっては、高倍速での書き込みに最適な場合があります。
書き込み速度の設定変更は、ライターソフトウェアで行います。
・Power-Burn を「OFF」に設定してお使いの際、書き込みエラーが発生する場合には、以下をお試しください。
1. |
パソコン (CPU)
の処理速度が遅い場合は、書き込み速度を低倍速に設定してください。 |
2. |
パソコンのスクリーンセーバーが動作しないように設定を切ってください。 |
3. |
ライターソフトウェア以外のソフトウェアを終了させてください。
他のソフトウェアが動作していると、データ転送レートが極端に低くなり、データの書き損じが起こるおそれがあります。 |
4. |
常駐型のディスクユーティリティーや、ディスクのアクセスを高速化するユーティリティーなどは終了させてください。 |
5. |
ハードディスクのフラグメンテーション
(ファイルの断片化) が原因の場合があります。
ハードディスクのデフラグを行ってください。デフラグは、Windows
の「アクセサリ」の「システムツール」などを使用して行います。 |
6. |
オンザフライ書き込み(DVD/CD
リライタブルドライブと、別の CD-ROM ドライブなどを使用してディスクからディスクに直接データを書き込む方式)を行っている場合は、オンザフライの設定を解除してください。
または、いったんハードディスクにデータをコピーし、ハードディスクから書き込みを行ってください。
オンザフライ書き込みでは、CPU 速度、メモリ量、読み出し側ドライブの転送速度など、多くの要因から影響を受け、システムによっては書き込みエラーが発生する場合があります。 |
◆DVD-R ディスクへの書き込みに失敗する
お使いのコンピュータのチップセットによっては、DMA
モードでは、DVD-R
ディスクへの書き込みに失敗する場合があります。
この場合には、FAQ(よくあるお問い合わせ)のページを参照し、DMA転送の設定を無効にしてください。
◆「DLA」を使用して DVD-R、DVD+R、 CD-R
ディスクに書き込みができない
付属の「DLA」は、DVD-R、DVD+R、CD-R
ディスクへの書き込みには対応していません。DVD-RW、DVD+RW、CD-RW
ディスクへの書き込みのみ可能です。
◆パソコン起動時に障害が出たり、ライターソフトウェアが正常に動作しない
すでに他のパケットライト方式のライターソフトウェアがインストールされているパソコンに、付属のライターソフトウェアをインストールすると、正常に動作しない場合があります。
他のパケットライト方式のライターソフトウェアはあらかじめアンインストールしてください。パソコンによってはプリインストールされている場合もありますので、ご確認ください。
◆DVD
ディスク作成時エラーが発生し、作成できない(「MyDVD」使用時)
映像と音声の圧縮形式をご確認ください。「MyDVD」対応の圧縮形式は、以下の通りです。
映像 |
MPEG1/MPEG2/AVI/DVDレコーディングフォーマットムービー(.vro)
フレームサイズ720*480(ntsc)720*576(pal)(最大) |
音声 |
AIFF(.aif/.aiff)、WAVE(.wav)、MPEG1 Layer2(.abs/.mpa)、MPEG1
Layer3(.mp3) |
詳しくは、「MyDVD」のサポートホームページ(http://www.sonicjapan.co.jp/support/index.html)を参照してください。
◆DVD
ディスクに書き込みをする際、データ容量が 4.7GB 以下なのに容量が大きすぎるというメッセージが出て書き込みが出来ない
「DVD ディスクの容量は4.7GB」という表現をする場合、1GB = 1,000,000,000バイト
の意味になります。一方、Windows のエクスプローラなどのソフトウェアでファイルサイズやディスク容量を表示する場合は 1GB =
1,024x1,024x1,024 = 1,073,741,824バイト の意味になります。
従って、DVD ディスクの4.7GB容量に収まるデータ容量を Windows のエクスプローラの表示方法で表すと、4.7 / 1.073741824 =
4.377GB となります。
4.377GB以内のデータファイルまたはフォルダを用意してお試しください。
◆「DSS」を起動してもエラーが発生して起動しない、また、「DSS」が起動してもドライブを認識できなかったり状態変更ができない場合がある
対象ドライブを認識できない状況にあります。認識できない状況としては、以下の場合が考えられますので、それぞれの対策に従って操作してください。
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状況 |
対策 |
1. |
ドライブがパソコンに接続されていない。 |
ドライブをパソコンに接続してください。 |
2. |
ドライブに付属以外のアプリケーションがインストールされている。 |
ドライブに対してコマンドを送ると考えられるアプリケーション
(ライティングソフトウェア及びパケットライティングソフトウェア)をアンインストールしてください。
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3. |
ドライブが接続しているポートのドライバーにマイクロソフト社製以外のドライバーが使用されている。 |
マイクロソフト標準のドライバーをお使いください。 |
4. |
ドライブに付属の「DLA」がインストールされている。 |
ドライブに付属の「DLA」がインストールされていると正常に動作しないことがあります。最新版の「DLA(4.0以降)」をお使いください。 |
5. |
Windows 98SE/Me で DLA
フォーマットのディスクがドライブに入っている。 |
ディスクをドライブから取り出してください。 |
◆速度の設定が気が付くと標準設定に戻ってしまう
ドライブの電源 OFF 、スタンバイ/休止状態、リセット等をした場合、「DSS」で設定した速度設定は、標準設定に戻ります。
速度設定を保持したい場合は、メニューの「その他設定」-「速度設定をドライブに保存」を行ってください。
◆パソコン本体のスピーカーから音楽を再生したい
Windows
の設定によって、音声の出力先を変更します。
Windows XP、Windows 2000 および
Windows Me の場合 |
[スタート]ボタン−[設定]−[コントロールパネル]−[システム]を開き、[デバイスマネージャ]タブを表示させます。(Windows XP
および Windows
2000 の場合は、[ハードウェア]タブで[デバイスマネージャ]ボタンをクリックして「デバイスマネージャ」ウィンドウを表示させます。)
[CD-ROM]にある「DRU-510A」をダブルクリックし、[プロパティ]タブで[この
CD-ROM デバイスでデジタル音楽 CD
を使用可能にする]チェックボックスをチェックすると、パソコン本体のスピーカーから音楽を再生することができます。
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Windows 98 Second Edition の場合 |
[スタート]ボタン−[設定]−[コントロールパネル]−[マルチメディア]を開き、[音楽
CD ]タブで[この CD-ROM デバイスでデジタル音楽 CD
を使用可能にする]チェックボックスをチェックすると、パソコン本体のスピーカーから音楽を再生することができます。
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※パソコンによっては、この設定に対応できない場合があります。
◆いままで正常に使用できていたが、ある時期から動作が不安定になった
何らかのアプリケーションをインストールしたあとに動作が不安定になった場合は、そのアプリケーションを一度アンインストールしてください。
それで症状が回復した場合は、そのアプリケーションの使用やインストールを控えてください。
※Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標です。
その他、各社名及び各商品名は、一般に各社の商標または登録商標です。なお、本文中ではTM、®マークは明記していません。
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