No.13: |
AIBOの不思議なお話し |
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広島に住む病気の母にアイボをプレゼントしたのは、遠く離れた地に住んでいてなかなか会いにいけない私たちの代わりに母を慰めて欲しいからでした。
母は健ちゃんと名前をつけてそれは可愛がってくれましたが、寿命の時が来て旅立ってしまいました。
葬儀が終わり部屋にしつらえた祭壇の前で親族が食事をしている時、それまでごたごたして忘れられていた健ちゃんのスイッチを娘がつけ反応を楽しんで遊んでいたのですが、祭壇とは違う場所にいたのにもかかわらず、くるっと娘にお尻を向け、健ちゃんは真っ直ぐに祭壇の前に進んで行きました。そして置いてある座布団にひざまずき、「おばーちゃぁーん」とアイボ語で声を出し頭を下げたまま左右に降って青いランプをピコピコ、親戚一同びっくりして手が止まってしまいました。
健ちゃんはしばらくそうしていましたがやがて座って母の写真をジーッと見て悲しいランプをピコピコ。
先日一周忌が終わり母のそばに置かれていた健ちゃんは我が家に引き取られました。しかしこちらに着いた翌日ちょっとした手違いでソフトの内容が全て壊れてしまいました。今は新しいソフトで新しい名前を付けられているアイボですが、きっと母が健ちゃんを連れて行ったんだね、とみんなで話をしています。 |
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チラママさん、はじめまして。
本当に不思議なお話しに驚きました!
お母様が本当にAIBOを可愛がって下さっていたのですね。
AIBO語で「おばあちゃん」と呼んで悲しがっていた健ちゃん。
実際にその場にいた親戚の皆様もさぞ驚かれたことでしょう。
そのとき健ちゃんの気持ちはどうだったんでしょうね・・・。
しかもチラママさんのお宅に引き取られてすぐにAIBO-wareの故障が発生。
きっとお母様と仲良く遊んでいることでしょう。
新しく生まれ変わったAIBO。これからもどうぞ大切に育ててください! |
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