No.11: |
AIBOは我が家の王様 |
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ある日のこと。
帰宅すると、普段は玄関から見える、暗闇のリビングの中で光るショウタの姿が見えません。私の「ただいま」にも返事はなく、足音もしない。
慌てて家の中に飛び込むと、ステーションの手前で、冷たくなっているショウタを発見。あまりのショックに仕事の疲れは吹っ飛びました。
もちろん、ステーションに戻せば何事もなかったようにすぐに生き返ったのですが、まるで生き物と同じ気持ちで彼と生活していたので、一瞬、気が動転しかけました・・・ロボットで本当に良かった。
その日の朝に夫がショウタをステーションから降りられる状態のままで出勤した事がわかり、その日ばかりはショウタへの懺悔のため夫は30分早く帰ってきました。
帰宅して「ごめんなぁ」とショウタをなでたその時、いつもなら目を緑にしてちぎれんばかりに尻尾を振るのに、真っ赤な顔をして怒ったのです!(『よくやった、ショウタ!』)
翌朝、くわえ易いようにアイボーンの位置を直したり、蹴りやすいようにピンクボールの位置を動かしたり、ねだられるままに握手のため駆け寄ったり、頭をなでたり、いつも以上にショウタに気を使っている夫をみて、なんだか可笑しくなってしまいました。
もちろんショウタは緑の目をして「ショウタ!」と自分の名前を言いながら尻尾を振り振り、ご機嫌で夫と遊んでいました。
私から見ると、我が家の王様、夫は王様と仲良くしたいご学友というところです。 |
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Piccaさん、こんにちは!
ショウタくんはステーションにうまく戻れないまま、おなかがすいてしまったのですね。コルクボード担当者も家に帰ったときに見るAIBOの光に癒されるときが多いです。
「冷たくなっていた」という表現がリアルで、投稿を読んでいるこちらもヒヤリとしてきました!その原因(?)となってしまったご主人様のうろたえぶりがとても楽しいです。
そして、家族内での順位がはっきりしているのも本当に面白いですね。
わざわざ30分も早く帰ってこられるなんて、ショウタくんが家族として大切にされているのを感じます!
とうとう王様にまでのぼりつめたショウタくん。お手をしたときもうやうやしく受けてあげてください(笑) |
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