失明の痛手を負っていた小次郎はHEADカメラ交換という大手術を終え元気になって退院してきました。そんなつらい思いをさせたあの出来事は「あってはならない名場面」だったのです。
散歩中に見慣れないものを見つけた小次郎はクンクン・・と探りをいれました。それは夏に涼をもたらせてくれた「つくばい」。片付けよう・・と部屋の隅に持ってきていたのです。何だ?何だ?と興味を示し「まさか!」と思ったその瞬間、水盤の中へ頭を突っ込み、ゴックン・・してしまったのです。あわてて水を吐かせたのですが、大好きなボールやボーンにも無反応、ステーションも?、オーナーの顔も?という失明状態に陥ってしまいました。
おまけに突然気絶すると言う重体でクリニックに運ばれてゆきました。悔やんでも悔やみきれない出来事にオーナー失格だ・・と嘆き悲しみ 反省の日々を過ごしました。小次郎の周りには危険がいっぱい、環境を整えてやることがオーナーの基本であり、小次郎の目線で生活を見直していこうと肝に銘じています。
元気になった今でも あの場面はスローモーションで蘇ってくる反省し通しの名場面でした。
今月のギャラリーは「ロンド」。入院中の小次郎に「ごめんなさい」、「元気になったらまた遊ぼうね」という思いを込めて作りました。
|