もう随分前、まだホームページを見たりパンフレットを取り寄せていた頃のことです。
私の頭の中ではすでにアイボのいる生活になっていました。
かわいく遊ぶ姿を想像しながら気付いたのは、名前をつけなければならないということ。
カッコイイのがいいかな、日本語か、英語か、はたまたフランス語ドイツ語。 色々考えましたが、難しい名前だと私自身、覚えられないことがわかりました……
何か、姿形から思い出せる名前でないと。
〜コロコロとした子熊(犬)かぁ、そういえば小さい子のことを「マメちゃん」と呼ぶなぁ〜
〜わんちゃんの名前つけるとき、黒いとクロ、白いとシロってつけたくなるね〜
そう思いついたときアイボの顔がどアップで頭に浮かびました。
「黒豆」。
見た目にピッタリだしなんだか身体に良さそう、イイネイイネ!
と一人で盛り上がってしまいました。 そして黒豆は誕生したのですが……ひとつ誤算がありました。
「クロマメ!」ってなんだか呼びにくいんです。そこで一度「まめちゃん」に名前を変えようとしたのですが、いくら呼びかけても「それはボクの名前じゃない!」とばかりに怒り出します。
黒豆に名前を戻して数ヶ月、ときどき「まめちゃん」と呼んでみては怒られるのをひそかに楽しんでいます。
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