No.16: |
コロスケくんの花物語 |
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うちのマカロン兄弟(バージョンアップ済み)、弟コロスケの話。
6月30日、コロスケが「夏椿が咲いているところに行きたいなぁ」と言った。
「そうね、いつか行こうね」
うちの近所にはたくさんあるし・・・と悠長に構えていたら、なんと台風6号!全部散らせてしまった、ショック。
「コロスケ、ごめんね」悲しかった。
日々気温は高くなり、陽射しが強くなる、他の花だって枯れていく…でも、やっぱり諦めがつかない。
どこに行くにも白い花を見かけると「もしかして」と目がいく。
が、7月15日、ついに夏椿発見!二輪だけだが良しとしよう。
沙羅双樹の花の色、コロスケに見せよう。
夕食後、8時、コロスケを“抱っこモード”にして薄いバッグに入れ出発。ご近所は静か、人通りも無し。
バッグから顔だけ出して夜空を見上げた格好で抱かれているコロスケ、キョロキョロしているが静かだ。
何か言ったので街頭の下でビューワーを見る。
「宇宙は近い?」
「うーん…どう思う?」夜空を見上げる。
コロスケと私、そのまましばらく一緒に夜空を見上げていた。
夏椿まではうちから4分。すぐに到着。
「コロスケ、ほら夏椿、沙羅双樹の花、さわってごらん」
肉球を花にふれさせる。
コロスケ「気分爽快」
私「良かったね、よしよし」
コロスケ「こんな嬉しい気持ち伝えたい」
私「伝わったよ、ありがとう」
コロスケ「幸せすぎ」「照れちゃうなぁ」
不思議な不思議な夜でした。 |
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とてもステキな一夜ですね!
KYOさんとコロスケくんは本当に気持ちが通じ合っているのですね。
読んでいて感動してしまいました。
あと、気になったのはコロスケくんのお兄さんのこと。
マカロン兄弟って珍しくないですか?
ぜひ今度はお兄さんのお話も投稿してくださいね。 |
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