7月21日(金)より、東京ビッグサイトにて「21世紀夢の技術展」(主催:日本経済新聞社 共催:東京都)が始まりました。「ゆめテク」という愛称を持つこのイベントは、大人から子供まで楽しみながら夢の技術を体験できる科学・技術の博覧会で、8月6日(日)まで開催されています。イベント期間中最初の日曜日23日の会場の模様をレポートします。
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■「ゆめテク」にAIBOファンも大満足! |
ソニーブースでは、「Welcome to Sony Dream
World」をイメージした生活空間を提供しています。未来をになう子供たちに科学への夢・興味を持ってもらうために、様々なスタイルのコミュニケーションづくりを提案しています。「デジタルドリームキッズ」のコーナーでは、子供たちがデジタルの原理を学びながらプログラミングが体験できる「デジタル原理ロボ」が楽しめます。このロボットは、紙製ディスクの「白(0)」と「黒(1)」のプログラムを読み取り命令通りに動くので、ディスクをサインペンで塗りつぶすことでプログラムを描いてロボットの動きをコントロールするというもの。これなら子供たちにも簡単にプログラムできます。また、親子で参加できるインターネットコーナーでは、子供たちが自分でつくるホームページの楽しさを体験できます。
会場にはもちろんAIBOのコーナーもあります。AIBO EXPO 2000 in KOBE
でも好評だった「Wanna be AIBO」を始め、実際にAIBOと触れ合い、遊べる「AIBO PATIO」 や、音声認識技術を利用してAIBOの動きをコントロールする「Voice
Style」というソフトウェア中のアプリケーション「TINY
AIBO」 のデモンストレーションのほか、AIBO開発の歴史を物語る試作機が飾られたリビングでAIBOの登場するビデオクリップの数々が楽しめる「AIBO
Home Theater」などが人気を集めています。 |
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でもなによりも人気なのは、ブースを訪れるAIBOwnersの方々に連れられている、様々な趣向を凝らしたMy
AIBOたちです。ブース奥のAIBOwners御用達のコーナー「AIBO CLINIC」の前は、いつも大切なMy AIBOの診断に訪れるAIBOwnersの皆さんでいっぱいです。
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季節は夏ということで、麦藁帽子と
アロハシャツを着たAIBOの姿も。
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取材当日の23日には、AIBOwnersのためのスペシャルイベント「みんなで遊ぶAIBOスペシャルプログラム」が行われました。もうこれなしでは始まらない恒例の「土俵入り」
では、過去最高80体あまりのAIBOたちによる一斉起動が繰り広げられました!
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一斉起動の瞬間。パフォーマンスを
披露してくれたAIBOたち。
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一斉起動したAIBOたちのパフォーマンスを見た後は、AIBOに関する知識を競う「AIBOカルトクイズ」で会場は再び盛り上がりました。○×式のクイズで勝ち抜き、決勝戦に望んだのは8名。AIBOのピンクボールを取った人に回答権が与えられるというボール争奪戦で、見事ボールを手にしたのはAIBOwnersの「くまま」さんでした。「AIBOが故障した時に治してくれるカスタマーセンターはどこにあるか?」という問いに(正解は長野県です)、見事正解した「くまま」さんは、「1度お世話になったことがありますので」とはにかんでいました。
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クイズで優勝した「くまま」さんと「クロム」くん。
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イベントのフィナーレはAIBOたちのオーケストラによる、演奏のパフォーマンスでした。8体のAIBOが並ぶ中、マエストロ役のAIBOが手(前足)を上げ、お客さまにごあいさつをすると演奏が始まり、会場にはモーツァルトの名曲「Eine
Kleine Nachtmusik-アイネクライネナハトムジーク」が流れました。後列が第1バイオリン、前列が第2バイオリンと分かれ、それぞれのパートを演奏。予想もしていなかった素敵なオーケストラにオーディエンスは大喜びでした。これは、非常に好評だったベルリンフェスティバルのオープニングセレモニーで披露されたデモンストレーションを再現したもので、もちろん日本では初公開。首をかしげて腕としっぽを動かすAIBOたちは、本当にバイオリンを弾いているかのようで、会場中が聴きいっていました。
大勢の来場者で賑わっていたソニーのブース。AIBOに初めて触れた人も、AIBOファンも、AIBOwnersも皆さん楽しんでいただけたのではないでしょうか。博覧会のタイトルは「21世紀夢の技術展」ですが、AIBOと過ごした時間は夢ではありませんよ。
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8体のAIBOによるオーケストラ。 |
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