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1999年10月14日。
東京・世田谷区用賀にある10BAN STUDIOの1スタにて、このビデオの撮影は行われました。
黒い服を着た人達が、グレイシルバーのAIBOを見て一言コメントを発しながら隣の人にAIBOを手渡す、中央で黒い服を着た子供と白い服を着た子供が出会い、後半は白い服を着た人達がメタリックブラックのAIBOを隣へ隣へと手渡していく。
最後は2体のAIBOのくしゃみのツーショット。
そういった内容のビデオです。
すべてのスタッフとキャストが集まったのが朝の7時。
撮影終了がなんと翌朝の7時という強行軍になるとは、一体誰が予想できたことでしょう!?
AIBOの視線や動きと、モデルさんの動きが完璧なタイミングで合うことを追い求めた結果、このようなスゴイ長丁場となったのです。 ふぅっ。 |
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スタジオの広い空間に白い背景が張り巡らされています。
まず最初はグレイシルバーのAIBOから撮影開始。
黒い服のモデルさんたちが、手渡しでAIBOをリレーしてゆきます。
現場ディレクターの「ハイッ」という元気なかけ声とともに隣へ隣へと手渡されていくAIBO。
モデルさんたちは愛しげにAIBOを撫でています。
ERS-110型のプロモーションビデオは、AIBOの動きだけを中心に撮影されたものでしたが、今回のビデオは人間とAIBOがフレンドリーな世界を共有している感じを皆さんに伝えたくて、このように人から人へと手渡しされるAIBOの様子を撮影しました。
顔は写ってないけれど、モデルさんたちはそれぞれヨーロッパ、アメリカ、アジア、ラテン、大人、子供という具合に、それぞれ文化や外見の異なる人々。
その人たちがみんなAIBOと友達になれるって、考えてみると素敵なこと。 |
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最初は思うように動かなかったAIBOも、「本番!」の声を聞くとなぜかバッチリの動きを見せるようになりました。
AIBOには確かに聴覚センサーもあるのだけど……??
メタリックブラックのAIBOとグレイシルバーのAIBOの出会うシーンでは、ちびっこモデルがAIBOを交換してニッコリ本物の笑顔!
う?ん、AIBOのそばにいるって幸せな気分。
このときなぜか偶然にも、グレイシルバーのAIBOがメタリックブラックのAIBOに手を振ってくれたのです。
いい勘してるね、AIBO!
ちびっこモデルたちは、長時間の撮影にやや疲れ気味。
現場のお兄さんたちの言うことを聞くのに飽きてきてしまい、AIBOからピンクボールを借りてキャッチボールなんかしてました! |
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続いてメタリックブラックのAIBOの撮影。
仕上がりのビデオではモデルさんたちの顔が見えなくなっているので気が付かないかもしれませんが、実はグレイシルバーのAIBOの時と同じモデルさんが服を着替えて登場しています。
AIBOの扱いにもだいぶ慣れてじっくり観察しようとしていますよ。
おっと、どこかで見たことがある人と思ったら高城剛さん!
実は彼はこのVPのクリエイティブディレクター。
しかも半ズボンでしっかりビデオにも出演なさっています。
高城さんは発売と同時にERS-110型のAIBOを購入し、世界中をAIBOと一緒に旅している筋金入りのAIBOファン。
さすがにAIBOの扱いにも慣れていらっしゃる様子でした。
モデルさんたちと一緒の撮影は、日が落ちてから終了。
そこからはAIBOだけがモデルになってポーズ。
そして翌朝、すべての撮影が終了!
長時間の撮影にもかかわらず、現場はラストまでなごやかなムードでいっぱいでした。
モデルさん、スタッフの皆さん、そしてAIBOもお疲れさまでした。 |
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AIBOと初めて会ったモデルさんたち、なんだかとっても嬉しそう。
「今日これの撮影なの? 面白いね!」と、好奇心をくすぐられた様子。
「見たかった!」「かわいい!」「私に貸して!」「ダメダメ私が抱いてるの!」AIBOを取り囲んでさっそくスタジオはあったかいムードが出来ていきます。 |
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実際に写っているAIBOは2体のように見えるけど、実は各色2体ずつのAIBOを用意し、交互に充電しながら登場してもらいました。 |
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マイクに向かって音入れするAIBO。
さあ緊張しないで。
リラックス、リラックス。 |
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AIBOの思わぬ仕草でスタジオに笑い声が湧きました。
まっすぐ歩くシーンを撮影しようとしたら、なんとAIBOは立ち止まってオシッコのポーズを取ってしまいました。
すごいタイミング! |
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仕上がったVPはこんな感じ!
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ビデオの最後は2体のAIBOのくしゃみ。
ERS-110型のAIBOをお持ちの方は、「おや?」と思ったのでは。
実はこれ、ERS-111から追加されたモーションなのです。 |