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UVWシリーズVTRの登場とともに、コンポーネントビデオの高画質がさらに身近なものになってきました。コンポーネントビデオは、クロミナンスとルミナンスを分離して記録する方式。U-matic、S-VHSやHi-8などのコンポジットビデオに比較して、より鮮明な映像を実現できます。特に編集やダビング後の画質にその実力を発揮します。ソニーのメタルテープ技術は、コンポーネントビデオの長所を現実化し、高密度記録性能の向上に大きく貢献してきました。
 
UVWTシリーズには、エミー賞を受賞したソニーのメタルテープ技術が生きています。右図のヒステリシスカーブは、ソニーのメタル磁性体粒子が持つ非常に強い保磁力、残留磁束密度を示すものです。この結果、オキサイド磁性体粒子よりも数倍すぐれた高画質が実現しています。 uvwt_img01
 
オキサイドテープと比較して、UVWTシリーズは、繰り返し再生した後でもRF出力の低下が非常に少ないのが特徴。つまり、著しく出力を低下させることなく繰り返し使用できるため、テープを長持ちさせることになります。スチル画像の再生特性も改善され、通常の使用環境で要求されるより、さらに長時間高出力を維持することができます。こうした性能に貢献しているのが、耐久性に優れたバインダーであり、またRF出力を低下させないスペースロスを抑えるスムーズなテープ表面です。 uvwt_img02uvwt_img03
●物理特性
項目 単位 UVWTシリーズ
 ベース厚 μm 10.0
 バックコート厚 μm 1.0
 磁性層厚 μm 3.5
 テープ全厚 μm 14.5
 テープ幅 mm 12.65
 
●磁気特性
項目 単位 UVWTシリーズ
 保磁力(Hc) kA/m 115.4
 残留磁束密度(Br) mT 225
 角形比(Br/Bm) - 0.78
 
●ビデオ&オーディオ特性※
項目 単位 UVWTシリーズ
 RF再生出力
 (7.0MHz)※
dB -1.0
 ビデオC/N※ dB -1.0
 ドロップアウト
 (-16dB,10μs)
個/分 6
 スチル時間 120以上
 出力減衰
 (200回走行後)
dB -1.0以内
 感度(1kHz)※ dB 0
 周波数特性
 (15kHz/1kHz)※
dB 0
 消去(1kHz)※ dB 71
※ソニーリファレンステープと比較