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テープキズを大別すると、テープ長手方向に傷付いた「スクラッチキズ」とヘッドによりスキャン方向(斜め方向)に傷付いた「ヘッドスキャンキズの2種類。 |
【スクラッチキズ】 | ||
・発生要因 | ||
VTR固定ガイドまたは固定ヘッドに付着したゴミや、走行中に推積した磁性紛により、走行方向に傷つけられる場合が多い。 | ||
・症状 | ||
付けられたキズにより、RF波形は一定の箇所が落ち込み、画面上では常に一定の位置にノイズ発生する。 | ||
テープ磁化パターン現象 スクラッチキズ |
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【ヘッドスキャンキズ】 | ||
・発生要因 | ||
VTR内部または外部から巻き込んだゴミが、ヘッドとテープの間に入り込みスキャン方向傷つけられる。 | ||
・症状 | ||
キズ部分の再生出力が大きく低下する為、大きなノイズとなり、ひどいものでは1スキャン完全に傷付き画面全体にノイズとなっているものもある。 | ||
※ベータカムの場合、1スキャン=1フィールドであり、キズの長さが半分であれば画面の半分にノイズが発生する。 | ||
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