■『IXS-6700』 『IXS-6600』の主な特長 |
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1. |
複数フォーマットを一括制御
HD SDIやSD SDIのみならず、AES/EBUオーディオやRS-422Aシリアルコントロール信号も本体で自由に切り替え・分配することができます。 |
2. |
ビデオ・ルーティング機能
最大128×136(IXS-6700)、ならびに64×68(IXS-6600)のビデオマトリクスを構築可能です。ビデオ信号は143Mbpsから1.485Gbpsのマルチビットレートに対応しており、新たにDVB-ASI信号でもリクロッキング機能に対応しました。 |
3. |
AES/EBUオーディオ・ルーティング機能
TDM(Time Division Multiplexing)技術を活用することにより、最大256×272 (IXS-6700)ならびに128×136(IXS-6600)のオーディオマトリクスを構築できます。また、サンプリング・レート・コンバータ(オプション)により、非同期音声入力に対応しています。
【実装可能なマトリクスサイズ】
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IXS-6700 |
IXS-6600 |
HD/SDビデオ |
128×136 |
64×68 |
SDビデオ |
128×136 |
64×68 |
AES/EBUオーディオ |
256×272* |
128×136* |
RS-422A |
112ポート |
56ポート |
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* IXS-6000シリーズを単一の信号マトリクスで構成した場合の最大実装可能マトリクスサイズです。
* BNCコネクタータイプの入・出力オプションを使用した場合、構成可能なAES/EBUオーディオのマトリクスサイズは、128×136 (IXS-6700),
64×68 (IXS-6600) となります。 |
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1. |
コンパクトなサイズ
複数信号フォーマットを一括制御可能なハイブリッド構成ながら、IXS-6700は8RU、IXS-6600は4RUのコンパクトな筐体を実現しています。 |
2. |
省エネルギー時代に対応した低消費電力設計
フル搭載時* の消費電力は、IXS-6700で約550W、IXS-6600で約300Wであり、従来のソニー製ルーティングスイッチャー HDS-Xシリーズと比較して、約20%減の低消費電力を実現しています。
* |
IXS-6700では、1.485Gbps対応で128×136のビデオマトリクスに、2組のCPUと電源を搭載時。
IXS-6600では、1.485Gbps対応で64×68のビデオマトリクスに、2組のCPUと電源を搭載時。 |
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1. |
高度な二重化を実現
CPU基板、及び、電源の二重化(メイン・バックアップ)に標準対応しています。
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電源については、必要電源ユニット数の2倍を搭載 (IXS-6700は4基、IXS-6600は2基装備)。 |
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2. |
自己診断機能
通信品質、リンク状況、ならびにバックアップCPUの状況を常に内部でモニターするとともに、メインCPUとバックアップCPUの設定に差異が生じた場合やクロスポイントエラーが発生した場合はアラームを発することで、不具合発生時を迅速に把握できます。
さらに、新たに筐体の前面に機器ステータスとエラーを表示するディスプレイを装備し、機器の運行状況が本体全面より把握できます。 |
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不具合発生時やソフトウェアのアップグレード時も、システム全体の運用を止めることなく対応できます。 |
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S-BUS、イーサネット、RS-422Aならびに内部コントロールのシステムステータスやコマンドなどのログを運用中に収集しており、迅速な解析作業に活かすことができます。 |
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SNMPに対応していますので、ソニー製の統合機器監視・管理ソフトウェアMMStationTMを利用したイーサネット経由でのリモート監視やメンテナンスが可能です。 |
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S-BUSに加え、イーサネットをシステムのコントロールに使用できます。 |
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専用一次局のHKSP-R80と同等以上の一次局機能を持っているため、独立したコントロールユニットを用意することなく、IXS-6000シリーズをシステムの一次局として使用することができます。 |
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タイライン、バーチャルマトリクス、ファントムなどの豊富な機能を利用できます。 |
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入力と出力は最大16レベルまで設定することができます。 |