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ラボック様
福島県いわき市のラボック様は、「美空ひばり歌碑」で有名な塩屋埼灯台やその近郊の観光スポットを中心に、観光記念写真サービスを提供しています。団体のお客様が観光スポットに滞在する限られた時間の中で、高品質で大判サイズの写真を大量枚数プリントできるプリンターとして、2005年5月にデジタルフォトプリンターUP-DR150を導入されました。
ラボック小池準様は、スタジオカメラマンとして活躍していた時代を含め、25年のキャリアをお持ちのベテランカメラマンです。観光記念写真を手がけて十数年目になる小池様には大手旅行会社からの依頼も多く、毎年9月から12月の繁忙期には延べ数千人分もの団体写真を撮影されます。

お客様が団体バスなどで観光スポットに到着してすぐに撮影を行い、出発までの間に注文数の現像を行うのですが、現像に使えるのは通常20分程度、昼食などをはさんだ場合でも約1時間半とほんのわずかな時間しかありません。
「銀塩写真を使用していた頃は、現像のために一旦スタジオへ戻っていました。1年ほど前にデジタル写真を導入し、営業車にパソコンやプリンターを載せてその場でプリントできるようにしたのです。このアイデアは非常に良かったのですが、最初に導入した他社のプリンターの画像品質がどうしても満足できず、このプリンターの廃棄を決めました。ちょうどその頃、ソニーからコンパクトサイズのデジタルフォトプリンターが発売されることを知り、『いま東京ビッグサイトで開催されているフォトイメージングエキスポ2005(略称PIE2005)に出展されている』という情報をもらって、最終日に会場に駆け込んだのです」と、小池様が導入経緯を説明してくださいました。PIE2005でデジタルフォトプリンターUP-DR150を確認された小池様は、すぐさま導入を決意され、2005年6月からUP-DR150をご使用いただいています。
「UP-DR150の導入の決め手は、何よりもプリントスピードが速いことです、それから、本体サイズと画像品質ですね。記念写真ですから2KGサイズを使用しますが、プリント1枚に要する時間は約20秒と驚くほど速いです。以前のプリンターでは、お客様の出発時間に間に合わないのではないかとハラハラして胃が痛かったのですが、UP-DR150にしてからその不安とは無縁になりました。胃に優しいプリンターですね。プリント画質も非常に美しく、仕上がりには満足しています。」と小池様が評価してくださいました。
また、UP-DR150の本体サイズは幅280mm×高さ356mm×奥行487mmと非常にコンパクトで、「車の助手席に置けるプリンターを探していましたので、このサイズは理想的です。プリンターの上部がフラットでその上にパソコンを載せて作業できますから、狭い車内スペースを有効活用できます。また、所有していた発電機で電力が賄えるのもうれしいですね」ともお話しいただきました。

小池様に今後の展開をお尋ねしたところ、「必要機材をすべて自動車に載せられるようになったので、営業活動範囲が広がりました。日本各地どこにでも出張できます。言い換えると、設備を整えた自動車を用意すればそれだけ拠点を広げられるのです。この利点を生かして、来春を目標にスタッフを増やし、各観光スポットでサービスを展開したいと考えています」とお答えいただきました。

カメラマンとして長いキャリアを持つ小池様は、新しい技術を柔軟に取り入れながら、写真に対する強いこだわりもお持ちです。「記念写真とスナップ写真はまったく違うものです。ひな壇に並んで、正面からの表情がきちんと写っていてこそ記念写真です。その違いをお客様に理解していただけるよう、これからもサービスを提供していきたいですね」と、力強いお言葉をいただきました。

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