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オーバーラップは滑らかな場面転換の代表的な機能で、映像を一層引き立てる効果の一つといえましょう。
ビデオカメラのオーバーラップは直前に撮影された場面を静止画として記憶し、その静止画像から徐々に次に撮影する画像へダブらせて場面を転換していく機能です。前に撮影したテープの画像にオーバーラップしたいときは、その場面のところでフェーダーボタンを押すと自動的に画像を記憶します。なお、 ビデオカメラによってはあらかじめメモリースティックに記録した静止画像とオーバーラップできる機種もあります。機能、取り扱いについてはお手持ちのビデオカメラの取扱説明書をご覧ください。
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◇効果的なオーバーラップのコツ
・映像的に動かない被写体にオーバーラップさせると違和感が少ない
・全景からアップ(又はアップから全景)や、画面サイズが同じようなカット(セームサイズという)でも滑らかでスムーズな場面転換ができる。
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湖の看板を撮影する。
このときカメラはなるべくぶれないようにする。(ぶれた画像から急に静止画に変わると不自然になる)
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オーバーラップの操作をすると液晶画面やファインダーに最後に撮った静止画の場面と今撮っているカメラの場面が合成されて見える。
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湖の全景にねらいを決めてスタート/ストップボタンを押すと最後に撮った看板(静止画)の場面から徐々に今ねらっている場面(動画)に変わっていく。
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適当な時間でもう一度スタート/ストップボタンを押して撮影を止める。
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このようにオーバーラップはあたかもテレビ放送等で見るような効果を家庭用ビデオカメラで簡単に作り出すことができます。映像づくりにさらに磨きをかける機能として トライしてみてはいかがでしょうか。
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