再生用のCDプレーヤーと、録再用のCD-R/RWレコーダーを一体にしたCDレコーダー。
RCD-W1は、自分で作成した音楽CDをカーオーディオやポータブルCDプレーヤーで楽しみたい、といった要望に合わせて開発したCDレコーダーです。再生用のCDプレーヤー(デッキA)と録再用のCD-R/RWレコーダー(デッキB)を搭載し、CDシンクロボタンを押すだけで、デッキAの曲がデッキBの音楽用CD-R/RWディスクに録音されます。
60分のディスクが15分で、デジタルtoデジタル録音できる高速シンクロ録音機能搭載。
オリジナルCDをそのまま録音する際には、4倍速でのシンクロ録音も可能です。通常速度での録音なら、オリジナルCDの再生曲順を指定してのプログラム録音も可能です。また、ファイナライズ処理を行わない状態では、1枚の録音用ディスクに次々と曲を追加できますのでシングルCDを集めたディスクや、複数のCDから好きな曲をチョイスしての録音も可能です。録音用ディスクがCD-RWディスクの場合、ディスク全体を消去して別の曲を入れ直すことのほか、最後に録音した曲を1曲だけ消去することもできますので、たとえば「この曲、録音レベルの設定を間違えた」といった場合でも、やり直しが簡単に行えます。さらに、CD-RWディスクではファイナライズを解除するアンファイナライズも可能ですから残り時間に余裕のあるディスクでは、後日でも曲の追加が可能です。
光デジタルとアナログの入力端子を装備。外部ソースの録音も可能です。
CD-R/RWレコーダー用に、光デジタルとアナログの2系統の外部入力端子を装備しています。これにより他のCDプレーヤーやDATデッキ、CSチューナーなどのデジタル機器からデジタル録音することも可能です。サンプリングレートコンバーターも内蔵しています。さらにレコードプレーヤーやカセットデッキといったアナログ機器からの録音も行えることで、ストックしたレコードやテープのなつかしいサウンドもCDに移して楽しめます。
ツインデッキならではの再生機能を装備しました。
デッキAの再生が終わると、自動的にデッキBの再生に切り換わるリレー再生が可能です。また、デッキA・Bで、別のディスクをそれぞれ同時に再生するデュアル再生機能も搭載しました。ミキサーなどに接続してDJ感覚で曲をクロスして楽しむことも行えます。
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■技術&機能
CD→CD 4倍速ダビング
4倍速ファイナライズ
サンプリングレートコンバーター
CD-R/RW録音再生
ハイブリッド・パルスD/Aコンバーター
20ビットA/Dコンバーター
アナログ録音ボリューム
デジタル 光 入力(デッキB)
デジタル 光 出力×2
※ご自分で作った音楽CD(CD-R/RW)からは、SCMS(シリアルコピーマネージメントシステム)により、デジタル信号のままMDデッキなどで録音することはできません。
※パソコンデータ用のディスクや「FOR PROFESSIONAL USE ONLY」と表記があるディスクには録音できません。
※ファイナライズとはディスクにTOC(Table of Contents=録音されている曲の時間情報等)を書き込む処理のことをいいます。CD-Rディスクの場合、ファイナライズを行う前は通常のCDプレーヤーでは再生できません。CD-RWディスクの場合、ファイナライズを行うことでCD-RW対応のCDプレーヤーでは再生可能ですが物理的な規格の都合上、通常のCDプレーヤーでは再生することができません。CD-R/RW対応のCDレコーダー(本機など)ではファイナライズに関係なく再生することが可能です。
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