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2009年4月7日

新商品

HD制作の更なる普及を促進する、小型・低消費電力の
マルチフォーマットプロダクションスイッチャー『MVS-6000』発売

ソニーは『MVS-8000』をベースに、小型・低消費電力化を図り、お求め易い価格帯を実現したマルチフォーマットプロダクションスイッチャー『MVS-6000』を発売します。
2001年に発売した『MVS-8000』は、HD（ハイディフィニション）制作に対応する機能と品質が高い評価を得て、放送局をはじめとする多くのお客様にご利用いただいています。一方、地上デジタル放送の開始、ブルーレイディスクソフト発売などにより、コンテンツのHD 化が急速に進む中、『MVS-8000』の特長を継承した放送業務以外の用途にも導入し易いHD対応スイッチャーへの要望が高まっています。
『MVS-6000』は、『MVS-8000シリーズ』のシステムアーキテクチャーを新しいハードウェアに搭載して製品内部モジュールの小型化を進めることにより、いくつかの機能を継承した形でお求め易い価格帯を実現し、こうしたご要望にお応えします。

型名	発売日（予定）	希望小売価格
マルチフォーマットプロダクションスイッチャー　『MVS-6000』	2009年5月	約2,400万円（税抜価格約2,300万円）

※標準的な構成の2M/E 内蔵DME付システム一式の参考値です。

『MVS-6000』の主な特長

●小型・低消費電力設計
新設計の画像処理用プロセッサーICを採用することにより、『MVS-8000GSF』と『MVE-8000A』の組み合わせから、約30％の小型化、及び約20％の低消費電力化を達成しています。

●1M/Eから2.5M/Eまで構成可能なアーキテクチャー採用
M/E列数は、最小の1M/Eから、最大2.5M/Eまで0.5M/E単位で構成することができます。また、シンプルP/Pソフトウェア（『BZS-6250』）を使用した1.5M/E、及び2.5M/E構成でも、最終段となるP/P列でDMEワイプが可能です。

●入出力数の拡張が可能
入力は最大49系統まで拡張可能です。出力は24系統で、さらに小規模なルーティングスイッチャーとして代用できる、内部信号処理を行わない8系統のモニター出力を追加することができます。
ライブ中継のように、映像効果はシンプルでよいが、入出力を多く必要とする場面に適しています。また、スポーツ中継などで多用されるCGワイプ (クリップトランジション) も、簡単な準備でご利用いただけます。

●リサイザー搭載
各M/E列に配した4つのキーヤーのうち2つにリサイザー（2D簡易DME）を標準搭載し、DMEを使わなくても画像の2D拡大・縮小・移動などが行なえます。

●デジタルマルチエフェクト（DME）内蔵（オプション）
筐体に内蔵するオプションとして、2チャンネルの3D DMEを用意しています。より高度な制作を行う場合には、SDI接続にてマルチフォーマットDMEプロセッサー『MVE-9000』または『MVE-8000A』のいずれか1台を接続することができます。

●プラグインエディターに対応
エディティングコントロールソフトウェア『BZS-8050』とキーボード『MKS-8050』または『MKS-2050』を組み合わせることにより、リニア編集が可能です。

『MVS-6000』関連の新商品

型名	発売日（予定）	希望小売価格
マルチフォーマットスイッチャープロセッサー　『MVS-6000』	2009年5月	4,200,000円（税抜価格　4,000,000円）
DMEボードセット　『MKS-6470』	2009年5月	3,150,000円（税抜価格　3,000,000円）
アディショナルM/Eソフトウェア　『BZS-6300』	2009年5月	2,100,000円（税抜価格　2,000,000円）
スイッチャーアップグレードソフトウェア　『BZS-6540M』	2009年5月	2,100,000円（税抜価格　2,000,000円）
スイッチャーアップグレードソフトウェア　『BZS-6550M』	2009年5月	2,100,000円（税抜価格　2,000,000円）
シンプルP/P ソフトウェア　『BZS-6250』	2009年5月	840,000円（税抜価格　800,000円）
カラーコレクターソフトウェア　『BZS-6420』	2009年5月	1,050,000円（税抜価格　1,000,000円）
2M/E コントロールパネル　『CCP-6224』	2009年5月	2,100,000円（税抜価格　2,000,000円）
3M/E コントロールパネル　『CCP-6324』	2009年5月	3,150,000円（税抜価格　3,000,000円）
システムコントロールユニット　『MKS-8010B』	2009年5月	2,362,500円（税抜価格　2,250,000円）

『MVS-6000』の主なオプション（既発売）

『MKS-8110G』	17入力ボード
『MKS-8161M』	8出力モニターボード
『MKS-8442G』	フレームメモリーボード
『MKS-8450G』	フォーマットコンバーターボード
『HK-PSU04』	電源ユニット

※上記のオプションは『MVS-6000』に各1台ずつ（『MKS-8110G』のみ2台）内蔵することができます。

『MVS-6000』の主な仕様

MVS-6000
電源	AC100～240V±10％ 50/60Hz
消費電力（電流）	７～3A
動作温度・湿度	5～40℃・10～90％（結露せぬこと）
外形寸法（幅×高さ×奥行）	482×176×520mm （4RU）
質量	約26kg (全装着時)
映像入/出力	プライマリー入力標準15 （オプション 32、49）アサイナブル出力 24 モニター出力 8 （オプション） SMPTE292M（HDTV）、SMPTE259M-C（SDTV）準拠
対応するフォーマット	1080i/59.94、50 720p/59.94、50 480i/59.94、576i/50 * オプション装着時
リファレンス入力	BNC×2、75Ωループスルー出力付き
リモート1～2	D-sub 9ピン、RS-422A
GPI	D-sub 25ピン、TTLレベル入力×8 リレー接点出力×4、オープンコレクター出力×4

システムの構成例

HD FOR ALL　進化は、ソニーから。

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