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お知らせ

2009年10月27日

新商品

『プランニングメタデータ』による報道・制作のワークフローの効率化を実現する
“XDCAM”HD422シリーズ カムコーダー用Wi-Fiアダプター 発売

ソニーは、プロフェッショナルディスクシステム“XDCAM” HD422シリーズのワークフローの効率化を実現するため、“XDCAM” HD422シリーズ カムコーダー用Wi-Fiアダプター『CBK-WA01』および付随ソフトウェアのアップグレードキー『CBKZ-UPG01』を発売します。Wi-Fiアダプターとアップグレードキーを使用することで、コンテンツの付随情報(『プランニングメタデータ』)を撮影前に作成し、撮影から編集までのワークフローを通して運用することが可能になります。
なお、この“XDCAM” HD422シリーズの『プランニングメタデータ』での新しいワークフローは「Inter BEE 2009」に出展予定です。
型名 発売予定日 希望小売価格
Wi-Fiアダプター 『CBK-WA01』 2010年3月 未定
アップグレードキー 『CBKZ-UPG01』

* Wi-Fiアダプター『CBK-WA01』を使用するには、付随ソフトウェアのアップグレードキー『CBKZ-UPG01』を購入の上、ソニーマーケティング サービス窓口にて、“XDCAM” HD422カムコーダーにインストールする必要があります。

商品概要

  1. “XDCAM”HD422 カムコーダーと組み合わせて運用
“XDCAM”HD422カムコーダー(『PDW-F800』、『PDW-700』、『PDW-740』)に、USB経由で、Wi-Fiアダプター『CBK-WA01』を接続することで、Wi-Fi経由でのメタデータ(撮影予定コンテンツのタイトルなどの情報)の受信が可能になります。
撮影前に、パソコン等で入力したメタデータを現場の担当者のパソコンやスマートフォンに送信し、そこから、カムコーダーに接続されたWi-Fiアダプター『CBK-WA01』に、Wi-Fi接続することで、プロフェッショナルディスクへのメタデータの書き込みが可能になります。
なお、Wi-Fiアダプター『CBK-WA01』は、今後“XDCAM EX”カムコーダー『PMW-350K』、『PMW-350L』にも対応を予定しています。

* Wi-Fiアダプター『CBK-WA01』の“XDCAM EX”カムコーダーでの対応については、対応時期など詳細が決まり次第別途ご案内いたします。

『CBK-WA01』の主な仕様
端子 ホストインターフェース USB2.0
無線LAN関係 無線規格 IEEE802.11b/g/n
通信周波数 2.4GHz帯
チャンネル 1ch〜11ch(アクティブ)・12ch〜13ch(パッシブ)
消費電流 430mA以下
大きさ 33.9mm(W) x 86.5mm(H) x 39.2mm(D)
質量 58g

報道領域での活用方法

  1. 報道用途での『プランニングメタデータ』の活用

“XDCAM” HD422シリーズで提案する『プランニングメタデータ』でのワークフローでは、取材項目や素材を管理する支援システムなどで組まれたメタデータを、取材の前にディスクやUSBメモリーに保存し、取材先ではそのメタデータに紐付いた素材の収録を行うことができます。これにより、取材後局内に素材を持ち込んだ後にメタデータを入力する必要がなく、ワークフローの改善に繋がります。

  1. 『プランニングメタデータ』の更なるワークフロー改善

今回、Wi-Fiアダプター『CBK-WA01』と組み合わせることにより、取材内容の追加・変更などにも柔軟に対応できるようになり、『プランニングメタデータ』の更なるワークフローの改善を実現します。
指示元の局内より、取材先の記者が持っているノートパソコンやスマートフォンなどに『プランニングメタデータ』を送り、Wi-Fiアダプター経由で、“XDCAM” HD422カムコーダーに送信します。カムコーダーは追加もしくは変更された『プランニングメタデータ』に紐付いた形で素材の収録が可能になります。

制作領域での活用方法

  1. 制作領域でのメタデータの活用

ソニーは制作領域でのメタデータの活用も提案しています。報道用途と同じように、収録シーン、カットなどのメタデータを素材に付加させることに加え、“XDCAM” HD422シリーズでは映像フレームに対するマーカー機能を強化しました。
“XDCAM”では、収録中、もしくは収録後に、カムコーダー上で映像フレームに“エッセンスマーク”という「しおり」のようなマーカーを付けることができます。“XDCAM” HD422シリーズではこのマーカーを10種類持つことができ、さらにそれぞれの名前を任意に設定することが可能です。これを『ユーザー定義エッセンスマーク』と呼びます。
「Inter BEE 2009」では、この『ユーザー定義エッセンスマーク』とライブスイッチャーのクロスポイントを連動させることによる、新しいライブ制作の提案を行う予定です。

  1. 『ユーザー定義エッセンスマーク』の更なるワークフロー改善

今回、Wi-Fiアダプター『CBK-WA01』と組み合わせることにより、収録中に、カムコーダーとWi-Fi接続したスマートフォンから、『ユーザー定義エッセンスマーク』の付加が可能になります。

  • ※ CINEALTA、シネアルタ、Professional Disc、プロフェッショナルディスク、XDCAM、MPEG HD422は、ソニー株式会社の商標です。
  • ※ Wi-Fiは、Wi-Fi Allianceの商標です。
  • ※ その他記載されている会社および商品名は、各社の商標または登録商標です。なお、本文中ではTM、(R)マークは明記していません。
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