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お知らせ

2010年4月12日

新商品

3Gbps運用と3Dの制作に対応した
マルチフォーマットスイッチャー 『MVS-8000X』を開発

2001年より発売を開始したMVS-8000シリーズは、お客様からのご意見を反映しながら2004年にMVS-8000Aシリーズ、2007年にMVS-8000Gシリーズと新ハードウェアに移行してきました。
そしてソニーはこのたび、3Gbps シングルリンクでの運用も可能にしたMVS-8000Gの上位機種となる、マルチフォーマットスイッチャープロセッサー『MVS-8000X』を開発しました。
型名 発売予定日 希望小売価格
マルチフォーマットスイッチャープロセッサー 『MVS-8000X』 2010年夏 未定

なお、本製品は、「NABショー 2010」に出展を予定しています。

主な特長

  1. 3Gbp運用に対応

MVS-8000Xプロセッサーは従来の1.5Gbpsに加えて3Gbpsでの運用に対応しています。これにより入出力数やM/E数を減らすことなくシングルリンクでの3D制作や1080/59.94p運用を行うことができます。

  1. 大規模な運用に対応したアーキテクチャー

『MVS-8000X』は10RUの筺体を採用することでMVS-8000Gのアーキテクチャーを拡張し、最大5M/Eまで対応しています。さらにマルチプログラム2 (MP2)機能を組み合わせることにより、10列分相当のM/Eを利用することができます。
DMEなどとの専用入出力を含め、ビデオ信号の入力は200、出力は100までオプションの選択により拡張できます。
1080iモードでは、各M/E列に8つのキーヤーを装備し、全てのキーヤーにリサイザー (簡易型DME)を標準装備しています。

  1. 全てのMVS-8000シリーズで共通のコントロールパネル

従来からご利用いただいているCCP-8000、6000、9000Aシリーズのコントロールパネルを『MVS-8000X』のコントローラーとしてご利用いただけます。これにより現在と同じ運用手順で3Gbpsでの制作を行うことができます。また内蔵型リニア編集機のプラグインエディターにも対応しています。

  1. MVEシリーズのDMEを利用可能

『MVS-8000X』はMVE-9000かMVE-8000AをSDIで接続することができます。さらにMVE-8000Aは別売のBZDM-8560をインストールすることにより、1080pや3Dでの運用が可能になります。

  1. MVS-8000Gの機能を踏襲し、独自の機能を追加

MVS-8000Gのフレームメモリー、フォーマットコンバーター、カラーコレクションなどの機能のほか、タリー、GPIなどのシステム関連の機能も踏襲し、従来のシステムと高い親和性を保つことができます。またフレームメモリーを16出力(1080iモード)まで対応するなど、『MVS-8000X』ならではの新機能を今後追加する予定です。

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