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2010年11月17日
型名 | 発売日(予定) | 希望小売価格 |
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XDCAMプロフェッショナルメディアステーション 『XDS-1000』 | 2011年3月 | 未定 |
XDCAMプロフェッショナルメディアステーション 『XDS-PD1000』 | 2011年夏 | 未定 |
XDCAMプロフェッショナルメディアステーション 『XDS-PD2000』 | 2011年夏 | 未定 |
リダンダント電源オプション 『XDBK-101』 | 2011年3月 | 未定 |
SSD RAIDドライブオプション 『XDBK-102』 | 2011年夏 | 未定 |
プロフェッショナルディスク 『PFD128QLW』 | 2011年夏 | 未定 |
型名 | 内蔵ストレージ (容量・記録時間*) |
新開発 DCHS Professional Discドライブ | SxSメモリーカード スロット |
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『XDS-1000』 | HDD(1TB・約30時間) | × | ○ |
『XDS-PD1000』 | HDD(1TB・約30時間) | ○ | ○ |
『XDS-PD2000』 | SSD(512GB・約16時間) | ○ | ○ |
XDCAM StationはSxSメモリーカードスロットを標準搭載し、XDCAM メモリーカムコーダー『PMW-500』でSxSメモリーカードに記録したMXFファイル、XDCAM EXショルダーカムコーダー『PMW-350』などで記録したMP4ファイルともに使用可能です。
また『XDS-PD1000』『XDS-PD2000』では、1つの光学ヘッドに2つのレーザーを搭載した新開発 DCHS(Dual Channel Head System) Professional Discドライブを搭載。1層ディスク『PFD23A』・2層ディスク『PFD50DLA』に加え、128GBの記録容量を持ち追記に対応した新開発4層ライトワンス型Professional Disc『PFD128QLW』の記録再生が可能。『PFD128QLW』にはMPEG HD422(50M)コーデックで約4時間の長時間記録が可能です。
『XDS-PD2000』ではSSDを、『XDS-PD1000』『XDS-1000』ではHDDを内蔵ストレージとして搭載し、収録・再生・ネットワーク/ファイルオペレーションを同時に行う「マルチタスクオペレーション」が可能です。これにより、収録・編集・送出・アーカイブとあらゆるコンテンツ制作フローの効率化を実現します。
XDCAM Stationでは、以下の動作を同時に行うことが可能です。
・内蔵ストレージ・Professional Discへの収録
・内蔵ストレージ・Professional Discからの再生
・ネットワークを通じて、MXFファイルを内蔵ストレージにインポート/エクスポート*1
・内蔵ストレージ・Professional Disc・SxSメモリーカード間での素材コピー*1・*2
*1:これらの動作は、ベストエフォートでの動作のため、本体の状態によって、動作時間が異なります。
*2:メディア間での素材コピーは、内蔵ストレージ ←→ Professional Disc、内蔵ストレージ ← SxSメモリーカードとなります。
1-1. ファイルオペレーションとベースバンドオペレーションの両立
XDCAM Stationではファイルオペレーションとベースバンドオペレーションのシームレスな連携を実現します。ベースバンドで記録をしている素材の追っかけ再生、ファイル転送をしている素材の追っかけ再生も可能です。これまでファイル転送を行う場合は、MXFファイルの転送が完了しないと、再生やプレビューはできず、長時間クリップを転送した場合の問題点でした。
XDCAM Stationでは、ファイル転送中のMXFファイルであっても、再生・プレビューを行うことが可能です。また、XDCAM Stationをリニア編集のプレーヤーとすることで、ファイル転送中の素材の追っかけ編集も可能になります。またベースバンド収録中のファイル転送も可能です。
1-2. 内蔵SSDによるノンリニア編集機との連携オペレーション
SSDを搭載した『XDS-PD2000』ではSSDの高速アクセス性を活かし、ノンリニア編集機から内蔵ストレージに記録をされたMXFファイルにダイレクトアクセスし、直触り編集をおこなうことが可能です。また2〜3台のノンリニア編集機から1つのMXFファイルに同時アクセスを行うことも可能で、簡単な編集素材共有も実現し、効率的な編集作業を実現します。
『XDS-PD1000』『XDS-PD2000』では、新開発のDCHS(Dual Channel Head System) Professional Discドライブを搭載し、Professional Discの運用を更に進化させます。
書き換え可能な1層ディスク『PFD23A』(23.3GB)・2層ディスク『PFD50DLA』(50GB)に加え、新開発の追記が可能な4層ライトワンス型ディスク『PFD128QLW』(128GB)にも対応します。
DCHS Professional Discドライブは1つの光学ヘッドに2つのレーザーを搭載。これにより1つの光学ヘッドながら、読み出しはMPEG HD422コーデック(50M)で最高5倍速以上の転送速度を実現します。1レーザー・2光学ヘッドを搭載したXDCAM HD422レコーダー『PDW-F1600』『PDW-HD1500』の約3.5倍速に対して高速化し、ディスクからの更なる高速読み出しが可能になります。
書き込み速度については、4層ライトワンス型ディスクとの組み合わせにおいては高速化を実現し、MPEG HD422コーデックの場合、約3倍速での書き込みを実現します。また、『PFD23A』・『PFD50DLA』に対して、XDCAM HD422レコーダーとほぼ同等性能でMPEG HD422コーデックで約2倍速での書き込みが可能です。
XDCAM Stationでは、SxSメモリーカードスロットを標準搭載します。「SxS-1」「SxS PRO」以外に、メモリースティックアダプター『MEAD-MS01』・SDカードアダプター『MEAD-SD01』もご使用頂けます。
SxSメモリーカードから内蔵ストレージに対しては、MPEG HD422コーデックで最大10倍速以上の転送が可能であり、カムコーダーで収録したSxSメモリーカードの素材を内蔵ストレージに高速にコピー*できます。これにより、収録素材は内蔵ストレージに保存され、SxSメモリーカードは循環させて使用することが出来るようになります。
*:SxSメモリーカードに記録されたMP4/AVIファイルを内蔵ストレージコピーする場合、MXFファイルにラッパー変換されて記録されます。
VTRライクな操作性を実現するためジョグ/シャトルを搭載。ベースバンド収録された素材やProfessional Disc素材は、XDCAMと同様にスムーズなジョグ/シャトルが可能です。
またコントロールパネルでは、XDCAM Stationの内蔵ストレージやProfessional Disc・SxSメモリーカードの素材のリスト表示・サムネイル表示が可能。コントロールパネルに表示される内容は、背面のVGA端子からも出力されます。
その他、内蔵ストレージ・Professional Disc・SxSメモリーカードのメディア間素材コピーを行うことも可能です。
付属アプリケーションソフト「XDCAM Browser」では、本体コントロールパネルと同じようにXDCAM Stationの素材をサムネイル表示します。また、内蔵ストレージ・Professional Disc・SxSメモリーカードのメディア間素材コピーを行うことも可能です。
またXDCAM Stationはネットワーク経由での制御にも対応。「XDCAM Browser」から、記録や再生などが行え、離れた場所にあるXDCAM Stationも制御可能です。
XDCAM Stationではリダンダント電源オプション“XDBK-101”により、電源の冗長化に対応します。スタジオサブやマスターなどでの、より安全な送出運用に対応します。
また『XDS-1000』『XDS-PD1000』に搭載される内蔵ストレージはHDD3基で構成されています。内蔵ストレージはRAID-4を採用し、障害発生時でもデータの修復が可能です。
『XDS-PD2000』の内蔵ストレージはSSD2基で構成されます。高い信頼性を誇るSSDのため、RAIDはオプションにより対応します。SSD RAIDドライブオプション“XDBK-102”を搭載することによりSSD 1基を追加し、RAID-4に対応します。
MPEG TS入出力ボード“PDBK-202”により、DVB-ASI信号の入出力に対応し、MPEG-2トランスポートストリームでの伝送が可能です。デジタルFPUやSNG伝送装置に直接DVB-ASI信号を入出力することができます。
型名 | XDS-1000 | XDS-PD1000 | XDS-PD2000 | |
内蔵ストレージ | HDD 3基 | HDD 3基 | SSD 2基(最大3基)*1 | |
RAID | RAID−4 | RAID−4 | RAID-4(オプション)*2 | |
記録容量 | 1TB | 1TB | 512GB | |
記録時間*3 | 約30時間 | 約30時間 | 約16時間 | |
Professional Discドライブ | 非搭載 | 1基 | 1基 | |
SxSメモリーカードスロット | 2スロット | 2スロット | 2スロット | |
記録再生フォーマット (内蔵ストレージ) |
<記録ファイル形式> MXF OP-1a <記録コーデック> MPEG HD422:50Mbps MPEG HD:35Mbps MPEG IMX:50Mbps DVCAM:25M <再生ファイル形式> MXF OP-1a <再生コーデック> MPEG HD422:50Mbps MPEG HD:35Mbps・25Mbps・18Mbps MPEG IMX:50Mbps・40Mbps・30Mbps DVCAM:25M |
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インターフェース | I/O | 1in・1out | ||
ビデオ | <記録ポート> HD-SDI/SD-SDI/DVB-ASI*4入力:1系統(HD/SD/DVB-ASI切換式) <再生ポート> HD-SDI出力:2系統(うち1系統はスーパー出力可能) SD-SDI出力:2系統(うち1系統はスーパー出力可能) コンポジット出力:1系統 <モニター出力> HD-SDI出力:1系統(スーパー出力可能) SD-SDI出力:1系統(スーパー出力可能) コンポジット出力:1系統(スーパー出力可能) DVB-ASI出力*4:1系統 HDMI出力:1系統(スーパー出力可能) <その他> VGA出力:1系統 |
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音声 | <記録ポート> AES/EBU入力:4系統(BNC) アナログ音声入力:2系統(XLR3ピン) <再生ポート> AES/EBU出力:4系統(BNC) アナログ音声出力:2系統(XLR3ピン) <モニター出力> アナログ音声出力:2系統(XLR3ピン) |
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タイムコード | <記録ポート> タイムコード入力:1系統 <再生ポート> タイムコード出力:1系統 <その他> システムタイムコード入力:1系統 |
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インターフェース |
制御 | <記録ポート> RS-422:1系統(D-sub9ピン/VDCPプロトコル) <再生ポート> RS-422:1系統(D-sub9ピン/VTR・VDCPプロトコル) ビデオコントロール:1系統(D-sub9ピン) <GPI> GPI入出力:1系統(D-sub9ピン) |
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その他 | GenLock端子:1系統 LAN端子:1系統 USB端子:4系統(フロント×1、リア×3) |
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消費電力 | 約125W(定格) | |||
質量 | 約17kg | |||
外形寸法 | 幅:424×高さ:132×奥行:460mm(突起部含まず) |
「XDCAM自動回線収録システム」は、XDCAM StationやXDCAM HD422レコーダー、HDCAMレコーダーなどを収録デバイスとして、タイマー収録を行うシステムソリューションです。
予約内容に従い収録デバイスの制御を行うのと同時に、ルーター制御にも対応します。これまで収録デバイスとルーターの双方を操作しなければいけなかったところが、「XDCAM自動回線収録システム」により予約を行うだけで回線収録を行うことができ、オペレーションミスを軽減し、省力化を図ります。
「XDCAMファイルベース送出システム」は、XDCAM Stationを送出デバイスとして、サーバーライクな送出オペレーションを実現するシステムソリューションです。
ノンリニア編集機で作成された送出用MXFファイルや、XDCAM HD422レコーダーをレコーダーとしたリニア編集室で作成された送出用MXFファイルをOA素材共有サーバーに登録。登録された送出用素材使って、プレイリスト作成端末にて番組ごとのプレイリストを作成。
プレイリストに基づいて送出用XDCAM Stationに転送。XDCAM Stationに転送された送出用素材はタッチパネルに表示され、タッチパネルで簡単に再生や頭出しなどの操作が可能です。