2021年10月20日
新商品
〜本体内蔵の照度センサーが周囲の明るさを検知し、画質設定を自動で調整〜
ソニーマーケティング株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:粂川滋)は、会議室、講堂などでの使用に適した業務用レーザー光源プロジェクター『VPL-FHZ85』(7,300lm*1)と『VPL-FHZ80』(6,000lm*1)の2機種を発売します。
両機は、本体内蔵の照度センサーが周囲の明るさを検知し、画質設定を自動で調整する「アンビアンス機能」を新搭載しています。色鮮やかさを保ったまま映像を明るく見せることが可能な「ブライトビュー機能」と連動して、照明が明るい室内や日中の外光が入る環境でも、色再現性に優れたメリハリのある映像を投写できます。
また、ソニー独自の超解像処理技術「リアリティクリエーション」を改良し、細い文字や線などを強調する「リアリティテキスト機能」を追加しています。写真や映像の鮮鋭感や美しさを再現するだけではなく、文字や図表もより鮮明に投写します。
商品名 | 3LCDレーザー光源プロジェクター | |
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型番 | 『VPL-FHZ85』 | 『VPL-FHZ80』 |
明るさ | 7,300lm(センター8,000lm*2) | 6,000lm(センター6,500lm*2) |
解像度 | WUXGA:1,920×1,200ドット | |
カラー | ホワイト/ブラック*3 | |
発売日 | 2022年1月18日 | |
価格 | オープン価格 |
『VPL-FHZ85』『VPL-FHZ80』は、使用環境に最適化した映像投写を可能にする「インテリジェントセッティング機能」も向上しています。同機能がプロジェクターの使用頻度を常に把握し、実使用時間に応じてレーザー光源出力の制御と冷却システムを自動調整することで、長期にわたり明るさを維持しながら安定した運用が可能です。
また、新たに4K 60P入力にも対応し、ソニー独自の信号処理技術により画像劣化の少ないフルハイビジョン信号に変換して投写できます。4Kコンテンツを分配して他の4Kフラットパネルディスプレイと併用することができ、幅広いコンテンツの投写と運用が可能です。
両機の発売により、教室や講堂、会議室、美術館などの展示施設での使用に適した業務用レーザー光源プロジェクターのラインアップは計10機種となり、5,000lm〜13,000lmの間で8つの輝度値から選べるなど、豊富な商品と性能で、設置環境や用途に合わせた機種選択が可能です。
学校の教室や企業の会議室でも、明るい環境でプロジェクターが使用されるケースが増えています。両機は、本体内蔵の照度センサーが周囲の明るさを検知し、画質設定を自動で調整する「アンビアンス機能」を新搭載しています。入力映像信号をピクセル単位で検出し、各信号レベルに応じてダイナミックに最適な信号処理を行う「ブライトビュー機能」と連動し、色再現性を保持しながらコントラスト感を強化します。明るい環境下でもメリハリのある映像を投写でき、プレゼンテーションの効果を高めます。
入力された映像をリアルタイムで解析し、数千パターンに分類した上で、データベース上に存在する最適な画像(絵柄)と照合します。オリジナルの映像信号がもっていた質感やディテール感、さらに、映像データの編集や伝送で失われてしまった情報までも復元することで、写真や映像の鮮鋭感や美しさを再現します。両機は、細い文字や線などを強調させるモード「リアリティテキスト機能」を追加し、文字資料や表計算資料もはっきり投写することができます。
両機ともに、上下方向にスクリーン全高の70%〜−5%、左右方向でスクリーン全幅の±32%のレンズシフトが可能です。レンズの可動域が大きいことで、投写位置や投写距離の選択肢が広がります。プロジェクターを高い位置に設置して、低い位置へ投写することで、プレゼンターが投写光から受ける影響を減らすなど、より柔軟で効果的な設置が可能です。さまざまなスクリーンサイズ・投写距離に対応できるように6種類のレンズ(別売)も用意しています。
また、プロジェクター設置時の設定情報を、別のプロジェクターにコピーして活用できる「データクローニング機能」を新搭載しており、複数のプロジェクターを設置する際、設定作業の手間を軽減できます。
『VPL-FHZ85』の本体サイズは、従来機比で奥行を約20mm小型化、本体重量を約3kg軽量化し、7,000lm以上のレンズ交換式3LCD レーザー光源プロジェクターにおいて、最少・最軽量*4を実現しています。
プリセットされた4つの「設置場所」モードを切り替えることにより、画質や光源出力レベル、冷却システムを自動的に調整し、使用環境に適した映像の投写が可能です。新たに搭載した本体内蔵の照度センサーおよび「アンビアンス機能」と連動することで、より精度の高い調整を実現します。明るい環境下での文字の視認性を重視した基本設定の「会議室/教室モード」や、より静穏性を重視した「美術館モード」、コントラストを高めたインパクトある画質を再現する「娯楽施設モード」、複数台での投写時において色合わせを最適化した「マルチスクリーンモード」など、さまざまなシーンに適した設定を簡単に行うことができます。「会議室/教室モード」では、プロジェクターの使用頻度を常に把握し、使用状況に応じてレーザー出力を制御することで、長期にわたり明るさを維持しながら安定した運用を実現します。
プロジェクター内部の最新の信号処理技術とソニー独自の「リアリティクリエーション」により、入力された4K 60Pの信号を画像劣化の少ないフルハイビジョン信号に変換して、元の4K映像に近い質感やディテール感で投写できます。また、4Kコンテンツを分配して他の4Kフラットパネルディスプレイと併用することができます。
3LCD方式を採用したソニーのレーザー光源プロジェクターは、光源の寿命が約20,000時間*5と長く、光源の定期交換が不要です。そのため使用済みランプの廃棄物を削減します*6。
また、ソニー独自のレーザー光源ユニット「Z-Phosphor™」により、数秒での起動と瞬時のシャットダウンが可能で、電源ON/OFFにかかる時間を短縮します。電源がONでプロジェクターが使用されていない時に光源出力を絞る「ライト減光モード」や、入力画像に合わせて光源出力を調整する「オートモード」を搭載するなど、消費電力の節減に取り組んでいます。
『VPL-FHZ85』 100万円前後
『VPL-FHZ80』 90万円前後
※「市場推定価格」は、発売前の製品について、市場での販売価格を当社が推定したものです。
なお、製品の実際の販売価格は、各販売店により決定されます。