ソニーマーケティング株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:粂川滋)は、4Kアップグレード*に対応したシステムカメラのエントリーモデル『HXC-FZ90』と、本カメラとの接続に対応するカメラコントロールユニット『HXCU-FZ90』を発売します。
*:4Kアップグレードには有償のオプションソフトウェアが必要となります。
『HXC-FZ90』は、2/3型 4K CMOSイメージセンサーを搭載し、高感度、高画質を実現したマルチフォーマットポータブルカメラです。カメラコントロールユニット『HXCU-FZ90』と光電気複合ケーブルで接続することで、最長350mの信号伝送と給電に対応したカメラシステムを構築できます。標準でHDフォーマットに対応しており、さらに有償のオプションソフトウェアを適用することで、4Kフォーマットに対応します。
高画質・高機能かつコストパフォーマンスに優れたカメラシステムとして、イベント制作、スタジオ制作、スポーツ中継など、さまざまなライブ制作用途で活用できます。
型名 | 発売日 | 希望小売価格 |
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マルチフォーマットポータブルカメラ『HXC-FZ90H』 (カメラ本体のみ) |
2023年冬 | 約2,200,000円(税込) (税別 約2,000,000円) |
マルチフォーマットポータブルカメラ『HXC-FZ90S』 (20倍ズームレンズ、7.4型有機ELビューファインダー付属) |
2023年冬 | 約2,750,000円(税込) (税別 約2,500,000円) |
カメラコントロールユニット『HXCU-FZ90』 | 2023年冬 | 約880,000円(税込) (税別 約800,000円) |
本製品は、カメラ本体のみの『HXC-FZ90H』に加えて、20倍ズームレンズ及び7.4型有機ELビューファインダーを付属したパッケージモデル『HXC-FZ90S』の2モデルを販売します。
『HXC-FZ90』に有償のオプションソフトウェアをインストールすることで、4K信号出力に対応します。HDR/SDRの同時出力も可能です。また、カメラ単体からも12G-SDIまたは6G-SDIでの4K信号を出力でき、スタンドアロン運用にも最適です。
マルチフォーマットポータブルカメラ『HXC-FZ90』とカメラコントロールユニット『HXCU-FZ90』を光電気複合ケーブルで接続すると、最長350mの信号伝送ならびにカメラへの給電が可能です。また、シングルモード光ファイバーケーブルによる接続を行うことで最長10kmの信号伝送も可能となり、フレキシブルなシステム構築が可能です。(シングルモード光ファイバーケーブルでの接続時には、カメラへのローカル給電が必要です)
本機は、HD Trunk(カメラ本体からカメラコントロールユニットへの信号伝送)・HD Prompter(カメラコントロールユニットからカメラ本体への信号伝送)に加えて、Network Trunk機能に対応します。
HD Trunk機能により、『HXC-FZ90』で撮影中のHD映像信号に加えて、本機のSDI端子に入力したHD映像信号を、一本の光ファイバーケーブルでカメラコントロールユニットに同時に伝送できることに加え、Network Trunk機能によって、カメラ機器のネットワーク制御信号もやり取りすることが可能です。『HXC-FZ90』と、カムコーダーなどの光伝送機能を有しないカメラとを組み合わせて撮影する際に、カメラ映像やネットワーク制御信号の伝送用ケーブル敷設作業を軽減するなど、運用状況に応じたシステム構築が可能となります。
4Kイメージセンサーを搭載したことで、フルHDの高画質なデジタルエクステンダー(2倍)を実現します。感度を維持しながら、被写体との距離を近づけた撮影が可能です。
通常のインターカムヘッドセットでの通話に加えて、イヤフォンによる通話が可能です。4極プラグに対応しているため、マイク付きの有線イヤフォンを利用できます。