2023年8月1日
- ソニーのインテグレーション力で上質なエンタテインメント体験の提供をサポート -
ソニーマーケティング株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:粂川滋、以下、ソニーマーケティング)は、株式会社ケン・コーポレーション様(本社:東京都港区、代表取締役会長:佐藤繁/代表取締役社長:中川堅悟、以下、ケン・コーポレーション)、および株式会社Kアリーナマネジメント様(本社:神奈川県横浜市、代表取締役会長:佐藤繁、代表取締役社長:田村剛、以下、Kアリーナマネジメント)が2023年9月29日(金)に開業する「Kアリーナ横浜」(所在地:横浜市西区)に映像や照明、音響や音声に関わる舞台特殊設備を納入しました。
「Kアリーナ横浜」は「すべては『音楽』を楽しむために」をコンセプトにした音楽アリーナです。今回ソニーマーケティングは音楽に特化した「Kアリーナ横浜」ならではのエンタテインメント空間を演出する舞台特殊設備のプロジェクトマネジメントとして、高精細LEDビジョンやハイクラススピーカーおよび舞台照明を含む舞台特殊設備の設計、システム構築、納入までの一連のシステムインテグレーション業務を担いました。
舞台映像設備では、アリーナ内の全体を撮影するリモートカメラ『BRC-X1000』、アリーナ後方のお客様へのフォローに使用するアッパーサービスビジョン(幅約3.5m、高さ約2m 4面)、アッパースタンド最前列のリボンビジョン(横約62.5m、高さ約1m)などを設置しており、加えて、アリーナ各所から接続した持込機材などの多様な映像素材をコントロールルームに設置したライブプロダクションスイッチャー『XVS-G1』に接続することで、12G-SDIに対応したルーティングシステムから上記ビジョン、各所モニターなどへ送出し迫力ある映像演出を実現しています。また、各所ラウンジにはデータプロジェクター『VPL-FHZ91L』やディスプレイモニターのブラビアを導入し、ライブ映像やインフォメーションなどを低遅延・高画質で再生します。
舞台音響音声設備では、音楽に特化した空間づくりにこだわり、L-Acousticsのスピーカーシステムを採用しています。メインスピーカーにK1・K2を使用、その他アウトサイドスピーカーやアッパースタンド向けフォロースピーカーを常設し、会場全体に良質を追求した音響空間を提供します。
また、舞台照明設備では持込機材に耐えうる十分な電源容量を確保し、場内演出を豊かにするピンスポットライト、ムービングライトなどを導入しています。
ソニーマーケティングでは、プロジェクトマネジメントとして運用管理、設備の利用性の向上などについて、要件の取りまとめおよび設備要件定義を行いました。持ち込み機材にも自由度が高く対応可能な電源・回線などのインフラをしっかりと備えながら、 映像、音響・音声、照明などのさまざまな設備の共通化・共有化を行うことで連携も可能です。 またアリーナとしてこだわりある音楽ライブができるシステム設計を行っております。ソニーマーケティングがこれまで、大規模スタジアムやエンタテインメント施設などでのシステム構築で培った知見を生かし、音にこだわった上質なエンタテインメント体験のための空間づくりと、効率的に運用できるシステムの両立を実現しました。
舞台映像設備: | 大型映像装置(アッパーサービスビジョン4面、リボンビジョン1面) BRC-X1000(10)、XVS-G1(1)、VPL-FHZ91L(1)、各諸室モニター |
舞台照明設備: | ピンスポットライト(8)、LEDムービングライトCLAYPAKY HY B-EYE K25(32)、照明調整卓(2)、その他周辺機器 |
舞台音響音声設備: | スピーカー(メイン・アッパースタンド 他)194台、音響調整卓QUANTUM338-WS-NC、移動型ミキサーSD11i-WS、インターカム機器(有線・ワイヤレス)、その他周辺機器 |
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