ソニービジネスソリューション株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：宮島和雄、以下ソニービジネスソリューション）は、この度「MediaMation MX4D™（メディアメイション エムエックスフォーディー）システム※」を、ＴＯＨＯシネマズ株式会社の7劇場に、年内に納入いたします。

　近日上映予定の映画『スターウォーズ/フォースの覚醒』（12月18日公開）などのタイトルも、既存の3劇場を加えた全国10劇場にて、アトラクションのように五感で体感する映画鑑賞スタイルでお楽しみいただけます。

≪対象の7劇場≫
ＴＯＨＯシネマズ 宇都宮（栃木県）、ＴＯＨＯシネマズ ららぽーと船橋（千葉県）、
ＴＯＨＯシネマズ ららぽーと横浜（神奈川県）、ＴＯＨＯシネマズ 川崎（神奈川県）、
ＴＯＨＯシネマズ なんば（大阪府）、ＴＯＨＯシネマズ 西宮OＳ（兵庫県）、
ＴＯＨＯシネマズ 岡南（岡山県）
※既存の3劇場：ＴＯＨＯシネマズ ららぽーと富士見、ＴＯＨＯシネマズ 新宿、ＴＯＨＯシネマズ 六本木ヒルズ

※「MediaMation MX4D™システム」とは、上映される映像に合わせて、客席のシートが前後、左右、上下に動き、ミスト、香り、ストロボ、煙などの特殊効果によって、作品への没入感を高めるエンタテインメント型の映画鑑賞スタイルを実現するものです。3D映像効果と合わせて、観るだけでなく、映像の世界感を体感できる次世代型の劇場を可能とします。

　ソニービジネスソリューションは、映画館での楽しみを広げるソリューションを有する米国MediaMation社のMediaMation MX4D™システムの国内映画市場における独占販売店契約に基づき、2015年より本システムの導入を推進しています。

　ＴＯＨＯシネマズ株式会社では、全劇場においてソニー製デジタルシネマ上映システムを採用いただいていますが、劇場でのさらなるエンタテインメント体験の向上に向け、MediaMation MX4D™システムを今年6月にＴＯＨＯシネマズの3劇場で導入いただいています。先に導入された3劇場では、他のスクリーンと比較し、高い稼働率で興行が行われたことをご評価いただき、今回の追加7劇場など、さらなる「体感型」4Dシアターの導入につながっています。

　ソニービジネスソリューションは、ソニーのプロフェッショナルソリューション事業において、放送局や一般企業、スタジアム、映画館、官公庁や大学など様々な市場に向けて、顧客ニーズに合わせた映像ソリューションを提供しています。映画館に向けたソリューションとしては、2009年以降、国内の映画館のデジタル化を推進し、今日までに約1,000スクリーンのデジタルシネマ上映システムを導入してきました。また、シネマコンプレックスにおける複数スクリーンの上映を集中管理できる「シアターマネージメントシステム（TMS）」や、各システムを安定運用させるためのリモート保守体制を構築し、日々の劇場運営を支えています。3Dが標準仕様となった現在、次の業界トレンドとしての「体感型」4Dの普及に向けて、さらなる映画館でのMediaMation MX4D™システムの導入、対応コンテンツの拡充の両面で、サポートを推進してまいります。

【米国MediaMation社概要】

　MediaMation社は、革新的で先進的なテクノロジーソリューションを、エンタテインメント市場に提供してきました。同社は、4D/5Dモーション・エフェクト・シアターとシートの特許を持ったリーディングサプライヤーでありメーカーです。映画館、テーマパーク、動物園、水族館、博物館、その他に向けた複合的なエンタテインメント・クリエイティブ・ソリューションを設計し導入しています。設計コンセプトから導入まで最新技術の4Dシアターの構築と環境のソリューションを提供します。

■参考リンク：
・ソニービジネスソリューションの「シネマ」ソリューションのご紹介
http://www.sonybsc.com/sbsc/solution/cinema.html