ソニービジネスソリューション株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：宮島和雄、以下、ソニービジネスソリューション）は、全日本空輸株式会社様（本社：東京都港区、代表取締役社長：平子裕志、以下、ANA様）から、SNSリアルタイム速報サービス「Spectee（スペクティ）」を受注しました。

　「Spectee」は、SNS（ソーシャル・ネットワーキング・サービス）に投稿された情報をAIが解析し、必要な情報のみを自動収集するリアルタイム速報サービスです。Twitter、Facebook、Instagram、YouTubeを横断的に検索し、指定された事象に関連が高いテキストや画像、動画をリアルタイムで収集します。画像およびテキストの解析精度が高く、一般的な検索より効率的に情報を収集できることから、報道機関において事件や事故などの速報収集サービスとして高い評価を得ているほか、製品に対する口コミ確認といった企業のマーケティングツールとしても活用されています。

　ANA様では「Spectee」を企業情報収集に活用される予定です。企業活動を円滑に進めるためには、自社に関する情報収集が必要とされます。ANA様ではこれまでもネット検索や自社の情報網を活用して情報収集されていましたが、SNSが発達した現在、膨大な投稿内容を把握することは難しく、情報収集には課題がありました。また、SNSに投稿された内容について、担当者が把握する前にお客さまや報道機関から問い合わせが入るケースも増えており、情報収集のスピード向上も求められていました。今回、SNS上を横断的かつ自動的に検索し、必要な情報のみを高い精度で収集可能な「Spectee」を導入することで情報収集力を強化される予定です。

　ソニービジネスソリューションは今後も「Spectee」の提供を拡大するとともに、幅広い企業への製品、サービス提供で培ったノウハウをもとに、「Spectee」を活用した独自のソリューションを展開していきます。

■関連リンク：
「Spectee」の提供開始について
https://www.sony.jp/professional/News/sbsc_press/2018/20180926.html