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ソニービジネスソリューション株式会社のプレスリリース(アーカイブ)

2019年10月18日

東京都交通局様から都営地下鉄浅草線、大江戸線への無停電電源装置(UPS)納入を受注
大規模かつ長時間の停電に対応するバックアップ電源として、
駅を中心とした43施設へ納入

 ソニービジネスソリューション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:宮島和雄、以下、ソニービジネスソリューション)は、東京都交通局様からリチウムイオン蓄電池を搭載した無停電電源装置(UPS)を受注しました。2023年2月までに都営地下鉄浅草線および大江戸線の主要な駅など43施設に順次納入され、電車の安全運行を支える通信系システムのバックアップ電源として活用される予定です。

 今回納入する無停電電源装置には、株式会社村田製作所(本社:京都府長岡京市、代表取締役会長兼社長:村田恒夫)のオリビン型リン酸鉄リチウムイオン二次電池“FORTELION” (フォルテリオン)が搭載されています。“FORTELION”は正極材にオリビン型リン酸鉄を採用しており、独立行政法人 製品評価技術基盤機構(nite)による安全試験をはじめとして、日本工業規格(JIS)、日本電池工業会規格(SBA)、第三者安全科学機関(UL)の基準に適合した、高い安全性が特長です。
 また、“FORTELION”は15年間(※)使用可能な長寿命を実現しており、その間の交換が不要です。リチウムイオン電池はエネルギー密度が高いため、小型の筐体でも大規模かつ長時間の停電に対応するバックアップ電源供給が可能なことに加え、放電終了後も再充電を行えば、期待寿命やバックアップ可能時間に影響することなく、性能を維持したまま再び利用することができます。
※ソニービジネスソリューション規程の条件下における期待寿命。システムとしての期待寿命は、電源や周辺機器全体で15年間。

 東京都交通局様では、駅施設の無停電電源装置更新にあたり、社会インフラを支える設備としての安全性と長寿命、地下鉄構内という限られたスペースに設置できるコンパクト性を重視されており、数年前からリチウムイオン電池の採用を検討されていました。今回、ソニービジネスソリューションが提案した“FORTELION”搭載の無停電電源装置が、東京都交通局様の求める仕様に合致していたことから、43施設への納入が決定しました。

 昨今の異常気象により、自然災害の被害が甚大化し、鉄道や通信といった社会インフラを支える企業におけるバックアップ電源の重要性はますます高まっています。加えて、バックアップ電源に求められる要件も容量やスペースといった性能面だけでなく、より一層の安全性や環境への配慮など多岐に渡るようになっています。
“FORTELION”は小型で長寿命であるだけでなく、使用時に排気ガスを出さない点など、環境へのニーズにも対応しています。

 ソニービジネスソリューションは、今後も本リチウムイオン蓄電池の普及を推進し、鉄道会社をはじめとした社会インフラ市場に向けて、信頼性の高い電源装置やエネルギー貯蔵装置を提供していきます。

■関連リンク:
ソニー製品サイト 蓄電システム https://www.sony.jp/pro-battery/

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※“FORTELION”は、株式会社村田製作所の商標です。