配信業務の拡大でM2 Liveを活用

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ご担当者の紹介

びわ湖放送株式会社
放送管理局技術部副参事

石橋 香織 様

びわ湖放送株式会社
放送管理局技術部

卯路 純治 様

思い切ったことにチャレンジできる環境とメンバーの向上心

当社は、配信など放送以外の業務を積極的に取り組んでいます。びわ湖マラソンはその1つで、配信業務を昨年に続き獲得しました。一方で、マラソン中継は撮影ポイントが広いエリアで点在しており、FPUの利用や人員のカバーに苦慮していました。そのような背景があり、運用の改善について検討していた際、我々と同じようなマラソン配信でモバイル回線と組み合わせ、M2 Liveを活用した事例記事を見ました。これならば苦慮していたことがカバーできるのではと考え、我々も活用を検討し始めました。

モバイル回線のみで中継を行うことは不安もありましたが、配信であるため割り切って新たなことに取り組みました。失敗を恐れずに思い切ったことができる環境があり、案件が増えている昨今は社内で配信業務の人気も出ています。コンテンツ内容のすそ野が広かったり、その場で世界に発信することが楽しかったりという理由があるのではと思います。M2 Liveの活用が受け入れられたのは、そのような環境と流れがあったからかもしれません。

スイッチャーの知識がなくとも操作でき、コスト抑制にもつながった

思っていた以上にわかりやすく、初見ですぐに使うことができました。スマホということもあり、撮影ポイントで現場対応をした営業部署のメンバーも臆することなく操作できたようです。また、実際にスイッチングを試しましたが、これならば制作の人間も簡単に操作できると思います。慣れも早く、現場のメンバーから便利な使い方を提案してもらったりもしました。放送で重要視されるリターンやシーン機能もある点は、放送局との付き合いが長いソニーさんらしいと思いました。これもシンプルながら使いやすいと感じました。

コスト面では、ケーブルレスなど見えないコストを抑えられた部分があります。また、本来このような規模の中継を行うにはもっと人員が必要で、通常ですと外注しなければいけない分を抑えることができました。

今後も制作フローをカバーするソニーの提案に期待

機能としては、かゆいところに手が届いてほしいと思う部分はいくつかありますが、細かい設定が入りすぎてややこしくなるのも本意ではありません。スイッチャーの知識がほぼない状態でも分かりやすく、触っていたら分かるというのが良かったので、シンプルな操作性は今後も生かしていってほしいです。

ソニーさんには製作のすべてのフローをカバーした提案をしてもらっています。何か相談すれば提案、答えを返してくれて、今後もそのようなサポートを期待しています。

びわ湖放送 様はC3 Portalも導入いただきました。

高校野球の中継・取材で素材伝送
びわ湖放送株式会社