2017年10月16日
ソニーは、11月15日（水）から千葉市・幕張メッセで開催される「2017年国際放送機器展（Inter BEE 2017）」に「Beyond Definition ともに創る。ともに進む。」をテーマに出展します。展示ホール6において、2018年の4K / 8K実用放送に向けて加速する制作環境の充実化を図る商品群やワークフローをご紹介します。また、映像・音声・制御信号をIPで伝送できるIP Live Production Systemや、収録・編集からアーカイブまでをカバーするMedia Backboneをはじめとしたファイルベースソリューションをご提案します。そして、新開発の36×24mmフルフレームCMOSイメージセンサーを搭載したNew CineAltaカメラもご紹介します。ぜひご来場ください。
■ブース展示
【4K / 8Kライブ制作】
新開発1.25型8K イメージセンサーを搭載した8K 3板式カメラシステム「UHC-8300」や4K HDR / HD SDRの同時制作を実現する「SR Live for HDR ワークフロー」などをご紹介します。近い将来、実運用が開始される4K / 8K放送に向けた制作環境の充実化はもちろん、現行の4K/HD制作においても十分に貢献できるソリューションをご提案します。
【カメララインアップ】
新たに開発した36×24mmフルフレームCMOSイメージセンサーを搭載し、9つのイメージャーモードでハイエンドシネマ、CM、ドラマ制作など幅広い撮影を可能にするCineAltaカメラフラッグシップモデル「VENICE」をご紹介します。また、Hybrid Log-GammaによりHDR撮影に対応したXDCAMメモリーカムコーダーや高速性と追従性に優れたファストハイブリッドAF（オートフォーカス）システムを備えた4Kハンディカムコーダーなど幅広いラインアップで展示します。
【ファイルベースワークフロー】
取材素材をモバイル通信で伝送するワイヤレス取材システムや、XDCAM Stationを中心としたファイルベースリニア編集からディスク納品までのワークフロー、新アーキテクチャの採用によるIT機器の点数を削減し信頼性・拡張性・保守性を向上させたオートメーションサブシステム、スタジオサブXDS送出システム、オプティカルディスク・アーカイブを用いたアーカイブシステムなどを提案します。更に撮影の幅を広げるエアロセンス社製有線給電ドローンの展示も行います。
【ディスプレイラインアップ】
微細なLEDを用いた独自開発の高画質ディスプレイ技術を採用し、臨場感溢れる表現が可能な「Crystal LED」やBT.2020対応のピクチャーモニター製品群、拡充したHDRモニターラインアップなど、現在から将来までを見据えたモニタリング環境を展示します。
※新CineAltaカメラ「VENICE」に関するインプレッションを業界関係者が語るセミナーを実施予定です
場所／ソニーブース メインステージ
| Inter BEE 2017 開催概要 | |||
|---|---|---|---|
| 会期 |
|
||
| 会場 | 幕張メッセ 展示ホール1〜8 千葉県千葉市美浜区中瀬2-1 |
||
| 入場 | 無料（登録制） | ||
| ソニー株式会社／ ソニーイメージングプロダクツ＆ソリューションズ株式会社／ ソニービジネスソリューション株式会社ブース |
展示ホール6 No. 6112 | ||
| 主な出展機器＊ |
|---|
|
●8Kカメラシステム
UHC-8300（New）
●マルチフォーマットカメラシステム
HDC-4800、HDC-4300、HDC-2500（4K/HDRプロセッサーボード）
●マルチパーパスカメラ
HDC-P43
●4Kライブカメラシステム
ベースバンドプロセッサーユニット BPU-4800、BPU-4500、BPU-4000
●HDRプロダクションコンバーターユニット
カメラコントロールユニット HDCU-4300 HDRC-4000
●CineAlta カメラ
VENICE（New）、PMW-F55
●ポータブルメモリーレコーダー
AXS-R7
●旋回型4Kカラービデオカメラ
BRC-X1000、IPリモートコントローラー RM-IP500
●ネットワークカメラ
SNC-VB770、SNC-WR630、業務用4K対応ビデオカメラ UMC-S3CA（New）
●マルチポートAVストレージユニット
PWS-4500
●マルチフォーマットスイッチャー
XVS-8000
●4Kメモリープレーヤー
PMW-PZ1
●XDCAMシリーズ
XDCAMメモリーカムコーダー PXW-Z450、PXW-Z150、PXW-Z90（New）、FS7 II、PXW-FS7、PXW-FS5
●NXCAMカムコーダー
XDCAM Station XDS-PD2000 XDCAMドライブ PDW-U2 HXR-NX5R、HXR-NX80（New）
●デジタルスチルカメラ
DSC-RX0（New）
●コンパクトライブスイッチャー
MCX-500
●トランスコード・コピー・ステーション
PWS-300TC1
●ワイヤレスアダプター
CBK-WA100
●ストリーミングレシーバー
PWS-110RX1
●アーカイブ
Media Backbone Navigator X
●モニター
オプティカルディスク・アーカイブドライブユニット ODS-D280U、ODS-D280F オプティカルディスク・アーカイブPetaSite拡張型ライブラリー ODS-L30M テープデジタイズステーション PWS-100TD1
4K有機ELマスターモニター BVM-X300
●プロオーディオ
有機ELマスターモニター BVM-E251、BVM-E171 マルチフォーマット液晶モニター LMD-A240、LMD-A170、LMD-B240（New）、LMD-B170
デジタルワイヤレスマイクロホンシステム DWT-B03R（New）、DWR-R03D（New）、BC-DWX1（New）、ECM-77LM（New）
●Crystal LEDディスプレイシステム
ディスプレイユニット ZRD-1、ディスプレイコントローラー ZRCT-100
●デジタル放送 中継局用 48V直流電源装置
●プロフェッショナルレコーディングメディア
オプティカルディスク・アーカイブカートリッジ、ポータブルストレージ、プロフェッショナルRAID、プロフェッショナルSSD、Pro SDカード
●新規ソリューション
エアロセンス社製有線給電ドローン など
※ 出展機器は主なものを掲載しています。内容は変更になる場合がございます。予めご了承ください。 |
■ブースマップ
■CineAltaセミナー
【会場】 ソニーブース メインステージ
【セミナープログラム】
| 時間 | 11/15（水） | 11/16（木） | 11/17（金） | |||
| 13：20 | 14：00 |
|
|
|
|||
| 15：40 | 16：20 |
|
|
|
【セミナー内容のご紹介】
| CineAltaカメラVENICEによる国内初テストシューティングのインプレッション | ||
|---|---|---|
| 日時 |
|
|
| 概要 |
9月に全世界同時発表され、来春発売予定のCineAltaカメラのフラッグシップモデル「VENICE」。 発売に先立ち、国内初のテストシューディングを撮影監督 山田康介様、カラーグレーディングを株式会社IMAGICA 山下哲司様に実施いただきました。今回のセミナーでは、テストシューティングを通して得られたVENICEのパフォーマンスに関する所感や今後の可能性について、撮影、ポストプロダクションの観点からお話いただきます。 |
|
| 講師 |
株式会社 東宝映画（JSC）山田康介様
日本映画学校を卒業後、株式会社 東宝映画に入社。
木村大作カメラマンに師事し、2011年「神様のカルテ」で撮影監督を務める。 2015年「神様のカルテ2」で第58回三浦賞を受賞。 2017年「シン・ゴジラ」で日本アカデミー賞 最優秀撮影賞を受賞。  株式会社 IMAGICA 山下哲司様
2002年、株式会社IMAGICA入社。
映画のフィルムタイミング、テクニカルコーディネート業務を経て、 2007年より映画を中心としたカラーグレーディングに携わっている。  株式会社Sweet Thick Omelet 小林淳一様（モデレーター）
ぴあ株式会社に入社後、「WEEKLYぴあ」副編集長、
「Invitation」「東京カレンダー」編集長などを歴任。 2017年よりアジアと日本を結ぶ５ヵ国語対応の カルチャー・ウェブ・サイト「A PEOPLE」編集長。  |
|
| CineAltaカメラ VENICEによるトライアルフッテージ「THE DIG」メイキングの現場から | ||
|---|---|---|
| 日時 |
|
|
| 概要 |
来春発売予定のCineAltaカメラVENICEのUS発表イベントに向け、極秘かつ大規模なプロジェクトで制作された「THE DIG」。 今回「THE DIG」のメイキングムービーを制作された株式会社マリモレコーズ 江夏様より、VENICEの新たなフィーチャーが撮影現場でどのように活用されたか、またクルーの所感など現場の空気をそのままに解説いただきます。 |
|
| 講師 |
株式会社マリモレコーズ 江夏由洋様
CM/PVを中心にクリエイティブな映像を生み出しており、その作品はもちろん
常に時代の先端を走る革新的なワークフローも注目を集めている。 TV局でのスポーツディレクター経験から、見る者の感情を揺り動かす映像制作がモットー。  |
|
