福岡PayPayドーム
大迫力のビジョンと
最新鋭の演出システムで
体験価値の最大化をめざす
2023年、球団創設85周年とドーム開業30周年のダブルアニバーサリーイヤーを迎えた福岡ソフトバンクホークス。同年は、運営する『福岡PayPayドーム』(所在地:福岡市中央区)内に設置された大型映像装置『ホークスビジョン』の更新時期でもあり、リニューアルに合わせて左右部分に大型LED表示装置4基と、新たに総合演出システムを納入。2024年2月にシステムを設置し、3月より本格運用が開始されました。
球場内をさらに盛り上げる大迫力の
映像と多彩な演出システムを提案
『ホークスビジョン』は、中央1基と左右2基ずつの4基の5面で構成される、野球場に設置されているものとして世界最大級*の大型映像装置です。ソニーは、左右部分を2010年と2013年に納入し、2019年には中央部分の更新を行うなど、これまで10年以上にわたって事業パートナーとしての関係を構築してきました。今回、左右部分の映像装置を更新するにあたり、これまで各ビジョンの間にあった継ぎ目をなくし、5面のビジョンが一体となった構成を提案。継ぎ目があることでぶつ切り感があった画面がシームレスにつながることで、さらに大迫力の映像表現が可能となる点が評価され採用いただきました。
* 5面合計表示面積約2150.1㎡。屋内施設設置のビジョンとして。福岡ソフトバンクホークス株式会社調べ
5面のビジョンがシームレスにつながる『ホークスビジョン』
また、映像装置の更新に合わせて、ソニーの新たな総合演出システムも提案。MLBでも数多くの納入実績がある送出機材と、各機材のポテンシャルを引き出す運用アプリケーションを採用いただきました。これにより、「データと動画が連動した多彩な演出」が可能に。たとえば選手がホームランを打った際、実際に打つシーンの映像とともに、シーズン第何号のホームランかに加え、打球速度や角度、飛距離などのデータを瞬時にディスプレイに表示する、といったことができるようになりました。2023年のアニバーサリーイヤーに「思い出を、超えていけ。」というキャッチコピーを掲げた福岡PayPayドームにふさわしい、これまでの思い出を超えるような、新たな体験価値の創出を実現します。
ホークスビジョンに表示される映像のイメージ
MLBでも採用されている送出システムを導入したコントロールルーム
福岡PayPayドームならではの
エンタメ体験を求めて
そのほか、過去に導入したスカイスクリーン下のサブスコアボードの改修も行い、サブスコアボード上部には、ドーム内を自動で撮影する4K対応のリモートカメラシステム『SRG-X40UH』を採用いただきました。また、コンコース(球場内回遊通路)には球場内の演出と連動する約260台のディスプレイとビジョンが導入されています。ソニーはこれからも、世界一の球場をめざす福岡PayPayドームとともに、ここでしか体験できない新たなエンターテインメントの創出に向けたさまざまな取り組みを推進し、1人でも多くのお客さまに足を運んでいただけるスタジアムづくりに貢献していきます。
旋回型4Kカラービデオカメラ『SRG-X40UH』
コンコースに設置されたディスプレイとビジョン
写真右:福岡ソフトバンクホークス株式会社 事業統括本部 マーケティング本部 本部長 若山 鉄兵 様
写真左:福岡ソフトバンクホークス株式会社 事業統括本部
マーケティング本部 マーケティング企画部 部長 兼 エンターテインメント推進課 課長 稲永 大毅 様