高精細な映像表現を実現する、フルHD(1,920×1,080ドット)液晶パネルを搭載。高輝度(700cd/m2)(*)、広視野角(水平/垂直方向178度)(*)により、鮮明で視認性の高い映像を再現します。
幅19mmのスリムベゼルを採用。設置空間と調和して、多彩な映像コンテンツによるメッセージを効果的に伝えます。
業務用液晶パネルを搭載したことにより、タテ・ヨコどちらの方向で設置しても同レベルのバックライト寿命を実現しています。タテ・ヨコ両方向に設置可能なので、さまざまな空間で多彩な映像効果を演出できます。ソニーロゴマークは、設置方向に合わせて自動的に画面下中央部に点灯。メニュー画面の位置も、自動的に画面左下の位置(タテ置きの場合は画面下中央)に表示されます。
高解像度、高輝度パネルを実装しながら、液晶材料、フィルムなどの光学設計を最適化することで低消費電力を実現しています。日々の運用コスト削減に効果を発揮します。
使用条件や使用環境により、機内温度が使用条件温度を超えた場合のみ冷却ファンを動作させるため、定常時ではファンノイズが発生しない静音設計です。
画質設定の「ダイナミック」で動作し、明るさを最優先にする機能です(工場出荷時はONに設定)。この機能をOFFにすれば、「ダイナミック」相当の画質に戻ります。明るさ強調機能とECOモードを同時に使うことにより、消費電力を下げつつ画面の明るさを保ちたいときに有効です。
医療用におけるデジタル画像と通信(DICOM)規格のグレースケール標準関数(GSDF)に基づいたガンマ設定が可能です。X線、CT、MRIなどの医療画像参照用ディスプレイとして利用できます。
データ画像や動画のスチル再生など、輝度が変化しない画像を長時間再生したときに生じやすい残像や焼き付きを低減するために、3種類のスクリーンセーバー機能を搭載。運用方法に合わせて選択できます。
(1) 画面全体に一定時間白画像を表示する「オールホワイト」
(2) 白いバーが画面上をスクロールする「スウィープ」
(3) 電源スタンバイ時に画面をリフレッシュする「スタンバイ」:バックライトが消えているため、画面には何も表示されません。消費電力を抑えながら画面をリフレッシュできます。動作時間は30分、1時間から23時間まで1時間ごとに設定できます。動作終了後は、電源スタンバイ状態に自動で移行します。
安心してお使いいただけるよう、FWD-S47H1は、液晶ディスプレイパネルを含む本体の保証期間を「2年間または累積通電時間15,000時間の早い方」に設定しています。
入力信号がないときに、自動的に電源を落として無駄な電力消費を抑える機能です。入力によって、電源が切(スタンバイ)状態になるものと、信号が再度入力されると自動的に電源が入るもの(パワーセーブモード)があります。
ショールームの開館/閉館時間や、ショッピングモールの営業時間などに合わせて、ディスプレイの電源を自動でオン/オフ設定が可能。電源タイマーは、「毎日」もしくは「曜日毎」設定が選択でき、「曜日毎」設定を選択した場合は、定休日のみ電源をOFFにするといった曜日別設定が行えます。
画面輝度を落とすことにより、消費電力を低くする機能です。明るさを2段階でセーブします。
高:標準値から40%以上低減/低:標準値から25%以上低減
ディスプレイ本体のボタン操作を無効にし、リモコン操作のみを有効にする業務用ディスプレイならではの機能です。さらにリモコンも無効にし、本体のREMOTE端子やネットワーク端子経由での操作のみを受け付けるモードも用意されています。
ディスプレイが正常に動作していない場合、スタンバイ・インジケーターの点滅によりディスプレイのトラブル状況を知らせる「自己診断機能」を搭載。
また、現在の入力信号や画質モード、ディスプレイ固有の情報を画面上で確かめられる「ステータス表示機能」を装備しています。
ボタンの形状や大きさ、間隔、配置などの使い勝手を考慮した専用のリモコンを付属。ID MODEボタンで特定のIDを指定すれば、複数台ある中の特定のディスプレイのみをリモコンで操作することも可能です。
3次元色空間でのカラーマネジメントを採用したソニー独自の「True Color Control機能」を実現。画像全体の色調はそのままに、赤、青、緑、黄それぞれ個別に抽出された色のみを調整することができます。各色は、メニューのパレット上で色の濃さ(彩度)と色合い(色相)の調整ができるので、色変化を確認しながら設定することが可能です。ロゴの色や商品のイメージカラーを強調したいというときなどに、特に効果的な機能です。
PC(デジタル/アナログ)画像やビデオ映像 (コンポジット、Y/C、コンポーネント、デジタルビデオ)を一画面に同時に表示できる2画面機能。P&P機能では、左右画面の入れ替えや、画面の大きさのバランスも変えられます。画面の左側でライブ映像を表示しながら、右側では映像に関連する情報を表示するなど、情報量豊富な映像再現が可能になります。
メニューからマルチディスプレイの画面数およびポジションを選ぶだけで、簡単に画面を拡大表示(×2、×3、×4)でき、最大16面までのマルチ画面を構成することが可能です。これにより、映像の演出効果をより高めるダイナミックでスケールの大きい表示が行えます。さらに、表示形式としてタイルモードとウィンドウモードの2種類を用意。コンテンツに応じた使い分けが可能です。
ビデオ会議のモニターとして利用する場合、蛍光灯照明に適した画質にすることができます。
LAN・ WAN・インターネットのWeb画面(IE6.0以上)からディスプレイのコントロール(電源、入力切換、画面調整など)が可能です。また、ディスプレイのステータス、エラー通知を、あらかじめ登録しておいたメールアドレスに送信するメールレポート機能を搭載しています。さらに SNMP(Simple Network Management Protocol)にも対応しています。
オプションボードを追加するだけで実現できる、ディスプレイ一体型簡易デジタルサイネージシステムに対応。
デジタルサイネージアダプター BKM-FW50(別売)をオプションスロットに装着することで、簡易デジタルサイネージが手軽に実現できます。
・メモリーカード(別売)を差し込むだけで再生をスタート。
・ネットワークを利用して、遠隔地のディスプレイへの映像表示も可能。
本体背面の設置スペースに、デジタルサイネージプレーヤー VSP-NS7(別売)をすっきりと一体化設置が可能。設置スペースや設置コストを省くことができます。
専用スピーカーシステムSS-SPG02(別売)は、本体の背面に取り付け一体化できます。画面の横に張り出さず、スマートな外観を実現します。
ディスプレイからのEDID(Extended Display Identification Data)信号により、PCはディスプレイの入力信号規格に合致する最適な解像度の信号を自動判別して出力します。これにより、ディスプレイ側の信号処理回路で解像度変換せずに、より鮮明で高精細な映像を表示できます。