本文へ

法人のお客様>パブリックディスプレイ/デジタルサイネージ>事例紹介>ネットワークプレーヤー事例紹介

事例紹介

株式会社三井住友銀行様
ATMコーナーに設置している液晶モニターへ動画コンテンツを配信
お客様のプロフィール
三井住友フィナンシャルグループの一員であり、3大メガバンクのひとつである三井住友銀行様では、経営理念に掲げている「お客様に、より一層価値あるサービスを提供し、お客様と共に発展する」の体現として、2005年8月より東京メトロ主要駅構内への店舗外ATM(現金自動預け払い機)の設置を開始されました。
導入のきっかけ
三井住友銀行様は、現在は以前と比べて銀行が扱う商品が格段に増え、お客様に対して積極的に情報発信しなければならない時代であるとの考えから、有人店舗でCMなどの映像を流されています。その中で、映像配信の効果は大きなものだという実感をされ、無人の店舗外ATMにも視覚に訴える仕組みが必要だと感じられていました。東京メトロ駅構内のATMには、監視カメラがとらえた映像がネットワークを通じてリアルタイムにデータセンターへ送信、記録される防犯用デジタル画像遠隔記録システムが搭載されています。 今回は、この防犯対策システムで構築された広帯域ネットワークの下り回線に着目し、ネットワークの有効活用およびATMコーナーへの付加価値として、動画コンテンツ配信システムの導入が決定されました。丸の内線・新宿駅構内に設置した最初のATMコーナーから、本システムが搭載されています。
活用方法/効果
監視カメラの映像はネットワークの上り回線を利用して送信され、下り回線は使いません。空いている下り回線を有効活用し、ソニーのデジタルサイネージを利用して動画・音声配信を行うことで、複数の遠隔地に向けた広告映像配信を実現しています。デジタルサイネージには、ネットワークプレーヤーNSP-100が採用され、高品質な映像が配信されています。また、コンテンツの管理や運用はセンター側で一元管理し、プログラム化できるため、特に無人店舗の運用には大きな効果があります。現在CMなどの映像コンテンツのエンコードや、スケジュール管理なども含めた動画コンテンツ配信システムの運用は、防犯用デジタル画像遠隔記録システムとともにソニーブロードバンドソリューション株式会社が請け負っています。東京メトロ駅構内のATM設置はほぼ予定通りに進み、2006年2月現在15拠点で稼動を始めています。さらに地下鉄だけでなく、2月16日に開港した神戸空港にも設置されました。今後の展開としては、交通機関への設置で、映像による広告効果が確認できたため、交通機関だけでなく、大規模商業施設やレジャー・商業スポット・テーマパークなどへの展開を検討していきたいと考えていらっしゃるとのことです。
事例紹介トップへ戻る
ページトップへ