ステージ上でダイナミックなパフォーマンスを繰り広げるメンバーの姿を、カメラマンが立ち入れないステージ前に設置したPTZオートフレーミングカメラが自動で撮影。まるでライブに参加しているかのような臨場感の高い映像撮影を実現しました。
PTZオートフレーミングカメラSRG-A40 2台と、固定でステージ全体を俯瞰するビデオカメラ 1台、計3台のカメラでライブの模様を撮影し、簡易編集した動画コンテンツです。
ステージ正面に配置されたSRG-A40は、センター位置に立つメンバーが入れ替わるタイミングで、Web GUI上からタッチ操作で追尾対象者を切替えるオペレーションでフレーミングを実施。 またステージ前に設置したSRG-A40は、カメラ任せでフレーミング対象を判断させて撮影しています。追尾対象者をロストして、別のメンバーに移ってしまったり、あらかじめセットしたスタートポジションに戻る場面があるものの、いずれもなめらかなカメラワークをするので、見ていて自然な構図での撮影を実現しています。
通常、カメラマンが立ち入れない場所への設置や、迫力あるアングルからの撮影も可能となり、また専用のカメラマンを配置する必要がなく省人化にも貢献するなど、中小規模の劇場での映像配信にあらたな価値を生み出すものとしてご評価をいただきました。
簡易編集したライブ映像の模様
メンバーを追尾するカメラの
オートフレーミング映像
撮影年月日:2023年4月23日
使用機材:SRG-A40×2台 俯瞰撮影用ビデオカメラ×1台