法人のお客様リモートカメラシステム 事例紹介 特定非営利活動法人 日本ブラインドサッカー®協会様

特定非営利活動法人 日本ブラインドサッカー®協会様

概要

特定非営利活動法人 日本ブラインドサッカー®協会様および株式会社TBSアクト様にご協力いただき、男子日本代表トレーニングマッチ「日本-韓国戦」(2023年12月23日開催)、および第21回 アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー®日本選手権「決勝戦」(2024年3月9日開催)において、SRG-A40を用いたテスト撮影を行いました。

コートサイドに設置されたカメラがPTZオートフレーミング機能を使って選手の姿を自動で撮影。ドリブルで長い距離を全力疾走する選手の姿を捉え続ける様子や、中盤の激しい争いをカメラが追う様子などにご注目ください。一方、ゴール前で敵味方が入り乱れ、多人数で混戦となるシーンではしばしば被写体のロストが発生するなど、改善すべき課題はありますが、被写体の切り替えやフレーミングのリスタート操作を外部制御機器を用いて運用することでカバーしています。
※ PTZオートフレーミング機能は人物を追いかける機能であり、ボールを追いかける機能はありませんのでご注意ください

なお、3月9日に開催された日本選手権では、障がい者の社会参加促進を目的とし、下肢障がい者がリモートカメラを遠隔操作して撮影を行うための実証実験も同時に行われました。

男子日本代表トレーニングマッチ
(日本 vs 韓国)

日本選手権
(パペレシアル品川 vs free bird mejirodai)

撮影年月日:2023年12月23日 / 2024年3月9日
使用機材:SRG-A40

現場イメージ

特定非営利活動法人
日本ブラインドサッカー協会
事業運営部大会運営グループ
宮島様

お客様コメント

特定非営利活動法人 日本ブラインドサッカー®協会は「ブラインドサッカー®を通じて視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現すること」というビジョンを掲げ事業展開をしており、これまでにも試合映像配信の際には、障がいの有無に関わらず視聴を楽しめるようなさまざまな取り組みを実践してきました。
今回活用させていただいた遠隔でのカメラ操作技術や、PTZオートフレーミング機能などのAI技術を活用することで、従来視聴する側でしかなかった障がい者が、これまで決して間口が広いとは言えなかった制作側にも参画できるようになる、という新たな可能性を感じました。今後のさらなる発展に期待しています。

※ 写真は車椅子使用者である宮島様が遠隔カメラを操作をしている様子です

※「ブラインドサッカー」は特定非営利法人 日本ブラインドサッカー協会の登録商標です

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