高精細な4Kネットワークカメラの映像を記録し、高精細な監視・モニタリングに貢献します。また、ソニーの4Kネットワークカメラの4Kならではの撮影機能と連携した記録が可能です。一例として、4Kで撮影した画面内から、注目したい領域を指定し、VGA解像度で最大4カ所、フルHD解像度で最大2カ所の映像を切り出せる「インテリジェントクロッピング機能」との連携では、切り出した映像と全体の俯瞰映像をフルHDで記録することで、画像全体を4Kで記録する場合に比べ、帯域を抑制し記録容量も削減できます。このように、4Kネットワークカメラならではの機能を最大限に生かすことで、高精細な映像による分析と効率的な運用をサポートします。
スタンダードエディションに比べ、より大規模なシステムを構築できます。複数のレコーダーを統合して管理し、最大4096台のカメラを監視・録画する大規模なシステムを構築可能です。
カメラのコントロールやシステムの管理、遠隔監視を行う「クライアントソフトウェア」を3種類用意し、無償提供します。お客様の利用環境に合わせてお使いいただけます。
・監視作業に便利な機能を多数搭載し直観的な使い勝手を実現したPC用「スマートクライアント」
・インストール作業が不要でWebブラウザー上で利用可能な「Webクライアント」
・いつでもどこからでもライブ/録画映像にアクセス可能な、スマートフォンやタブレット用「モバイルクライアント」(*)
初年度(アクティベート後1年間)のソフトウェアアップデートプランは製品に含まれています。ソフトウェアアップデートプランを購入することで1年間継続的なサポート(最新の機能追加、他社製品を含めたカメラ新機種対応など)を受けられます。
WindowsベースのPOS端末や各種制御装置の画面をスクリーンキャプチャーし、カメラと同じように録画できます。ネットワークカメラで撮影した映像と共に、付加情報も確認でき、監視の精度が高まります。例えば、電車の運行管理システム図を画面上に表示し、その他の監視映像と同じ画面上で同期させることで、システムの全体俯瞰を効率的に行えます。
壁一面に複数のディスプレイを並べて沢山のカメラ映像を分割表示するような、ビデオウォールシステムを実現できます。一例として、大規模商業施設の通路を監視する中央管理室のようなコントロールルームにおいて、どのディスプレイにどこのカメラ映像を映し出すかを、1つのPC画面から集中制御できます。その際の操作性もシンプルに設計しており、コントロール画面の地図上に配置されたカメラアイコンを、ディスプレイにドラッグするだけで、表示したい映像の切り替えが可能です。重要な映像を効果的に共有することで意思決定を速やかに行うことができます。
一般的に映像をモニタリングするクライアントPCの台数が増え同時アクセス数が増えると、それに比例しネットワーク帯域が必要となります。本製品は一つのデータを複数クライアントに送るマルチキャスト配信に対応しており、クライアントPC台数に依存せず帯域を大幅に抑え、効率的な伝送が可能です。
システムを構成する録画サーバー、マネージメントサーバーのCPU/メモリー/ネットワーク使用率、カメラの通信状態などを遠隔監視することが可能です。システムが大規模になるとカメラやレコーダーの数も増え、それらの動作確認が重要となります。本機能では、システムが正常に稼働しているかどうかを常に管理できます。
カメラライセンスを追加購入することでカメラ数を増設できます。標準で32台、ライセンス追加時は最大100台。
内蔵ハードディスク4TBを使用した場合、32TB(4TB×8)のストレージを構成可能です。この容量は、フルHDネットワークカメラ16台の映像を約5か月の長期間保存が可能です。(*)
本体に内蔵されたRAID機能により、記録映像をハードディスク障害から守ります。対応するRAID形式は次の通りです。
RAID0、RAID1、RAID3、RAID5、RAID10、RAID1E、RAID30、RAID50、RAID6、RAID60
本体にHDMI端子を装備しており、専用のPCを介さず、レコーダーのみでカメラ映像のモニタリングを実現できます。最大解像度は4096×2160です。