高精細な4Kネットワークカメラの映像を記録し、高精細な監視・モニタリングに貢献します。また、ソニーの4Kネットワークカメラの4Kならではの撮影機能と連携した記録が可能です。一例として、4Kで撮影した画面内から、注目したい領域を指定し、VGA解像度で最大4カ所、フルHD解像度で最大2カ所の映像を切り出せる「インテリジェントクロッピング機能」との連携では、切り出した映像と全体の俯瞰映像をフルHDで記録することで、画像全体を4Kで記録する場合に比べ、帯域を抑制し記録容量も削減できます。このように、4Kネットワークカメラならではの機能を最大限に生かすことで、高精細な映像による分析と効率的な運用をサポートします。
複数のレコーダーを統合して管理し、最大288台のカメラを監視・録画するシステムを構築可能です。
複数レコーダー(Master/Slave構成)についてはこちら
カメラのコントロールやシステムの管理、遠隔監視を行う「クライアントソフトウェア」を3種類用意し、無償提供します。お客様の利用環境に合わせてお使いいただけます。
・監視作業に便利な機能を多数搭載し直観的な使い勝手を実現したPC用「スマートクライアント」
・インストール作業が不要でWebブラウザー上で利用可能な「Webクライアント」
・いつでもどこからでもライブ/録画映像にアクセス可能な、スマートフォンやタブレット用「モバイルクライアント」(*)
初年度(アクティベート後1年間)のソフトウェアアップデートプランは製品に含まれています。ソフトウェアアップデートプランを購入することで1年間継続的なサポート(最新の機能追加、他社製品を含めたカメラ新機種対応など)を受けられます。
WindowsベースのPOS端末や各種制御装置の画面をスクリーンキャプチャーし、カメラと同じように録画できます。ネットワークカメラで撮影した映像と共に、付加情報も確認でき、監視の精度が高まります。例えば、電車の運行管理システム図を画面上に表示し、その他の監視映像と同じ画面上で同期させることで、システムの全体俯瞰を効率的に行えます。
カメラライセンスを追加購入することでカメラ数を増設できます。標準は16台、ライセンス追加時は最大32台。
内蔵ハードディスク4TBを使用した場合、24TB(4TB×6)のストレージを構成可能です。この容量は、フルHDネットワークカメラ16台の映像を約3か月の長期間保存が可能です。(*)
本体に内蔵されたRAID機能により、記録映像をハードディスク障害から守ります。対応するRAID形式は次の通りです。
RAID0、RAID1、RAID3、RAID5、RAID10、RAID1E、RAID30、RAID50、RAID6
本体にHDMI端子を装備しており、専用のPCを介さず、レコーダーのみでカメラ映像のモニタリングを実現できます。最大解像度は1920×1200です。
<ご注意>
HAW-SIBUの本体の映像出力端子での動画表示性能には処理能力上の限界があります。4Kなどの高解像度、高フレームレートや多分割でのライブモニタリングを行う場合は本体でのライブモニタリングを行わず、クライアントPC上でライブモニタリングを行うことを推奨します。以下の試験結果を参考にしてください。
■本体のHDMI出力端子でライブモニタリングを行い、録画、ライブモニタリングが正常に行えたコーデック設定、Smart Clientの分割数。クライアント接続なし。HDMI出力解像度は1920×1080ピクセル。
・条件1.
カメラ数:9台、コーデック設定:1920×1080/H.264/5FPS/1Mbps、全カメラ常時録画
→Smart Client 4分割表示
・条件2.
カメラ数:9台、コーデック設定:1280×720/H.264/5FPS/1Mbps、全カメラ常時録画
→Smart Client 6分割表示
・条件3.
カメラ数:9台、コーデック設定:640×480/H.264/10FPS/512kbps、全カメラ常時録画
→Smart Client 9分割表示