16チャンネルのアナログ入力インターフェースを標準装備しています。アナログカメラ、ネットワークカメラの双方を直接接続することができるため、既存のアナログカメラを生かしつつ、新規増設分にはネットワークカメラを利用するなど、アナログ監視システムからネットワークカメラシステムへのシームレスな移行が可能です。
NSR-1000シリーズは、HDMI端子を標準装備し、1,920×1,080ピクセルのフルHD解像度で映像を表示できます。1,280×960ピクセルの解像度を持つメガピクセルカメラの映像や、VGA解像度のカメラ6台分の映像をほぼ実解像度で表示することができるので、従来にはない高精細な映像監視が可能です。
大容量の内蔵HDDに加え、拡張ストレージユニットNSRE-S200(別売)を7台まで増設することで、データ記録容量を最大9.9TBまで拡張できます。
NSRE-S200は、2TB(*1)のハードディスクを内蔵。接続インターフェースにSerial Attached SCSIを採用し、高速なデータ転送が可能なほか、RAID5による高信頼性を実現しています。
カメラのIPアドレス設定、登録、モニタリング画面へのカメラの割り付けなど、ネットワークカメラ特有の設定を自動化しました。また記録設定についても、あらかじめ決められた内容であれば、スケジュール記録か動体検知によるアラーム記録かを選択し、スケジュール記録の場合にはデータ保存期間を入力するだけで設定が完了します。アナログ映像監視システムに比べ煩雑だった各種設定が簡単に行え、管理者の負担を大きく軽減します。もちろん、あとから設定内容を変更したり、はじめから手動で各種設定を行うことも可能です。
レイアウトエディターを使用して簡単にオリジナルの画面レイアウトを作成することができます。地図や見取り図などを使った背景上の任意の場所にモニターフレームを設定することがきるほか、カメラなどの画像をアイコンとして画面上に配置することもできます。
カメラとNSR-1000シリーズで分散処理を行うことにより高度な画像処理機能を実現する「DEPA(ディーパ)」に対応。単に動体を検知するだけでなく、画面上を人や車が右から左に移動した場合のみアラームを発生するなど、より高度なアラーム検知が可能です。
ソニー製ネットワークカメラ/カメラサーバーのほかに、他社製ネットワークカメラ/カメラサーバーもサポート。
対応機種については下記を参照ください。
⇒ネットワークカメラレコーダー/Realshot Manager対応機種一覧表
・デュアルストリーム機能に対応し、ネットワークカメラから、モニタリング用にはMPEG-4の映像を、記録用にはJPEGの映像を受け取ることなどができます。
・スケジュール記録をしながら動体検知やセンサー入力によるアラーム発生点のマーキングが可能。再生時の映像検索が容易です。
・音声記録に対応し、ネットワークカメラに接続されたマイク(別売)の音声を記録することができます。
・メガピクセルカメラのライトファンネル機能に対応し、低照度環境でも高感度な映像記録が可能。
・記録済みの映像に対し、動体検知などによる映像検索を行うオブジェクト検索機能を搭載。
・専用のクライアントソフトウェア(無償)を使用することによりネットワーク上のパソコンからNSR-1000シリーズに接続されたカメラの映像モニタリングや、記録済み映像の検索、再生のほか、各種設定の変更などが可能です。
・ユーザーごとに5段階の権限設定が可能なほか、カメラごとのアクセス権を設定することができます。また、複数台のNSR-1000シリーズを運用する場合には、マスターサーバーに設定したNSR-1000シリーズのユーザー設定を共有することができます。
・侵入者などの検知に便利な動体検知機能を搭載しています。
・画面内の特定部分を塗りつぶしなどで覆い隠し、マスキングするプライバシーマスキング機能を搭載しています。マスキングは、パン・チルト・ズームなどのカメラ動作にも追従します。
・CD-R、DVD-RおよびUSBメディアなどに記録映像を書き出すことができます。