NSRシリーズはネットワークカメラに対応したハードディスクレコーダーです。JPEGまたはMPEG-4によりネットワークカメラの映像をイーサネット経由で記録することができます。また、パン・チルト・ズームに対応したカメラであればこれらの動作をNSRシリーズから制御することができます。
カメラとNSR-50で分散処理を行うことにより高度な画像処理機能を充実する「DEPA(ディーパ)」に対応。単に動体検知するだけでなく、画面上を人や車が右から左に移動した場合のみアラームを発生するなど、より高度なアラーム検知が可能です。
オプションのカメラサーバーSNT-V704を使用することによりアナログカメラの画像もネットワーク経由での記録が可能です。
大容量ハードディスクを内蔵。最大約430GB(*1)のデータ記録容量を持ち、長時間記録が可能。16台のカメラ画像を1fps(*2)で(VGA、JPEG:1フレームあたり約31KB、1日16時間記録の場合)約半月分記録することができます(*3)。
スパニング(*1)とRAID 1に対応し、高信頼性を実現。RAID 1で使用した場合、仮りにハードディスクのうち1台が故障した場合でも、システムの継続運用が可能(*2)。また、本体内に内蔵されたフラッシュメモリーにシステムソフトウェアおよび各種設定を記憶することにより、システムソフトウェアに異常が発生した場合でも、迅速にシステムを復旧することができます。さらに、UPS(無停電電源装置)(*3)にも対応し、システムとしての高い信頼性を実現しています。
最大32台のカメラを接続可能。また、トータルフレームレート240fps(*)で、VGA(640×480)、JPEG標準画質(1フレームあたり約31KB)の画像を記録でき、自然でなめらかな高画質記録を実現しています。
NSRシリーズはCIFSに対応。CIFSによりNSRシリーズに接続された外部NASにも映像を記録できますので、大容量システムへの拡張も容易です。ネットワーク対応型レコーダーならではの柔軟なシステム拡張性を実現します。
キーボード/マウスによる操作のほか、オプションのリモートコントロールユニットRM-NS10を使用することにより、キーボードやマウスを使わずジョイスティックと各種ボタンによる操作ができます。また、画面構成も等分割画面を基本とし、従来型レコーダーと違和感無く使用できます。
●マニュアル記録、スケジュール記録、アラーム記録などの多彩な記録モードをサポート。
●専用コントロールソフトウェア「RSMコントローラー」を用いることにより、遠隔地のPCからNSRシリーズに接続されたカメラの映像をモニタリングしたり、NSRシリーズの制御を行うことができます。1台の「RSMコントローラー」から複数台のNSRシリーズをモニタリングしたり、制御することも可能です。
●CD-R、DVD-Rおよびコンパクトフラッシュメモリカードなどに記録映像を書き出すことができます。
●画面内の特定部分を塗りつぶしなどで覆い隠し、マスキングすることができます。マスキングはパン・チルト・ズームなどのカメラ動作にも追従します。プライバシー保護などに適しています。
●侵入者などの検知に便利な動体検知機能を搭載し、人や車など、画面内の動体を検知することができます。