ネットワーク(10BASE-T/100BASE-TX)を介してコンピューターからWebブラウザーを使って、見たい部分を、見たい大きさにコントロールし、カメラの高画質ライブ映像をモニタリングできます。最大毎秒30フレーム(JPEGまたはMPEG-4のシングルコーデック)でモニタリングできます。また、1台のカメラ映像を20ユーザーまで同時アクセスすることができます。圧縮方式(映像コーデック)にはJPEG/MPEG-4/H.264の3 方式を採用しています。用途に応じて、1つの方式に限定する「シングルコーデック」またはJPEGとMPEG-4の2つの方式を同時に動作させることができる「デュアルコーデック」を選択できます。
パン/チルトともに最大300度/秒の高速で駆動します。パンは360度エンドレス回転、チルトは、−90度-0度の範囲で動作可能です。また、光学18倍×デジタル12倍=最大216倍の高倍率ズーム機能を搭載しています。
PCカードスロットへワイヤレスカードSNCA-CFW1(別売)やSNCA-CFW5(別売)を挿着することで、無線(IEEE802.11bまたはIEEE802.11g)でカメラの映像を送信することができます。
16種類のパン/チルト/ズーム位置(プリセット位置)を記憶することができます。また、5種類のツアー機能(自動パン/チルト、ズーム動作)をプログラムすることができます。記憶したプリセット位置は、外部センサー入力や内蔵の動体/不動体検知機能と連動して動作させることができます。
撮影映像中の動く物体を検知する「動体検知機能」と、撮影映像中の物体が一定時間留まったことを検知する「不動体検知機能」を搭載し、インテリジェントな検知で映像を監視できます。
ソニー製レコーダー用ソフトウェア(RealShot Manager)またはレコーダー(NSRシリーズ)で分散処理を行うことにより高度な画像処理機能を実現するDEPAを採用しました。単に動体を検知するだけでなく、画面上に設定したライン上を人や車が右から左へ移動した場合にアラームを発生するなど、より高度なアラーム検知が可能です。監視時におけるオペレーターの負荷軽減や映像検索の効率化が実現できます。
暗いところでは、IRカットフィルターを外して感度を上げることが可能です。低照度環境でも周囲の状況を確認することができます。
<ご注意>
NSRシリーズおよびRSMシリーズへの対応は、2008年春を予定しています。