赤外線照射機能を搭載し、照度0ルクス環境下での撮影が可能(*)で、夜間の河川監視や踏切監視の用途で活用いただけます。
新規開発の画像処理エンジン採用により、720p(1280×720ピクセル)のHD映像を、60フレーム/秒(*)のフレームレートで出力できます。HDの高精細感に加え、60フレーム/秒のスムーズでなめらかな映像で監視でき、鉄道や道路などの監視のほか、河川監視や災害監視などにも適しています。また、映像圧縮方式はJPEGおよびH.264に対応しています。
新開発の“Exmor”CMOSイメージセンサーの採用とノイズリダクション機能の改善により、最低被写体照度を従来機種に比べ大幅に向上、0.03ルクス(カラー)というHD対応ネットワークカメラとして業界トップクラスの最低被写体照度を実現しました。低照度環境下でもノイズが少ないクリアな映像で監視ができます。
高速信号読み出しが可能な“Exmor”CMOSイメージセンサーの特長をいかし、1フレーム内でシャッタースピードが異なる4枚または2枚の画像を合成(*)。同時に明暗部コントラスト補正機能(VE:ビジビリティーエンハンサー)を組み合わせることで明部および暗部の視認性を飛躍的に向上させる技術がView-DRです。屋内から明るい屋外を撮影するような逆光状態で効果を発揮し、光が強く白とびしている屋外の建物や、光が弱く黒く沈んでいる部分の人物の顔や車のナンバープレートなども見ることができます。SNC-VM602Rでは、感度向上による暗部のノイズ感減少や階調補正処理の見直しによる明部の精細感向上によって、よりナチュラルで見やすい映像へと進化しました。
画面上に仮想的に引かれたライン上を一定方向に通過した人や物体を検知したり、置き去り検知、持ち去り検知などが可能な“DEPA Advanced(ディーパアドバンスド)”機能のほか、カメラ妨害検知機能や顔検出機能など、インテリジェントなアラーム機能を搭載、効率の良い映像監視を実現します。
◆Easy Focus(イージーフォーカス)機能
設置時のフォーカス調整をアシストするEasy Focus機能を搭載。カメラ本体のボタンまたはWebブラウザーからの操作で、フォーカスの自動調整を行うことができます。カメラ設置時におおまかなフォーカス調整をしておけば、あとは簡単にフォーカスの自動調整ができるので、カメラ設置時の手間を軽減することができます。
◆Easy Zoom(イージーズーム)機能
カメラ本体のボタンまたはWebブラウザーからの操作で、ズーム倍率を変更し撮影範囲を調節することができます。
対応のスマートフォンであればスマートフォンのブラウザーからカメラにアクセスし、映像を確認できます。
人や車など動体の撮影時にブレを少なくする「動き優先」、撮影対象に動きが少ない場合にノイズ低減を優先する「低ノイズ」など、状況に応じて複数の画質設定項目を自動的に設定できるピクチャーモードを搭載。設置・設定時の手間を軽減します。
ネットワークカメラに必要とされるさまざまな機能を標準装備しています。
・JIS保護級IP66基準で屋外設置可能(指定の設置方法に従った場合)
・ヒーター内蔵により広範囲な環境温度対応が可能
・音声双方向通信に対応
・SDカードスロットを搭載しエッジストレージでの映像記録が可能(*1)
・ポール設置時などに映像への振動の影響を軽減できるイメージスタビライザー機能を搭載
・PoE/PoE Plus(IEEE802.3at準拠)、AC24V、DC12Vの3電源方式に対応(*2)
・アナログ映像出力(BNC端子)を標準装備
・“ONVIF”対応