オフィスセキュリティ
次世代セキュアオフィス環境に不可欠な監視システムをネットワークカメラが実現。
CTC大崎オフィス/開発センター 外観
伊藤忠テクノソリューションズ(以下CTC)様は、2007年1月、CTCの一大拠点として大崎オフィス/開発センターを開設し、東京地区に分散している合計6ヶ所のオフィスから約2,300人を集結しました。大崎オフィス/開発センターは、最先端の情報インフラを活用することで、セキュリティと利便性を両立させた"次世代セキュアオフィス環境"を実現しています。その一端を担う監視システムには、ソニーのネットワークカメラが導入されています。
総務部ファシリティマネジメント課 課長 横瀬 裕 様
2007年1月15日に開設したCTC大崎オフィス/開発センターは、ICカードによる入退室管理、生体認証システム、シンクライアント「Sun Ray」などにより、強固なセキュリティ対策を行っています。監視システムも"次期監視システム"として構築されました。
ソニー製ネットワークカメラを導入した経緯について、総務部ファシリティマネジメント課課長横瀬 裕様にお話を伺いました。
「大崎オフィス/開発センターには、セキュリティと利便性を両立したCTC独自の情報インフラとして、"次世代セキュアオフィス環境"を導入しています。監視システム用のインフラもその一環として、IPネットワークを採用しました。IPネットワークを活用したシステムには、カメラ台数を容易に増加できるなど、システム拡張に柔軟に対応できるという利点があります。
また、導入する監視用カメラの台数がかなりの数にのぼることも分かっていましたので、全カメラがとらえる大容量画像データを一元管理でき、かつ長期間の保存が可能であることを要件として、システムの選定に入りました」(横瀬課長)
「ソニー製品を選択した理由は、ネットワークカメラから専用レコーダー、大容量ストレージ、画像閲覧用PCで使用するアプリケーションまで、すべてソニー製品で構築できることと、導入から運用・保守までを網羅するトータルコーディネート力を評価したからです。 霞が関本社オフィスの監視システムにもソニー製ネットワークカメラを導入しており、その実績からも問題はないと判断しました」(横瀬課長)
大崎オフィスには、各オフィスやサーバルーム、倉庫などの出入口にネットワークカメラが多数設置され、24時間365日稼働しています。すべての映像データは専用レコーダーに記録され、大容量データストレージにデータアーカイブとして長期間保存されます。
「専用レコーダーや大容量ストレージの記録映像は、必要に応じて画像閲覧用PCで確認します。カメラの台数が多いのでたいへんなデータ量になりますが、検索や閲覧の操作は比較的簡単です。映像品質も鮮明で、十分に満足できるクオリティだと思います」(横瀬課長)
最後に、今後の展開についてお尋ねしました。
「CTCの東京地区における拠点は、霞が関本社オフィスと大崎オフィスのほか、開発拠点が数ヶ所存在しています。現在、監視システムの運用は各拠点ごとに管理しているのですが、将来的には、霞が関本社オフィスで一括管理したいと考えています。」(横瀬課長)
ソニーは今後とも、製品からシステム運用・保守までをトータルで提供することで、CTC様の次世代セキュアオフィス環境づくりをサポートして参ります。
各オフィスの出入口にカメラを設置
受付など、来訪者へのセキュリティにも活用