コーデックはHDCAM-SRと同じMPEG-4 SStP(Simple Studio Profile)を採用、SR-Lite/SR-SQ/SR-HQの3モードを選択できます。用途に応じた運用で、幅広い分野のコンテンツ制作が行えます。
各入出力系統は3G-SDIデュアルリンクに対応し、RGBの3Dやキーソース/フィルの同期収録にも対応します。また、HD/2Kの個別素材の4チャンネル同時録再も可能です。さらに、HD/2Kの4チャンネルを同期させることにより、4K(3840×2160,4096×2160)制作にも対応します。SR-1TS55の場合、SR-Liteモード・59pで約1時間の4K記録が可能です。
SR-R1000は標準で1系統の出力ボードを搭載しています。さらにオプションの入力ボードまたは出力ボードを最大で3枚まで装着できます。
3入力+1出力や、4出力など、用途に応じた構成が可能です。
[オプションボード]
・入力ボード「SRK-R201」
・出力ボード「SRK-R202」(1枚はSR-R1000に標準搭載)
従来のVTRの操作スタイルを継承、スムーズな運用をサポートします。
選択したファイル全体のコピーに加え、IN/OUT点を指定した上での部分ファイルコピーも可能です。
ソニーVTR/DISKプロトコルやVDCPに対応し、スローコントローラーから各チャンネルを独立して制御が可能で、ライブ中継でのスロー再生に対応します。
各チャンネルで、16チャンネルの非圧縮オーディオ(24bit、48kHz)に対応、高音質記録に対応します。
各種変換出力に対応、下記から選択して出力することができます。
・カラースペースコンバート(4:4:4 ⇔ 4:2:2)
・プログレッシブインターレース変換(1080p⇒1080i)
・ダウンコンバート(Edge Clop、Letter Box、Squeeze)
GbEポートを2系統搭載、ネットワークを介してのファイル転送および書き込みが可能です。SDIでの記録再生をしながらの同時ファイル転送も可能です。また、オプションにより10GbEネットワークインターフェースを使用した、より高速なファイル転送も可能となります。
【マルチチャンネル同時録再が可能】
4系統のSDIインターフェースを装備、SRMemoryによる高速ランダムアクセスとリムーバブルメディア運用を実現し、マルチチャンネルのスタジオ収録やプレイリスト生成が可能です。撮って出し、スローリプレイに対応します。
【ネットワーク機能を装備】
GbEネットワークインターフェースを標準装備、SDI記録再生をしながらSRMemoryに記録したファイルをFTP転送することができます。オプションにより、10GbEネットワークインターフェースを使用した、より高速なファイル転送も可能となります。
【ノンリニア編集に対応】
ネットワーク経由でのファイルインジェストに加え、SDIと9ピンコントロールでさなざまなノンリニア編集に対応。