ソニーストア札幌の佐藤、挨拶。
2021年12月に発売以来、大人気のα7 IV。
「現在α7 IVをご購入をお考えのお客様」や「既にα7 IVは購入したものの、どのレンズを買ったら良いかを迷っているお客様」向けに、おすすめのレンズを紹介していく。
ソニーストア札幌の石岡、挨拶。
普段、ソニーストア店頭でも「純正レンズだと何がいいの?」という質問をよくいただく。
純正レンズのポイントは下記3つ。
① 解像性能
② AF性能
③ 動画性能
近年、カメラのボディの性能は飛躍的に進化し、高画素化とAFの高速化、動画撮影機能の向上などお客様にとっても分かりやすい変化が次々と起こっている。
純正レンズはカメラ本体の進化を見据えて設計されており、α7 IVのブリージング補正機能や、α1の30枚/秒高速連写など最新の機能にも対応できる。カメラとレンズを同じメーカーで作っているからこそできること。
本日は、静止画作例や動画作例を通して、純正レンズの良さも伝えていく。
ソニーストアがおすすめするレンズ3選を3パターンに分けて表示。
【αが初めてのお客様におすすめレンズ3選】
【ネクストステップにおすすめレンズ3選】
【Vlog動画撮影におすすめレンズ3選】
まずは、【αが初めてのお客様におすすめレンズ3選】について紹介していく。
テーブルの上に3つの実機が並んでいる。
最初の1本の定番標準ズームレンズSEL24105G(FE 24-105mm F4 G OSS)、
明るく綺麗なぼけ味 単焦点標準レンズSEL55F18Z(Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA)、
高解像を小型・軽量で実現 大口径超広角単焦点レンズ SEL20F18G(FE 20mm F1.8 G) の3本。
まず、α自体初めてという方への最初の王道の1本は SEL24105G(FE 24-105mm F4 G OSS)。
このレンズは撮影時に使用頻度が高い広角24mmから中望遠105mmまでをカバーし、レンズ1本でスナップから人物、風景、ウェディングなど多彩な撮影シーンに対応する標準ズームレンズ。
広角24mmで撮影した、島と橋を背景に鳥が飛び立っている作品を表示。
αcafeより「青空飛行」というα7 IIとSEL24105G(FE 24-105mm F4 G OSS)で、広角24mmで撮影した作品。島と橋をきちんと背景におさめつつ、手前の鳥にピントがしっかりあっており、ダイナミックな構図になっている。
続いて、αcafeより「休日の朝」というα7 IVとSEL24105G(FE 24-105mm F4 G OSS)で撮影した、クッションに猫が横たわってこちらを見ている作品を表示。
焦点距離は68mmで、ペットや人物撮影にも使いやすい画角。ネコちゃんの愛らしさが際立っている。
最後に望遠の105mmで撮影した、オレンジ色のユリを接写した作品を表示。
αcafeより「家の中でユリ」というα7 RIIIとSEL24105G(FE 24-105mm F4 G OSS)で撮影した作品。大輪のユリを存在感たっぷりに撮影した美しい作品で、ここまで寄ることが可能。
SEL24105G(FE 24-105mm F4 G OSS)は最短撮影距離0.38m、最大撮影倍率0.31倍を達成した優れた近接撮影能力により、花や生物など、小さな被写体に近づいて撮影できる。
1本で幅広く使え、大活躍のレンズ。さらに、光学式手ブレ補正機構を搭載で手持ち撮影をサポート。高速、高精度なAF駆動で静止画動画問わずカメラ本体の良さを生かしながらオールラウンドに活躍してくれる。
ソニーストア直営店でもα本体と合わせて最初の1本で購入される方が多い人気のレンズ。
次にSEL55F18Z(Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA)を紹介。
簡単に背景をぼかし、美しい写真が撮影できるため大変人気のある単焦点レンズ。
このレンズは、理想的なレンズ性能を求めてソニーとツァイスが共同開発した高性能レンズである「ツァイスレンズ」のうちの一本。
αcafeより「朝さんぽ」というα7CとSEL55F18Z(Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA)で撮影した、犬の顔を画面いっぱいにとらえた作品を表示。
ワンちゃんの瞳にしっかりピントが合っていて、柔らかく背景がぼけている。
続いてαcafeより「スポットライト」という、薄暗い山の斜面にある切り株の苔に光があたっている様子をとらえた作品を表示。
α7 IVとSEL55F18Z(Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA)で撮影した作品。
日の光が切り株の断面を照らしている様子がとても美しい。背景がぼけることで、切り株部分がより際立って見える。
このレンズは大口径F1.8の絞りにより、フルサイズならではのぼけ味を生かした望遠風の撮影から、遠近被写体を生かした撮影など、多彩な表現が可能。また、夕暮時や室内撮影など、手ブレや被写体ブレしやすい環境下でも明るいレンズが威力を発揮する。なめらかで静粛性の高いフォーカシングも魅力の1本。
次に、SEL20F18G(FE 20mm F1.8 G) を紹介。
Gレンズならではの美しく自然なぼけ描写が可能で、発売以来大変人気のあるレンズ。
αcafeより「山上の大河」という、広い草原の山の上に広がる満天の星空を撮影した作品を表示。
α7 IIIとSEL20F18G(FE 20mm F1.8 G)で撮影。富士山の上に架かる天の川が大変美しくとらえられている。超広角で開放F値1.8の明るさ、高い点像再現性で、風景や夜景、特に星景撮影に威力を発揮するレンズとして人気。
続いて、メーカー作例でα7R IVとSEL20F18G(FE 20mm F1.8 G)で撮影の、咲きかけの赤い花を接写した作品を表示。
最短撮影距離0.18mという高い近接能力を備えているため、花を美しいぼけで撮影する用途などにも向いている。
さらに、ジンバルやグリップに装着しやすい小型・軽量設計なので街歩きでのスナップ撮影にも便利な1本となっている。
次に、α7 IVユーザーへ【ネクストステップにおすすめレンズ3選】を紹介していく。
テーブルの上の実機3本を指し示す。
高解像と鮮鋭感を追求 大口径広角ズームレンズ SEL1635GM(FE 16-35mm F2.8 GM)、
高解像性能と美しいぼけ描写 大口径望遠ズーム SEL70200GM2(FE 70-200mm F2.8 GM OSS II)、
焦点距離600mmまでをカバー 超望遠ズームレンズ SEL200600G (FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS)の3本。
最初にSEL1635GM(FE 16-35mm F2.8 GM)を紹介。
ソニーのレンズでは最高級のシリーズG Master。
高解像と美しいぼけを両立させるG Masterは、プロの方からの支持も非常に高い、最上位のレンズシリーズ。
目の前に広がる光景を、画面隅々まで鮮鋭に捉え、ズーム全域F2.8の大口径広角ズームレンズSEL1635GM(FE 16-35mm F2.8 GM)。
αcafeより「world of ice」というα1とSEL1635GM(FE 16-35mm F2.8 GM)で撮影した、巨大な氷のブロックが重なる風景作品を表示。
広角16mmでダイナミックかつシャープに目の前の情景を描写している秀逸な一枚。
続いて、αcafeより「陽光を浴びる前に」というα7R IVとSEL1635GM(FE 16-35mm F2.8 GM)で撮影した、枯葉に霜が降りている様子をとらえた作品を表示。
葉には小さな氷がちりばめられており、美しい被写体を印象的に引き立ち、滑らかで美しいぼけ味が表現されている。
次に、SEL70200GM2(FE 70-200mm F2.8 GM OSS II)を紹介。
SEL70200GMの進化版として、2021年11月の発売以来大変な人気を誇るレンズとなっている。
メーカー作例でα1とSEL70200GM2(FE 70-200mm F2.8 GM OSS II)で撮影した、男性が砂を巻き上げビーチボール目掛けて飛び上がっている瞬間をとらえた静止画を表示。
G Masterならではの高い描写力に加え、進化した新次元のAF性能により、決定的瞬間を逃さない高い操作性を備えつつ、世界最軽量を実現している。
さらに、ズーム時もレンズの長さが変わらないインナーズーム方式の採用や重量バランスの最適化で、優れた取り回し性も兼備。
また、純正レンズに使用できる1.4倍、2.0倍のテレコンバーター(別売)にも対応し、最長400mmまでのAF撮影が可能。
ブリージングなども徹底的に抑え、静止画・動画の両方で表現者のこだわりに応えている。
αcafeより「冬を彩るチューリップ 〜 江の島サムエル・コッキング苑より」という、淡くぼやけたイメージのピンク色のチューリップを撮影した作品を表示。
α7R IVとSEL70200GM2(FE 70-200mm F2.8 GM OSS II)で撮影。
こちらは解放値F2.8の柔らかくおおきなぼけで美しいチューリップが描写されている。最大撮影倍率0.3倍の優れた近接撮影能力も魅力で、1本で幅広い表現を楽しめる。
ネクストステップにおすすめレンズで最後のレンズとしてSEL200600G(FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS)を紹介。
メーカー作例でα7 IVとSEL200600G(FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS)で撮影した、森の中の鳥をとらえた静止画を表示。
α7 IVに搭載された待望の機能、鳥のリアルタイム瞳AFを活用しているので、鳥の瞳にしっかりとピントが合っている。純正レンズはα本体の進化を踏まえて開発されているので、α本体の機能を最大限発揮することが可能。
αcafeより「来冬を知る」というα7 IVと SEL200600G(FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS)で撮影された、雪の中で顔を出しているエゾリスをとらえた作品を表示。
難しい環境でもしっかりピントがあって可愛らしいエゾリスの顔を捉えている。
α7 IVでは、動物の瞳認識精度も向上し、犬や猫のような顔立ちをした動物の横顔や、寝転がって逆さまになった状態でも瞳を追随し続ける。
さらに、α7 IVは動画撮影時の動物のリアルタイム瞳AFに対応したのも嬉しいポイント。
α7 IVについては望遠レンズと組み合わせではもちろん、APS-C/Super 35mmモードに切り替えることで、約1400万画素にはなるが、さらに被写体を大きく撮影することが可能なので、より野鳥撮影に向いたカメラになっている。
また、α7 IVでは、像面位相差AFが使える絞り値の上限はF22とα7 IIIのF11から大幅に進化したため、本レンズで2倍のテレコンバーター使用時も位相差AFを楽めるようになった。テレコンバーターを活用して使い方を拡充できるのも純正レンズのメリット。
続いて、α7 IVユーザーへ【Vlog動画撮影におすすめレンズ3選】。
テーブルの上の実機3本を指し示しながら紹介していく。
Vlog〜映像作品まで活躍 広角単焦点レンズ SEL20F18G(FE 20mm F1.8 G)、
柔らかく自然なぼけ表現 大口径広角単焦点レンズ SEL24F14GM(FE 24mm F1.4 GM)、
高い近接撮影能力も魅力 大口径広角単焦点レンズ SEL35F14GM (FE 35mm F1.4 GM)。
まずは、SEL20F18G(FE 20mm F1.8 G)。
先ほど、【αが初めてのお客様におすすめレンズ3選】で静止画の作例を表示しながら紹介していたが、動画撮影、特にVlog撮影に人気なので再度の登場。
SEL20F18G(FE 20mm F1.8 G)の動画のメーカー作例を流しながら紹介していく。
大口径超広角20mmという画角と開放F値1.8の明るさ、高い点像再現性で、風景や夜景、星景撮影に威力を発揮。
滝のような風景、夜景から、最短撮影距離0.18mと寄れるため、インテリアや花、草も背景をぼかしながら撮影することが可能。
フルサイズの超広角大口径レンズながら約373gという圧倒的な小型・軽量化を実現。コンパクトなEマウントボディと合わせたときの携帯性にも優れ、機動力が必要とされるシーンやジンバルやグリップに装着した状態での動画撮影など、さまざまなシチュエーションに最適。
佐藤がグリップに装着したカメラ実機を手持ちしながら説明。
次にSEL24F14GM(FE 24mm F1.4 GM)を紹介。
静止画撮影、動画撮影ともに人気のレンズ。
メーカー作例でα7 IVとSEL24F14GM(FE 24mm F1.4 GM)で撮影した、山を背景に棚田が広がる静止画を表示。
画面全域の高い解像性能に加え、最新の光学設計による高い点像再現性など、風景・星景撮影に求められる優れた描写を実現。
同じくメーカー作例としてα7R IIIとSEL24F14GM(FE 24mm F1.4 GM)で撮影した、店内にて三輪車のインテリア商品をメインにとらえた静止画を表示。
遠近感を生かし背景を大きくぼかす大口径広角レンズならではの表現が、被写体を際立てる。
福田が手持ちした実機レンズを操作しながら説明。
フォーカスホールドボタンや絞りリングの搭載により、即時性の高い操作を実現。クリックのON/OFFはスイッチで切り換え可能。ON時は、どのくらい絞りを動かしたかを体感できるので、静止画撮影に便利。OFF時は、絞りをシームレスに変化させることができ、動画撮影に最適。静止画はもちろん、動画撮影におすすめの1本となっている。
次に、【Vlog動画撮影におすすめレンズ3選】最後のレンズとしてSEL35F14GM(FE 35mm F1.4 GM)を紹介。
メーカー作例でα7 IVとSEL35F14GM(FE 35mm F1.4 GM)にて、外で微笑む花嫁を撮影した静止画を表示。
35mmという使用頻度の高い焦点距離で、G Masterならではの圧倒的な高解像を開放F値1.4から実現し、柔らかく自然なぼけ表現が楽しめる。
α7 IVで撮影したSEL35F14GM(FE 35mm F1.4 GM)の動画のメーカー作例を紹介。
リアルタイム瞳AFがしっかり効いている。きちんとAFが食いついてくれるので構図などに集中でき、動画のクオリティーが上がる。
現在はマスクをする機会も多いが、マスク装着などの顔の一部のみの被写体に対しても、α7 IVはα7 IIIよりも約30%高精度に瞳を捉えてくれる。
光学式5軸ボディ内手ブレ補正機能に加え、カメラに内蔵した高精度な手ブレ補正ユニットとジャイロセンサー、アルゴリズムにより動画時の手ブレ補正効果を向上させる「アクティブモード」も搭載しており、安定した動画撮影が可能。
SEL35F14GM(FE 35mm F1.4 GM)は、XDリニアモーターによる高速・高精度・高追随かつ静粛なAF駆動に加えて、高い信頼性・操作性を備えており、静止画・動画を問わずさまざまなシーンで撮影を楽しめる1本となっている。
今回動画撮影におすすめで紹介した3モデルを、テーブルに用意された実機で見せながら説明。
この3モデルは、絞りリングの搭載により、即時性の高い操作を実現。クリックのON/OFFはスイッチで切り換え可能。ON時は、どのくらい絞りを動かしたかを体感できるので、静止画撮影に便利。OFF時は、絞りをシームレスに変化させることができ、動画撮影に最適。静止画はもちろん、動画撮影におすすめの仕様となっている。
最後に、ソニーの純正レンズだとここがいいというポイントと例を紹介する。
純正レンズのポイントは改めて ①解像性能 ②AF性能 ③動画性能。
このレンズの性能がカメラの機能を100%引き出してくれる。
特に、最近は静止画に加え動画撮影をされる方が増えており、動画撮影においては、録画中にズーミングやフォーカシングをしても、画面が安定して表示されるという性能が求められるようになってきた。
純正レンズでのカメラ本体の性能を最大限引き出す例を紹介する。
先ほど紹介したSEL35F14GMで撮影の、微笑む花嫁の静止画を再度表示。
α7 IVにはフォーカシング中の画角変動を抑え、よりよい表現をサポートする「ブリージング補正機能」が備わっている。動画を撮影される方には嬉しい機能だが、これは対象の純正レンズでしか機能しない。
実際の動画作例を流しながら説明。
女性が部屋の奥側で本を読んでおり、手前に花束が見えている作例。
左側の作例がブリージング補正機能なし、右が補正機能ありの映像となっている。
ブリージング補正ありだと、画角が全く変わらないことがわかる。
動画を撮影される方にとっては嬉しい機能。
ブリージング補正・AFアシスト対応レンズの一覧を表示。
このブリージング補正機能は、α7 IVと一覧にあるソニー純正レンズでのみで利用可能な機能となっている。
今回紹介のレンズでは、SEL55F18Z, SEL200600G以外のレンズはすべて対応している。
BODYの性能を最大限に引き出す純正レンズは、BODYの進化を見据えて作られるためできることとなっている。
長くずっと使うレンズだからこそ、純正レンズがおすすめ。
ソニーストアでレンズ購入の際に有料にて提供している「αあんしんプログラム」の案内を表示。
① レンズ長期保証のご優待
② 下取/買取金額5%増額
③ 清掃点検サービス優待
④ αアカデミー受講料10%OFF
全国のソニーストア直営店舗を表示。
ソニーストア銀座
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詳しくは「ソニーストア店舗」で検索。
すべてのαBODYとEマウントレンズのお試しが可能。
また、「αじっくり体験会」という30分の時間枠を事前予約いただくことで、待ち時間無く、スムーズにかつじっくりと体験が可能。
店頭での接客、もしくはご自宅から電話・オンラインでのご相談が可能。
αアカデミーの案内を表示。
全国5か所αプラザにある校舎及びオンライン校にて講座を行っている。
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詳しくは「αアカデミー」で検索。
※上記情報はYouTubeの概要欄にすべてURLを掲載している。