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使いかたガイド

会話形式で学ぶ!サイバーショット豆知識

このページでは、「〜したいけど、どうしたらいいの?」「これって何?」「〜ができなくなってしまった」
そんなデジタルスチルカメラ サイバーショットに関する素朴な質問に対する答えを、会話形式でご紹介します。

料理やスイーツをおいしそうに撮りたい!(ズーム撮影編)

スイーツを大きく撮りたいので、ズームをしてみましたが、全体的に画像がぼやけています。まったくピントが合っていないみたいです。

ズームをして撮影するときに、ひとつ注意しなければいけない点があります。

それは、ズームするとレンズの先端から被写体までの最短の撮影距離(ピントが合う距離)が遠くなるということです。

被写体から少し離れるとピントが合いやすいということですね。

ズームについてまとめると以下のようになります。
DCR-RX100M3を例にあげて説明します。

この表では、ズームレバーを動かした場合の、「写るものの大きさ」と「ぼけ具合」、「何センチまで寄ることができるのか」の関係性を表しています。

W
ワイド端(広角側)
T
テレ端(望遠側)
小さい 写るものの大きさ 大きい
小さい ぼけ 大きい
5cm 何センチまで近寄れるか 30cm

上記「何センチまで近寄れるか」については、DCR-RX100M3での値になります。

背景をぼかしたい場合は、ぼかしを強調できる「Aモード」での撮影がおすすめです。
「Aモード」の詳細については、下記ページをご確認ください。

料理やスイーツをおいしそうに撮りたい!(Aモード [絞り優先モード] 撮影編)

上記表のように、ズームして撮影する際は、被写体と距離を取る必要があります。

そうだったんですね! もっと大きく写そうと、はりきって近寄ってしまいました。

…。
なかなか難しいですね。
モニターに集中しすぎて、ピントが合っているかどうかもあやふやになってきました。

シャッターボタンを半押しした状態でピントが合っていないと、画面の左下の緑の●が点滅して知らせてくれますよ。

あ!本当だ!
そういわれてみると点滅しています。

その場合は、一度被写体から離れて、徐々に近づきながら「ピピッ」となる位置を探してみましょう。

ピントが合う位置を見つけました!ケーキに四角い枠が付きました。

でも、何度か試してみると、ケーキにピントが合ったり、花のほうにピントが合ったりします。確実にケーキにピントを合わせたい場合はどうすればいいですか?

初めにケーキを中心にして、ピントを合わせます。

シャッターボタンを半押ししてください。ピントが合うと「ピピッ」と音がして、緑の枠が現れます。

シャッターボタンを半押ししたまま、被写体からの距離を変えないように注意しながらカメラを動かして、構図を決め、シャッターボタンを深く押し込みます。
この操作を「フォーカスロック」と呼んでいます。
フォーカスロックをマスターすれば、確実に狙ったほうをメインに撮影できますよ。

うまくできました!
逆に、花をメインにしても、また違った雰囲気の写真になりますね!

より確実に被写体にピントを合わせたいときには、[フォーカスエリア]の設定を変更して撮影する方法もあります。

MENU→(撮影設定)→[フォーカスエリア]で、[中央]に設定を変更すると、自動的にモニター中央付近の被写体にピントが合うようになりますので、そこから「フォーカスロック」して好みの構図で撮影することが可能です。

いろんなパターンで撮影して、コツをつかんでくださいね。

ピント合わせの位置を固定できるなら、より簡単にできますね。
試してみます。ありがとうございました!

ワンポイントアドバイス
ワンポイントアドバイス

以下のときは、ピントが合いにくい場合があります。

被写体と背景が同化して見える場合

ガラス越しの被写体

高速で移動する被写体

点滅する被写体

逆光になっている被写体

鏡や発光物など反射、光沢のある被写体