このページでは、サイバーショットを海辺で使用する際の、注意点、撮影方法、使用後のお手入れ方法をご説明します。
デジタルカメラにとって、海辺は、カメラの天敵がたくさんあります。
「楽しい思い出を撮影するはずが、カメラが壊れてしまって嫌な思い出に。」ということがないように以下の注意点を確認しておきましょう。
水
波打ち際は、予期せぬ水しぶきがカメラにかかる可能性があるので注意が必要となります。
波が高くなってきたり、近くで水をかけあっている人がいる場合は、撮影を中断して待避しましょう。
砂、ホコリ
レジャーシートや、テーブルへ直にカメラを置いていると、風で砂やホコリが舞ってカメラ内部に侵入する可能性があります。使用しない場合は、かならずバッグに収納しておきましょう。
直射日光(高温になる場所や、車に置きっぱなし)
炎天下の車中の温度は、50℃〜70℃付近まで上昇すると言われています。
カメラは、身の回りの貴重品とあわせて持ち歩くようにしましょう。
油(日焼け止めクリーム・サンオイルなど)
日焼け止めや、サンオイルなどを塗ったあと、そのままカメラを触ると、液晶画面に油分が付着して液晶画面が見えにくくなります。手を洗うなど油分を落としてから撮影しましょう。
衝撃(落下など)
砂浜や水中で落下させてしまうと、部品の隙間に砂が噛み込んだり、カメラ内部に海水が浸入して故障の原因となりますので、付属のストラップに手を通して撮影しましょう。
海辺で夏っぽい被写体をただ撮るのではなく、順光や逆光など、光の方向や当たりかたを意識しながら、撮影してみましょう。
順光
太陽などの光源がカメラの背後にあることを順光といいます。
晴れた日の海と空
海と空の色をしっかり出したいなら晴れた日の順光で撮影しましょう。
太陽を背にして撮れば、コントラストがくっきりとなります。
逆光
太陽などの光源が被写体の背後にあることを逆光といいます。
キラキラと輝く海
逆光では、太陽が海に反射して、キラキラと光る波が撮れます。
夕暮れシーン
夕暮れ時なら被写体はシルエットになり、全体的にモノトーンの仕上がりになります。
カメラを海辺で使用したら、帰宅後にかならずお手入れをおこないましょう。
防水カメラの場合
カメラ本体を水洗後に、水分をよく拭き取り、風通しの良い日陰で充分に乾かしてください。
次に、バッテリーやSDカードを挿入する蓋を開けます。裏ぶたには、ゴム製の防水パッキンがあります。このパッキンが傷んでしまっていては、カメラ本体に水分が浸入してしまうので、パッキンの周りに砂が噛みこんでいないか確認して、こちらも拭いておきましょう。
防水カメラではない場合
本体に付着した塩分をよく拭き取っておきましょう。
カメラのお手入れに関しての詳細はこちらのページをご覧ください。